【鰤】ブリテン【典】at CLASSICAL
【鰤】ブリテン【典】 - 暇つぶし2ch550:名無しの笛の踊り
06/06/18 03:39:57 Hf0znwk1
なかなか伸びないのでアゲついでに

佐藤功太郎氏も亡くなった。記憶が定かではないが10年ぐらい前に新宿文化センターで
ニ期会がアルバート・ヘリング(タイトルロールは錦織健)を上演したときの
指揮者は佐藤氏だったような気がする。

今さる人物の資料を見てみると83年に「真夏の夜の夢」を指揮している。

551:名無しの笛の踊り
06/06/24 17:24:33 M9UdKwsQ
Albert Herring
Gloriana
Elegy for Viola Solo

552:名無しの笛の踊り
06/06/27 09:27:20 8YKMZDWi
AGE

553:名無しの笛の踊り
06/07/02 11:18:10 E1Nr+qFd
切り込み隊長キボン

554:名無しの笛の踊り
06/07/03 19:02:13 94eEXmAf
カンティクル第1番「愛した者はわがもの」Op.40
子守歌のお守り Op.41
カンタータ「聖ニコラス」Op.42
バラード・オペラ「乞食オペラ」Op.43
春の交響曲 Op.44



555:名無しの笛の踊り
06/07/08 03:27:08 Cqmf73ZC
今日19時からインターネットラジオでヴァイオリン協奏曲(独奏:五島みどり)と
シンフォニア・ダ・レクイエムの放送あり。

URLリンク(classicradio.hp.infoseek.co.jp)

556:名無しの笛の踊り
06/07/13 17:56:48 Nfc6SKSC
>>555 自己レス

紹介しておいて自分では忘れてて聴けなかった。


557:名無しの笛の踊り
06/07/19 10:35:07 qVePCGqq
>>554

切り込み隊長のようにはコメントできないなぁアゲ

558:名無しの笛の踊り
06/07/21 08:04:59 KxdGM1Vk
みなさん来ましたよ! ユニバーサルのサイトより

今年アニヴァーサリー・イヤーを迎えるのはモーツァルトやショスタコーヴィチ
だけではありません。イギリスの国民的な作曲家、ベンジャミン・ブリテンも
今年没後30年を迎えました。彼は作曲家としてだけでなく、指揮者、ピアニスト
としても活躍しましたが、その殆どの録音がデッカ・レーベルに残されています。
今回、指揮者として、そして作曲家として、という2つの側面からブリテンに
スポットライトを当てて彼の偉大な業績を振り返りたいと思います。9月発売では
指揮者編を、10月発売では自作自演集を、そして11月には彼の最大の業績とも
言えるオペラ(日本未発売を含む)を発売致します。

559:名無しの笛の踊り
06/07/23 04:09:21 hzeEg8jB
オペラ売れるかな?

560:名無しの笛の踊り
06/07/24 19:55:09 TLl/AmMT
すいません。教えてください。
「青少年のための管弦楽入門」ですが、はじめの部分はパーセルの
アブデラザールのロンドがテーマになっていて、
その次の変奏の部分も同じくパーセルの変奏らしいということはわかりました。
お聞きしたいのはその次のピッコロから入っていくフーガの部分なんですが、
この部分もパーセルのアブデラザールからとっているテーマなのでしょうか?

561:名無しの笛の踊り
06/07/24 21:18:55 PATT+EFC
>>560

ブリテンの作曲したテーマです。前半の変奏の部分も各楽器の部分では,私には
最初のパーセルのテーマとはずいぶん違ったものに聴こえますが。

562:名無しの笛の踊り
06/07/24 23:40:28 EoMGTYUP
>>561
20世紀の変奏曲だからそんなものでは。

563:名無しの笛の踊り
06/07/29 11:44:14 qCUPh0pc
切り込み隊長が見えられるまで保守するであります!

564:名無しの笛の踊り
06/07/29 12:26:13 BxPBdxYr
DFDスレの住人です。
せめて「戦争レクイエム」まではスレ保守してくださいよw

565:名無しの笛の踊り
06/07/30 21:24:43 eOIQCChv
切り込み隊長どこ逝った?

566:名無しの笛の踊り
06/08/01 21:58:51 cPrv8+0f
春の交響曲ならかなりコメントできるのだが・・・それ以外は切り込み隊長の
ようにはできない。

567:名無しの笛の踊り
06/08/06 16:26:09 kFSybMZG
切り込み隊長の帰還を願い、保守…
ところでKathleen Ferrierでイメージ検索をかけると目の保養になってお薦め。
意外にもブリテンと写った写真は少ない模様。

568:名無しの笛の踊り
06/08/06 18:48:45 LJBEyKkh
イメージ検索ってどうやるの?

569:名無しの笛の踊り
06/08/06 18:54:02 06UdfjmZ
ここで調べたい単語入力して検索
URLリンク(www.google.com)

570:名無しの笛の踊り
06/08/07 00:05:53 jIIocLVY
>>569

サンクス。ついでにいろいろ試した。

571:名無しの笛の踊り
06/08/16 21:58:15 IeivGDGv
保守

572:名無しの笛の踊り
06/08/19 20:05:05 Sd6s+GeY
ブリテン初心者です。
ようやくこのスレ全部読みましたが、とても素晴らしいスレですね。
とても参考になりました。
『フランク・ブリッジの主題による変奏曲』聴いて好きになったのですが、
個人的にはシェーンベルクなんかに近いものを感じたりしました。
シェーンベルクの影響などは実際に指摘されたりするのでしょうか?
初心者の戯言ですので、大目に見てくれれば幸いですけど。

573:名無しの笛の踊り
06/08/19 20:08:51 yhsrUuI0
おれは、「フランク・ブリッジ変奏曲」で
ショスタコの交響曲14番を思い出した。

574:名無しの笛の踊り
06/08/23 02:07:57 MEiiKLaf
指揮もうまかった。

575:名無しの笛の踊り
06/08/23 05:51:31 FC1M+a/9
>>572 
若い頃にイギリスを出てアルバン・ベルクに弟子入りしようとして周囲に猛反対され、
結局それはかなわぬ恋に終わったとかいう話を聞いたことが。
新ウィーン学派は若き日の憧れだったのかも。

576:名無しの笛の踊り
06/08/26 11:01:13 EZHfT0Bt
没後30周年記念でユニバーサルから出るCDは「国内盤」ということに
なっているんだけど,ライナーノーツや歌詞対訳はあるんでしょうかね?
廉価版だから無理かな?それとも昔のレコード(全部が既出なのかどうかは
定かではないけど)のものをコピーして付けるのでしょうかね。

知っている人いますか?

577:名無しの笛の踊り
06/08/26 11:32:00 Cg4vwIpq
>>576
山尾敦史氏のブログによれば、声楽曲・オペラは全曲歌詞・対訳付とのこと。

>指揮者編と自作自演の器楽作品・声楽曲編は1枚1,200円(2枚組は2,400円)、
>オペラはあの膨大な和訳が付くため1枚2,200円(2枚組4,400円)。

ただし、オペラは一枚辺りの単価はそれ以外と比べて高くなるようだ。
ライナーについては新規かどうかは知らない。

578:名無しの笛の踊り
06/08/26 12:12:48 EZHfT0Bt
>>577

レスどうも有難うございました。さっそく山尾氏のブログに行って来ました。

7/27の情報ですね。スリーブノートを山尾氏が書くようですね(とまでは
言ってないか?)。

[大いにトピずれですが私は竜ファンなのでちょっと良い気分!]

オペラはン10年前に買ったレコードのピーターグライムズぐらいしか対訳の
付いているものがないので(確かあのころで4枚組10,000円だったような・・・
物価換算だけでも今の2-3倍ぐらいか? さらに当時と今の自分自身の
購入能力から考えると,あのレコードはものすごく高かったような気がする)

あれ以降少しずつ集めてきたんだけど,去年(か?)ダブりを承知でBOX 3箱
買ってしまい,またダブりを承知で今度のシリーズも買うことになるのかなぁ。
ブリテン指揮の戦争レクイエムなんかは既に4つ(レコード,CD,CD(リハ付き国内盤),
CD(Box)持っているが,さらに買うかどうか。国内盤には対訳があるので
どうしたものか。

ところでもしリハ付きのものを持っていない人はぜひお奨め。ブリテンの肉声が
バッチリ入っているものは一部のビデオ以外にはあまりないので。


579:名無しの笛の踊り
06/08/27 01:16:48 UP+XY0Lj
スレ違いかもしれませんが
モーツァルトとバッハと自作自演以外の
オケ振っているCD有りますか?


580:名無しの笛の踊り
06/08/27 01:35:33 KFIig3xR
>>579
BBCから Britten the Performer というシリーズで
いろいろ出てたよ。チャイコフスキーとかファリャとか。
廃盤だけど中古は買えるかも。
URLリンク(www.amazon.com)
URLリンク(www.amazon.com)
URLリンク(www.amazon.com)

581:名無しの笛の踊り
06/08/27 01:59:18 VqK5DSVx
>>一部のビデオでのリハ映像

なんかピアーズがナレーションしてあげてるのがあるよね?
以前に偶然ネットで見かけただけでなので、詳細は分らないのだが、
サンプル動画だと、ノクターンやセレナーデのリハってわけじゃなかったので
まったくの友情出演ぽかった。


582:名無しの笛の踊り
06/08/27 12:53:18 2TgrjT/p
>>579
「Bach、Mozart、自作以外の作品で、ブリテン指揮のCD」としては;

Deccaへの正規スタジオ録音は以下の4点:
Purcell: The Fairy Queen
Schumann: Szenen aus Goethes Faust
Elgar: The Dream of Gerontius
Haydn: Cello Conceto No. 1 (Rostropovich)

Live録音では、>>580のBBCシリーズで:
Vol.2 Tchaikovsky: Serenade、他
Vol.3 Purcell: Dido and Aeneas、他
Vol.4 Mahler: Symphony No. 4、他
Vol.7 Bridge: The Sea / Holst: Egdon Heath、他
Vol.8 Haydn: Symphony No. 95 / Beethoven: Coriolan / Debussy、他
Vol.9 Handel: Ode for St. Cecilia's Day、他
Vol.12 Tchaikovsky: Romeo and Juliet / Falla: El Amor Brujo、他
Vol.13 Shostakovich: Symphony No. 14

他にDeccaのLiveシリーズにも以下の2点がある:
Vol.1 Purcell: Birthday Ode, 'Celebrate This Festival'、他
Vol.5 Haydn: Symphonies, Nos. 45 & 55、他

他にもあるかな?

583:579
06/08/28 23:13:44 zrjgfFQ2
>>580
>>582
色々有るんですね。探してみます。
ありがとうございました。
ところで切りこみ隊長こないかなあ?


584:名無しの笛の踊り
06/09/04 15:04:57 KAjdzVSG
騒々しい保守

Boisterous Hoshu

585:名無しの笛の踊り
06/09/06 19:23:19 moPK/kND
棒振りとしてのブリテンもなかなかのものだったんだね。

586:名無しの笛の踊り
06/09/10 21:41:03 W/ve0VI/
子ヤルヴィの「青少年のための管弦楽入門」の新譜が出る。
エルガーとカップリング。
ブリテンは傑作がいっぱいあるんだから、少しは珍しい曲も
入れてほしかった。

587:名無しの笛の踊り
06/09/14 15:18:46 8jBJ31II
デッカの廉価シリーズは懐かしいジャケットがいいですね
URLリンク(www.universal-music.co.jp)

588:名無しの笛の踊り
06/09/14 16:52:50 FFx6oipL
9月19日(火)7時 東京芸大奏楽堂の 東京藝大チェンバーオーケストラヨーロッパ公演
特別演奏会で,「フランク・ブリッジの主題による変奏曲」を演奏する。
入場料無料。

589:名無しの笛の踊り
06/09/14 19:32:51 ZPBakczI
>>588
藝大は行ったことないんだけど、
こういうのって整理券となくても入れるの?
満員とかにならない?

590:名無しの笛の踊り
06/09/14 23:27:05 xdr9Ajr9
>>589

電話で聞いてみたが整理券はなくて,そのまま入場するようにとのこと。
約1,100のキャパを超えたら入れくなるだろうが,まあ大丈夫じゃないか?

591:名無しの笛の踊り
06/09/14 23:43:32 ZPBakczI
>>590
サンクス。
俺、フランクブリッジの実演見たことないから、
すごい楽しみだよ。

592:名無しの笛の踊り
06/09/20 08:21:53 PgY0yiDf
オペラ篇ラインナップはっぴょ~

URLリンク(www.universal-music.co.jp)

593:名無しの笛の踊り
06/09/20 19:30:43 2f2goQwG
昨日、藝大行ってきた。
なかなか熱い演奏で楽しかった。

594:名無しの笛の踊り
06/09/24 14:30:58 oQnZJ9bR
オペラ編ラインナップ、イマイチだなー。
「ビリー・バッド」とか「グロリアーナ」とか
入れてくれるのかと期待してたんだけど。

595:名無しの笛の踊り
06/09/26 00:20:25 PQd3FEZK
保守

596:名無しの笛の踊り
06/10/01 10:24:55 j4lbcTSQ
グレインジャー集、なかなかよかった。
解説も充実していて、これが1200円とはすばらしいです。

597:名無しの笛の踊り
06/10/04 08:32:21 cKoz9PF3
歌詞カードのイラストは元のLPに入っていたものなのでしょうか?

598:名無しの笛の踊り
06/10/04 10:08:48 W3k8Exyz
>ブリテンが生涯愛し続けた少年たちが主役のオペラ

うほっ

599:名無しの笛の踊り
06/10/07 12:14:35 iysMizEQ
鰤箱、オペラ以外の自作自演集キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
URLリンク(www.hmv.co.jp)

早まって、国内盤を買わなくて良かった

600:名無しの笛の踊り
06/10/07 13:22:41 Wmz0hmuR
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!
これをずっと待ってた!!!!!
絶対出ると思って、図書館のやつをCDRで焼いたやつで我慢してたが、
待った甲斐があったぞ!!!!!

601:名無しの笛の踊り
06/10/07 22:28:18 8cIpYHR8
うおおおおお!
何だか知らないけど、すげええええ!

602:名無しの笛の踊り
06/10/07 22:51:44 HF22pJ58
待てば海路の日和ありとはまさにこのことですね
情報を載せてくれた>>599もGJ

603:名無しの笛の踊り
06/10/08 03:52:38 sTZ0stm4
>>599

しかしブリテンファン歴の長い私にとってはおそらくはバラでシコシコと
集めたものばかりだろうな(でも箱3箱に続いて買ってしまうんだろうなぁ)

604:名無しの笛の踊り
06/10/08 03:59:39 VQi4wbs2
>>599
鰤じゃないじゃん

605:名無しの笛の踊り
06/10/08 19:48:04 b6lF9xlX
>>604
「ブリテン箱」ということで。

606:名無しの笛の踊り
06/10/10 01:41:21 nyi6x0bF
ピアーズ&ブリテン箱だな

607:名無しの笛の踊り
06/10/10 08:44:47 iQpD6dve
今回の国内盤のシリーズは廉価だし懐かしいジャケットだし解説も充実しているので
なかなかいいと思うのですが、やはり輸入盤のボックスのほうがいいのでしようか?

608:名無しの笛の踊り
06/10/10 18:30:54 4B8IkWM5
>>607
俺は国内盤全部買う。
売れ行きがよければ、ブリテンの残りの演奏を出してくれるかもしれないし。
オペラはやっぱり、対訳が必要。

609:名無しの笛の踊り
06/10/13 11:24:00 n6uBUO81
>>594
「ビリー・バッド」は12月発売予定。
その他については以下のとおり。

放蕩息子
燃える炉
カーリュー・リヴァー
オーウェン・グレイヴ
アルバート・ヘリング

610:名無しの笛の踊り
06/10/14 10:07:42 y1Hn5YWp
>>609

Owen Wingrave

611:名無しの笛の踊り
06/10/21 15:29:17 gVEj6oh6
1週間鰤揚げ

612:名無しの笛の踊り
06/10/25 11:37:24 Zw7Y5w/C
家計が苦しいが今回の国内盤シリーズはすべて予約しました。
ゴシック好きな拙者にぴったりの音楽がブリテン。

613:名無しの笛の踊り
06/10/25 18:11:27 Lwc9vTp4
しかしあのゴスな雰囲気を出せる演奏家がなかなかいない

614:名無しの笛の踊り
06/10/26 11:22:56 I//2eCCv
オペラ篇は一枚あたり2200円なんですね。

615:名無しの笛の踊り
06/10/30 20:08:16 BXpHJLRx
国内盤、高いよチクショウ。

616:名無しの笛の踊り
06/11/05 11:19:03 atoT6Hkq
ロストロと親交があったみたいだけど、ロストロのチェロシンフォニーって
いいんですか?


617:名無しの笛の踊り
06/11/05 11:38:11 mBR4lKFm
ホモときいて聴くのいやになった。

618:名無しの笛の踊り
06/11/05 12:50:01 p1OLATgG
>>617

なら聴かなければいい。ピーター・ピアーズとの関係がなければブリテンの
大多数の作品は生まれていない。(私はゲイではないので念のため)

619:名無しの笛の踊り
06/11/05 16:31:07 wrURT7rf
>>617
あなたに優れた上司いて、その人がホモなら会社をやめるんですか?
一流の料理人がホモだったとして、あなたは料理を食べないんですか?
唯一無二の親友仮にいたとして、彼がホモだと分かったらなら交際を絶つんですか?
好きなオーケストラの中にホモの奏者がいたら、そのオケは聴かないですか?
あなたの息子がホモになったらどうでしょうか?
何の理解も示さずに親子の縁を切るんでしょうか?
(私はホモではないので念のため)

620:名無しの笛の踊り
06/11/05 16:39:37 frL2kvUR
617の聴けなくなる指揮者やピアニストはずいぶんいるな。

621:名無しの笛の踊り
06/11/05 19:31:31 DJoIWla4
英国スレで出ていた名言


「クラシック音楽はキチガイとホモによって成り立っている」



622:名無しの笛の踊り
06/11/06 13:57:05 dYOuEr9Z
今回のパゴダの王子、ウニバーサルのサイトに1952年モノラル録音って書いてあるけど実物は1957年ステレオじゃんよ。



623:名無しの笛の踊り
06/11/07 10:23:24 VKm+18Eq
いよいよ来週からボストリッジの「冬の言葉」と,ボストリッジ&バボラクの
「セレナード」だ。おそらく現在望みうる最高の演奏が聴けると期待している。


624:名無しの笛の踊り
06/11/07 16:42:00 +xmqDOy8
ボストリッジもホモだっけ?

625:名無しの笛の踊り
06/11/07 18:18:04 H+Gvrkja
いちおう妻子持ち



626:名無しの笛の踊り
06/11/09 02:26:32 gFjc8dp1
妻子など飾りです。ノンケにはそれが分らんのです。

627:名無しの笛の踊り
06/11/13 20:23:44 NDqmYBqq
>>617
あなたが柔道部にいたとして、むさくるしい先輩がホモだと分かったなら柔道部をやめるんですか?
泌尿器科に行って、医師がホモだったら逃げ帰るんですか?

628:名無しの笛の踊り
06/11/15 21:31:25 oFvbmZrN
昨日の公演に行って初めて鎌倉の「セレナード」に気づいたのだが…
ちょっと間に合う時間に行けるかどうか分からん。
やっぱり行っとくべきだろうか?

629:名無しの笛の踊り
06/11/19 13:50:46 1Gr9c4HO
ホモにしかわからないのがブリテンの音楽。
かく言う儂も玉門好きです。

630:名無しの笛の踊り
06/11/26 15:12:18 5U/aIVVb
言い過ぎ

631:名無しの笛の踊り
06/11/27 14:49:00 fbBU+2Xu
もっともっと盛り上げようぜ!!!

632:名無しの笛の踊り
06/11/27 19:42:54 +Mv/1/Lv
>>50
右翼の方ですか?

ブリテンは、日本という国にケチをつけたのではなく、軍国主義の祝典にケチを付けたわけでしょう。これで、帝国主義のイギリス本国を批判する曲もあればバランスがいいんだけど。

633:名無しの笛の踊り
06/12/01 12:08:00 EGra1qeA
で、ボストリッジのセレナーデを聴いたヤシはおらんのか。
感想求むよ。

634:名無しの笛の踊り
06/12/01 12:44:26 ROZZbYzR
>>632
グロリアーナはエリザベス女王かなんかの式典用に作曲されたらしいw

635:名無しの笛の踊り
06/12/10 21:50:43 51qnSOiI
やっと投稿できた。

ボストリッジの「冬の言葉」,バボーラク/水戸との「セレナーデ」を聴いてきた
(聴いたのは鎌倉)。どちらも良かった。ただ,「セレナーデ」では高音域で力が
入るところでわずかに崩れが見られた。が,全体としては良い演奏だった。
バボーラクのホルンはまさに神技。

ところで日本ブリテン協会が結成された。

会員は入会金3000円、年会費5000円。入会方法は、下記問い合わせまで。

活動内容
1)ブリテンの音楽の日本への紹介。
2)ブリテンをテーマとするコンサートやフェスティバルの開催およびサポート。
3)会員の意見交換および親睦。
4)ニュースレター(年2回予定)の発行。
5)イギリス本部、各国支部との交流。

問:日本ブリテン協会03-6914-0324  ebbritten1913@aol.com

会員番号は希望する作品の作品番号となる。既に「ピーターグライムズ」
「戦争レクイエム」などは売約済み。

636:名無しの笛の踊り
06/12/11 04:24:58 c4p5J3W+
ブリテン指揮のブランデンブルクさえあれば他の古楽器演奏はいらない

宇野が激賞するゲーベルなんてどこがいいんだ?

637:名無しの笛の踊り
06/12/15 23:18:10 xRyAJTUm
初期から優れてる。
どうして人気が低いんだ?

638:名無しの笛の踊り
06/12/25 21:45:11 U06FFAgh
指揮者としても優れてるのにな。

639:名無しの笛の踊り
06/12/27 08:24:19 OBUcp+C2
URLリンク(www.youtube.com)
ゲイもスゴイが、笑いとして成立するところがスゴイ

640:名無しの笛の踊り
07/01/01 23:25:05 CCPoEW3N
良スレ上げ

641:名無しの笛の踊り
07/01/06 15:19:02 wn7+DZuU
シンフォニエッタってもっと評価されていい曲な気がする…

642:名無しの笛の踊り
07/01/06 23:53:53 D6c6wHwt
シンフォニエッタという題名に相応しい曲だね。
ブリテンはもっと評価されていい曲がいっぱいあるね。
初期作品からすでに宝箱だが、とっつきにくさで損してる。

643:名無しの笛の踊り
07/01/07 00:29:09 YFTAFApL
ところで、神奈川県民の「戦争レクイエム」行く人いる?
ソリストと少年合唱が猛烈に不安なのだが…

644:名無しの笛の踊り
07/01/07 23:22:59 UKpkQmRo
行くぞ~。

その前に3/8-11に新国立劇場の研修所公演「アルバート・ヘリング」が4公演ある。
そろそろチケット発売。

645:名無しの笛の踊り
07/01/11 13:34:51 KLfF0Ix0
ブリテンの音楽って、なんか赤っていうか、朱色のセロファンの貼ってある色眼鏡で世界を見てるみたい…

646:名無しの笛の踊り
07/01/14 17:01:15 iLWrJkup
いまさらだが617はチャイコフスキーをも嫌いになるんだろうな?

647:名無しの笛の踊り
07/01/16 17:52:16 lA/stVoM
>>645
「白黒」って思ってたけど、モノトーンな感じだから、そうとも言えるかも。

648:名無しの笛の踊り
07/01/23 11:56:42 HDKQYlBS
>>635

日本ブリテン協会がやっと活動開始。2/15(木)ムジカーザ 代々木上原 7時
辻裕久&エリック・ル・サージュのコンサート。

ブリテンの作品は 歌曲集「この島国で」,「英国民謡集」より。それ以外は
ル・サージュのピアノ。




649:名無しの笛の踊り
07/01/25 04:35:04 Heb4M7Oo
今週日曜にNHK教育でBB&PPの映像放出の模様。
URLリンク(www.nhk.or.jp)

650:名無しの笛の踊り
07/01/25 10:15:05 3OD+6k6M
>>649

情報サンクス

651:名無しの笛の踊り
07/01/25 20:08:58 s3EPp+fo
今回のデッカ自作自演の大量再発はとてもうれしい。誰かが書いてたけど
録音もすごいんだよね。57年のパゴダの王子なんか、これより優れた
デジタル録音はほとんどないといっていいレベル。今月のラジオ技術
でも是枝重治さんが「真夏の夜の夢」を絶賛してたなあ。
どれも作品演奏録音の三拍子が揃っている、つまり名盤だな。

652:名無しの笛の踊り
07/01/28 05:38:00 g43zuFKH
カルショウの山崎の糞訳「レコードをまっすぐに」を読むと、
ブリテンの録音を残そうという意志が伝わってきて熱い気持ちになる。
ホント録音力入ってるいるよね。どれもすごい。

653:名無しの笛の踊り
07/01/28 21:22:25 XMACQHjq
ブリテン&ピアーズ来日公演放送記念age

654:名無しの笛の踊り
07/01/28 21:40:59 E5ptFW6v
もう50年も前か

655:名無しの笛の踊り
07/01/28 22:01:53 5y0E96lu
めちゃくちゃ良かった。

656:名無しの笛の踊り
07/01/28 22:03:28 yDvjU3Yl
DVDにしてくんないかな~
ただでさえ古い映像が地上波だとめちゃくちゃに…

657:名無しの笛の踊り
07/01/28 22:05:19 E5ptFW6v
これって著作隣接権切れてることになるの
今日放送した分は無理か

658:名無しの笛の踊り
07/01/28 22:06:00 tIer96MU
Mr.ビーンかと思った

659:名無しの笛の踊り
07/01/28 22:07:31 E5ptFW6v
ビーンもインテリだからな

660:名無しの笛の踊り
07/01/28 22:17:17 7hUtSjJC
ブリテンとピアーズで聴く「男は女のためのもの」って、かなり違和感ありましたな。

661:名無しの笛の踊り
07/01/28 22:22:41 yDvjU3Yl
そう言えば「音楽現代」のブリテン特集を読んだ。
ボストリッジのインタビューで、やっぱりブリテンを歌うテノールは
ピアーズの影に悩まされるんだなあと思ったよ。

662:名無しの笛の踊り
07/01/28 23:44:33 IcicjvJ0
でもボストリッジって声も顔(骨格)も、もともとがピアーズに似てるよね。


663:名無しの笛の踊り
07/01/29 01:15:49 YxUVQZIO
>>657

演奏の著作隣接権は切れているかもしれないが,曲自体の著作権があと20年以上
残っている。(もし作品のどれかが戦前に作曲されていれば戦時加算があるから
その曲についてはさらに約10年増えるか?) 

>>658 カメラアングルによっては同意w

>>660 禿同

664:名無しの笛の踊り
07/01/29 01:24:40 oHtxqj5Y
関係ないけど、ビーンといえば、彼が弾くベートーヴェンのピアノソナタの弾き真似は物凄かった
本当には弾いていないんだけど。

665:名無しの笛の踊り
07/01/29 23:22:53 TheeGbGE
>>664
URLリンク(www.youtube.com)
ブリテン・ピアーズのまねやってるこいつのベートーベンも笑える。
URLリンク(www.youtube.com)

666:名無しの笛の踊り
07/01/30 23:24:18 viKTPGUH
ブリテンとピアーズのライブ映像を初めてN教で見て、その余りのいかれ振りが
気になってしょうがない。
このスレは最初から見たが、切り込み隊長さんはさすがだ。
しかし何から聴いていいのかよく分からない。ピーター・グライムズか?

667:名無しの笛の踊り
07/01/31 10:27:21 7X/HiISV
デッカの鰤箱を買い集めたのとこのスレ読み始めたのが一緒で、
オレも切り込み隊長さんに影響されて作品番号順にコツコツ聴いている。
N教の放送は素晴らしすぎ。録画していなかったことが悔やまれます。
>>666
最初に聴くオペラだったらピーター・グライムスかねじの回転かな?
全曲聴くのが長ければ「四つの海の間奏曲とパッサカリア」もおすすめ。
ピアーズの歌う「冬の旅」なんかも好きだなぁ。


668:名無しの笛の踊り
07/01/31 23:07:27 reDbB1le
>>666
「戦争レクイエム」もおすすめ。
いわゆる普通のレクイエムを聴き慣れている人なら
面白く聞けると思う。

669:名無しの笛の踊り
07/02/01 00:31:15 VjBl//YY
>666

「春の交響曲」は最初に聴くときは1曲目を飛ばして2曲目の「春を告げるカッコウ」から
聴くこと。 かなり聴きやすい曲になるw。

今日第一生命ホールでクァルテット・エクセルシオの弦楽四重奏曲第1番を
聴いた。ブリテンファン歴30年以上だが実演を聴くのは初めて。第一楽章の
最初の不協和音が実に心地良かった。

670:名無しの笛の踊り
07/02/01 09:35:57 iqtYdo6Z
>>669 自己レス

スマソ,昨日の演奏曲目の中にディーリアスの「去りゆくツバメ」があったので
それに影響されたと言うわけではないが間違った。

第2曲は「陽気なカッコウ」だ(最初の曲の「輝き出でよ」は「序奏」だから,
正確には第1曲か?)

671:名無しの笛の踊り
07/02/01 23:04:59 DCQQ+4LL
>>667-669
皆さんどうもありがとう。お薦めの曲、聴いてみますね。

672:名無しの笛の踊り
07/02/10 17:42:29 iCPz0p2k
指揮自演のヴァイオリン協奏曲を聴きました。
曲を聴き終えて、「凄い!凄い!凄い!」と凄いを三回繰り返しました。
あのたまらない虚無感は何でしょうか?
僕は今夜眠れなくなりそうです。

673:名無しの笛の踊り
07/02/13 00:33:02 EkWgSSI0
作曲者とリヒテルのピアノ協奏曲もけっこうすごい。

674:名無しの笛の踊り
07/02/16 00:45:18 slxrr8wE
日本ブリテン協会 第1回例会に行ってきた(2/15 ムジカーザ)。会場は非常に
小さいホールで,まさにサロン演奏という感じ。

演奏はテノール:辻裕久,ピアノ:エリック・ルサージュによる「この島に Op.11」と
イギリス民謡2曲。アンコールにCMソング(ボツになったらしい)。後半はルサージュの
ピアノによるシューマン2曲。

驚いたのはたまたま聴きに来ていたイギリス人ピアニスト(名前は忘れた)が
Holiday Diary Op.5の第1曲(楽章?)を飛び入りで弾いたこと。

日本ブリテン協会の会長はブリテンが51年前に来日した際に世話をして,彼らを
能に連れて行ったり,京都に連れて行った人の息子(彼も旅行に同行)で,その後
ブリテンが没するまで手紙をやりとりした人らしい。

次回例会は秋にあるらしい(未確認)。

675:名無しの笛の踊り
07/02/18 00:34:24 VToqjfZC
オールドバラの音楽祭に行ったことある人っている?

676:名無しの笛の踊り
07/02/27 18:10:00 AefOUd3T
保守

677:名無しの笛の踊り
07/02/27 18:38:31 TArc6+EX
保毛

678:名無しの笛の踊り
07/02/28 01:43:09 exZpl1rt
I hear those voices that will not be drowned

679:名無しの笛の踊り
07/03/01 01:45:57 KjhLHY/i
鰤は「乞食オペラ」もやってるのか(Op.43)。

680:名無しの笛の踊り
07/03/03 00:35:03 cLEQVcTm
>>668
カラヤン(元ナチ!)が1964年3月8~9日にBPO定期で戦争レクイエムを
振っているのだが、テスタメントあたりでCD化されないかね?

681:名無しの笛の踊り
07/03/03 22:16:48 W8QIUkPb
ようつべに、美しき水車小屋の娘の演奏がうpされてる。
このあいだ見たNHKの映像は、かなり若い頃のものだったんだなぁと思った。
つか誰か、NHKのをようつべにうpしてくださいw
思い出したら、もう一度見たくてたまらなくなってしまった・・・

682:名無しの笛の踊り
07/03/09 13:36:08 +5sJz551
3/8-11 新国立劇場オペラ研修所公演「アルバート・へリング」記念あげ

683:名無しの笛の踊り
07/03/12 04:05:26 HUPZasML
作品番号はどこまでいったんだろう?
Op.44のThe Morning Starの最後のドミソにファがのっかった和音の美しい事ったらない!

684:名無しの笛の踊り
07/03/15 02:33:21 Zny76wPZ
>>683
去年5月20日の
「ルクレティアの凌辱(The Rape of Lucretia)」Op.37までで止まってる。

「戦争レクイエム」までいってない。

685:名無しの笛の踊り
07/03/17 01:15:10 TpdxgJYs
3/17 「戦争レクイエム」(現田茂夫指揮神奈川フィル:神奈川県民ホール)記念あげ

686:名無しの笛の踊り
07/03/17 22:09:05 yre0YkGv
3/17@横浜で聞いてきたよー

合唱400人、ソリスト3人、オケ100人、
真ん中に大きなスクリーンを配置し
音楽に合わせて映像&字幕を流す凝った趣向でした。

予備知識ゼロで観に行ったので、
オケの中に独立した室内オケが配置してあったりでびっくりでした。

曲の印象は「結構、ヴェルディのレクイエムに似ていたな」で、
スクリーンの映像の方が面白くてあっと言う間に終わった気がします。
(最後の方は横浜の映像になっていたような・・・)

3階席7列1番のおばさん、ビニール袋を演奏中にガサガサ鳴らすのは
ある程度 理解出来ますが、どうして曲のラスト3分間ノンストップで
鳴らしてたんでしょう?

心を揺らしてしまって曲の感想がふっ飛んだ


687:名無しの笛の踊り
07/03/17 22:46:38 Vriie/FU
オーウェンの詩に字幕を付けるのはありと思うが、あの映像は自分はダメだった。合ってないし、作り手の自己満足にしか見えん。
何で花火?何で横浜の夜景?
会場でもDVD売ってたけど、デレク・ジャーマンの映画が強烈すぎる。
この作品が単なるチープな平和主義でないことを見事に表現していると思う。見てない人はぜひ見てほしい。

望月哲也が非常に良かった。

688:名無しの笛の踊り
07/03/18 00:48:47 L5RvE4yO
俺もあの映像は意味分からなかった。字幕だけでよかったような

が、この曲の良さは生じゃないと分からないと痛感した。
CDではなんか地味な印象で退屈するかと思っていたが、全くそんなことない。
全体として重苦しい雰囲気に支配されているが、意外と響きは多彩だし音響の立体感にも驚いた。
左上(バルコニー?)のソプラノや第二オケの配置の仕方もかなり効果的だったと思う。
それに何より、痛烈に迫ってくる詞や祈りに胸を打たれた。

独唱よかった。特に男声。それに合唱もオケも健闘したのでは
金管は始めよたよたしたがよくなった。好みとしてはもっと炸裂させてもよかったが。
現田さんはオケと合唱見事にバランスを取りながら、この曲の情感をよく引き出していたと思う。

アルバート・ヘリングとともに、良質な公演に触れられて満足した。

689:名無しの笛の踊り
07/03/18 01:25:54 wn17X4I8
字幕はともかく,映像(写真)がスクロールするのが気になったな。

映像について言えば,この曲では数少ない明るい部分(Quam olim Abrahae ...)の
映像でガイコツがばらばら落ちてくるのが意味不明だった。確かに後半の内容は
暗いが,それを先取りしていたのか? この部分は個人的な好きな曲なので
あの画像は気分悪い。

あと,なぜ「リベラ・メ」のクライマックス部分でランドマークタワーの
アップなんだ?

合唱は結構たくさんいたが,女声はほとんどぶら下がっていたな~。指揮者も
気持ち悪かっただろう。それから言葉がはっきりしていなかった。ブリテン自身の
指揮によるCDのリハーサルで指摘しているようなことはほとんどできていない。
作曲者の意図は表現されていなかった。児童合唱は良かった。

独唱はテノールは良し。バリトンはもう少し落ち着きが欲しかった。ソプラノは
さすがにトシ取ったナァ~,聴いてて苦しかった(彼女は20年前に今は亡き
新星日響で演奏していてそれも聴いているが(正確に言えば合唱で参加していたが),
今日はさすがにあの時の歌唱には及ばなかった)。オケは健闘していたと思う。

まあ今日は久しぶりに戦レクが聴けたことと,面白い解釈をする者(映像製作者)が
いるということがわかったということか。

今度は別の合唱(できれば東京オペラシンガース)で聴きたいものだ。



690:名無しの笛の踊り
07/03/18 23:28:00 l8/+p80F
あの映像を作った人は美大の助教授らしい。おいおい…
合唱はやっぱりもう少し少数でもいいから精鋭がよかったね…

ところで、このスレ住人の戦争レクイエムの推薦盤って何?
自分はなぜかヒコックスを持ってなくて、買わねばと思うんだが
妙に高くてねえ…

691:名無しの笛の踊り
07/03/19 14:30:55 dTt/kvOe
大阪でもやるそうなので楽しみです。

2007年8月4日(土)16時 フェスティバルホール
指揮:湯浅卓雄
ソプラノ:岡崎多加子
テノール:マーティン・ヒル(英国)
バリトン:井原秀人
少年合唱:トリニティ・ボーイズ・クヮイア(英国)
合唱:英国ハダスフィールド合唱協会
   大阪シンフォニッククヮイア
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
    いずみシンフォニエッタ

692:名無しの笛の踊り
07/03/19 21:10:03 hMW4Jh3Y
>>691
な、なんかそっちのが良さそうなんだけど…
遠征するか…

693:名無しの笛の踊り
07/03/21 11:57:27 Jl9RUpZe
珍しいコンサートがあるので告示

3月29日(木)大田区民ホール アプリコ小ホール 自由席3,500円(当日4,000円)
ハーププロジェクト21 イギリス紀行
ハープ:井上久美子,梅津三知代,早川りさこ
テノール:辻裕久

ブリテンの作品では
組曲 Op. 83,聖ナルキススの死 Op. 89,誕生日の贈り物 Op. 92,民謡集
が演奏される。

漏れも実演は聴いたことがない。まず今後も演奏されることはないんじゃないかと
思う。

694:名無しの笛の踊り
07/03/21 17:55:20 Jl9RUpZe
>>693本人

スマソ,「告知」だったな。世の中がそんな雰囲気なのでつい・・・(と言い訳)。

695:名無しの笛の踊り
07/03/21 23:46:17 tMauruMS
このスレ的には青少年のための管弦楽入門の
プレヴィン/RPOのテラーク盤どんな感じですか?

696:名無しの笛の踊り
07/03/30 23:27:31 lRvyHQCa
これだけの大作曲家が、日本では人気が低い。

697:名無しの笛の踊り
07/03/31 00:14:26 tyUS7Eag
>>696
イギリスを除いては、他の国でもおなじような状況じゃないの?
一部のスペシャリストを以外で、有名オケや器楽奏者、声楽家ブリテンを頻繁に取り上げているという話は聞かないぞ。

698:名無しの笛の踊り
07/03/31 00:17:06 GGRwg/R5
>>696
まぁホモだからね。

699:名無しの笛の踊り
07/04/01 00:31:28 HqfiDbLn
>>693 本人

ハーププロジェクト行って来た。解説を見てオシアン・エリスが男だと知って
愕然とした。(そもそもエリスは苗字だから女とは限らなかったわけだが…orz)

700:名無しの笛の踊り
07/04/05 22:27:09 YBAaolCi
このスレに出入りしている方で、
日本ブリテン協会に入っている方いらっしゃいますか?

701:名無しの笛の踊り
07/04/06 17:27:35 5qKomby4
入会済み。

>>674 で例会についてレポしている。


702:名無しの笛の踊り
07/04/06 20:10:22 WnjJCu9s
ブリテン指揮のヨハネ受難曲(バッハ作曲)、最高じゃないか?
英語で歌われているけどよ・・・。

703:名無しの笛の踊り
07/04/06 20:32:55 OD8SqKdv
ブリテン指揮のマーラー4番、いいよなぁ
これでステレオ&スタジオセッションなら文句なしなのに

704:名無しの笛の踊り
07/04/08 23:28:00 czF+27/F
戦争レクイエム、自演盤のLPとCDをそれこそ擦り切れる迄聴いてきたんだけど、自演以外だと誰のがお薦めでしょう?
プライス的にはガーディナーかなぁ…と思っているのですが。

705:名無しの笛の踊り
07/04/09 19:10:02 xQBw6oGx
戦争レクイエムかぁ。
晩年のバーンスタインにでも録音してほしかった。
だいたいこの曲の正規録音なんて何枚出ているんだ?
誰かリストアップよろ。

706:名無しの笛の踊り
07/04/09 20:55:28 q3SCmPaU
ケーゲル/ライプツィヒ放送響
大野和士/東京フィル
マズア/ニューヨーク・フィル
ブラビンズ/BBCスコットランド響
ラトル/バーミンガム
ヒコックス/ロンドン響
ショウ/アトランタ響

707:名無しの笛の踊り
07/04/19 23:02:29 7Z0hiXZb
保守

708:名無しの笛の踊り
07/04/20 01:05:05 UL6rDWjp
管弦楽入門の最後の部分気に入った

709:名無しの笛の踊り
07/04/23 00:13:01 Wa8y7eAy
管弦楽入門ってブリテンらしくなく聴こえるんですけど、ブリヲタにはブリテンらしく
聴こえるのでしょうか?

710:名無しの笛の踊り
07/04/25 01:40:42 bjUiM1kO
>>709

最後の部分で2つのメロディが並行して進むところなんかは,「春の交響曲」の
フィナーレと全く同じだし,「戦争レクイエム」も似たような形(こちらは
メロディが3つだが)。

それから第1部でパーセルの主題の変奏の部分でいきなり原型を留めないよう
(に聴こえる)変奏になるのも「フランク・ブリッジの主題による変奏曲」や
「ラクリメ」(順序が逆だが)と同様。

711:名無しの笛の踊り
07/04/30 01:13:31 mW6O0s3S
なるほど

712:名無しの笛の踊り
07/05/09 18:22:02 JgDE253i
>>705-706
自演も正規録音ですよね?

713:名無しの笛の踊り
07/05/09 18:43:24 PpeM5Apk
>>712

もちろんそう。話題に出ていたのでリストアップしなかったと思われ。
ガーディナー盤も同様。

あと補足すると,

DVDはガーディナー/北ドイツ放送響盤がある。さらに今月末に
ロストロポーヴィチ/北ドイツ放送響が今月末発売予定。

CDではマズア/ロンドン・フィル もあり。

がある。



714:名無しの笛の踊り
07/05/13 07:25:40 J1JJsKvf
ねじの回転で保守

715:名無しの笛の踊り
07/05/18 13:14:53 zValxExh
6/1青学での「カーリュー・リヴァー」についての講演(ハーパー教授)で保守。

716:名無しの笛の踊り
07/05/18 21:41:05 NPGj62gc
パゴダの王子で保守

717:名無しの笛の踊り
07/05/20 14:36:23 Lo6Zl+mI
シンプルに保守

718:名無しの笛の踊り
07/05/20 15:49:52 1mRv75nW
作曲家でオペラ作品全部揃えたの ブリテンが始めてだった・・・・・・

719:名無しの笛の踊り
07/05/22 00:11:43 q0NsJzfc
>>718
ブリテンってオペラ何作あるの?

全部自作自演がありそうなんだが。


720:名無しの笛の踊り
07/05/22 08:00:11 El0Ua7EG
オペラって、あの箱3つで全部揃うの?


721:名無しの笛の踊り
07/05/22 13:05:15 B/aVw3vq
>>719
全部はない。
グロリアーナはマッケラス、ヴェニスに死すはベッドフォードが
代役で録音している。

>>720
Britten conducts Brittenの箱だよね?揃うと思うよ。
欲しいんだけどバラで持ってるのと被るので悩み続けている。

722:名無しの笛の踊り
07/05/22 14:22:05 zb7LYkbb
自作自演のオペラ・声楽曲の日本語対訳を全て持ってる俺は勝ち組

723:名無しの笛の踊り
07/05/22 16:10:19 OESKru94
>>720

鰤箱を持っていない人のために。

Britten conducts Britten に入っているオペラ
『燃える炉』『カーリュー・リヴァー』『放蕩息子』『ノアの洪水』(デル・マー指揮)
『小さな煙突掃除人』
OPERA 1に入っているもの
『アルバート・ヘリング』『オーウェン・ウィングレイヴ』『ビリー・バッド』
『ピーター・グライムズ』
OPERA 2に入っているもの
『真夏の世の夢』『ルクレシアの陵辱』『ねじの回転』『ベニスに死す』
(ベッドフォード指揮)『グロリアーナ』(マッケラス指揮)

ほとんど持っているものだったがあちこち探すのは面倒だったのでこの3箱を
去年一まとめで買ってしまった。オペラ作品でこの3箱にないのは
『ポール・バニヤン』(オペレッタという見方もあるが)。

悩むのは少し前に出たVol.4だな。管弦楽曲を中心に歌曲もあるが,こちらは
バラで買ったものと完全にダブっている。なのでまだ買ってない。

ユニバーサルから出ている日本盤では『ノアの洪水』『グロリアーナ』
(と『ポール・バニヤン』)以外の12のオペラが出ている。

724:名無しの笛の踊り
07/05/24 03:00:44 63WmHitL
鰤箱買った保守

725:名無しの笛の踊り
07/05/24 03:08:41 jJW9MGRW
鰤はブリリアントクラシックスでなくてブリテンのことだね。

726:名無しの笛の踊り
07/05/24 04:27:56 XtBVXfn6
ワロスw

727:名無しの笛の踊り
07/05/24 17:08:56 63WmHitL
恥ずかしながら戻って参りました

728:名無しの笛の踊り
07/05/24 20:52:54 yVh+DfzM
>>727

切り込み隊長?

729:名無しの笛の踊り
07/05/24 22:42:59 rR34djdm
>>727
     )、._人_人__,.イ.、._人_人_人
   <´ 隊長じゃ、隊長の帰還じゃ! >
    ⌒ v'⌒ヽr -、_  ,r v'⌒ヽr ' ⌒
// // ///:: <   _,ノ`' 、ヽ、_ ノ  ;;;ヽ  //
///// /::::   (y○')`ヽ) ( ´(y○')    ;;|  /
// //,|:::     ( ( /    ヽ) )+     ;| /
/ // |:::     +  ) )|~ ̄ ̄~.|( (       ;;;|// ////
/// :|::       ( (||||! i: |||! !| |) )      ;;;|// ///
////|::::    +   U | |||| !! !!||| :U   ;;; ;;;| ///
////|:::::       | |!!||l ll|| !! !!| |    ;;;;;;| ////
// / ヽ:::::       | ! || | ||!!|    ;;;;;;/// //
// // ゝ:::::::: :   | `ー-----' |__////

730:名無しの笛の踊り
07/05/25 00:53:31 S9lenH0z
作品番号どこまでやったっけ?


731:名無しの笛の踊り
07/05/25 02:38:32 ngwF9Z7G
切り込み隊長おかえりなさい。皆待ってたよ

>>730
切り込み隊長の紹介文は「ルクレティアの陵辱Op.37」で終わっているっぽい。
続きはオケイジョナル・オーヴァーチュア(Occasional Overture)Op.38からかな。

732:名無しの笛の踊り
07/05/25 16:07:17 ED+74IGX
2つのオペラに挟まれて、かなりレアなのがop.38だ。

オケイジョナル・オーヴァーチュア(Occasional Overture)Op.38
(1946/1946初演1946.9.29 ボールト指揮BBC響)[Orch]

これは戦後BBCの3チャンネル?が放送開始される際、
オープニングを飾るために作られた曲で、
鰤の生前はこの初演のときだけしか演奏されなかったというレア曲だ!
楽譜は1984年になってやっと出版されたので、
いまこうして我々はこの曲を聴くことができるのだが、
実際埋もれさせておくにはもったいない曲なんじゃなかろうか?
鰤らしいモダンなファンファーレを味わえるぞ!
op.27にされることもある「アメリカ序曲」との関係は、
>>387を見てくれ!

London Symphony Orchestra, Steuart Bedford - Naxos - 8.557200
City of Birmingham Symphony Orchestra, Simon Rattle - EMI Classics - 73983

733:名無しの笛の踊り
07/05/25 18:40:31 3DV7V5Vd
    ∧_∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   /) ´∀`)<  隊長のお帰りを祝して一同、敬礼!
   \    )  \_____
   | | |
   (__)_)

作品38は例の如くナクソスで知りますた。
演奏会で最初に持ってきたらかなり盛り上がるんじゃないかな。

734:名無しの笛の踊り
07/05/26 03:53:36 eegUe2GM
>>732
隊長、約1年ぶり? お帰りなさい!
去年は秋から暮れにブリテン没後30周年記念の
一連の国内盤のシリーズが出たこともあって、
ROMのオレも待ってましたよ。


735:名無しの笛の踊り
07/05/26 12:03:25 Z/4wyB7O
>>732
隊長、待ってたよ。
隊長がいたころのスレはすげー良スレだったからな。
ベッドフォードのやつしか持ってないけど、良い曲だよね。

736:名無しの笛の踊り
07/05/27 06:23:51 1WfznxTw
あたたかいみなさんのお言葉に落涙しつつ次に行ってみよう!
鰤オペラの中ではメジャーな方じゃないし、あらすじを見る限り実にたわいない、
なんだけど聴いてみると実に侮りがたい...なオペラがop.39だ!

歌劇「アルバート・ヘリング(Albert Herring)」Op.39[3幕5場] E.クロージャー台本
(1946~47/1947.6.20初演 グラインドボーン)

イギリスの田舎の小村ロックフォードでは毎年5月に、
貞節と純潔を守る品行方正な娘を「5月の女王」として選出する。
しかし村の権力者?ビロウズ令夫人は、いまや誰一人として女王の資格がないと断じる。
そこで今年は「五月の王」でもいいではないかという意見が出され、
朴訥で誠実な八百屋の息子、アルバート・ヘリングに白羽の矢が当たる。
...とここまでで既に喜劇の香ばしい芳香が漂ってくるが、
実際問題このオペラはお話、音楽ともに皮肉たっぷりの味わい深さてんこ盛りだ!
初演はグラインドボーンのメンバーを元に鰤が立ち上げた、
イングリッシュ・オペラ・グループによって上演されたが、
これ以降鰤とグラインドボーンの関係は稀薄になっている。
この作品、貴族をバカにしてるように見えなくもないので、
そういうキャラの鰤は居心地悪くなったんだろうか。
実際このオペラは、アイロニカルな要素を理解できる教養がないと、
十分に楽しめなさそうな敷居の高さもちょっと感じるが、
音楽はとても凝って書かれていながら親しみやすい響きで楽しめるぞ!
特に第1幕間奏曲と子供たちの歌、2幕のパーティで拍手が沸く場面、
その後アルバートが酒を飲まされる場面でトリスタンらしき響きがするところ、
この辺の音楽作りは鰤好きじゃなくても面白いんじゃなかろうか?
全体としてかなり演劇的な作りになっているので、
オペラチックな魅力に欠けるように見えてしまうのが損してるような気もするが、
舞台としてはコテコテの今っぽい演出でも相当に楽しめるものになりそうだ!

737:名無しの笛の踊り
07/05/27 06:25:29 1WfznxTw
先日の新国公演は良かったそうでどうにも行きようがなかった俺は無念だ...

Peter Pears, Sylvia Fisher, John Noble, Owen Brannigan, April Cantelo, English Chamber Orchestra, Benjamin Britten - DECCA - 421 849-2
Christopher Gillett, Josephine Barstow, Felicity Palmer, Peter Savidge, Robert Lloyd, Stuart Kale, Susan Gritton, Della Jones, Gerald Finley, Ann Taylor, Northern Sinfonia, Steuart Bedford - Naxos - 8.660107
Manhattan School of Music Opera Theatre, David Gilbert - Vox Classics - 7900
DVD - John Graham-Hall, Patricia Johnson, Alan Opie, Felicity Palmer, Jean Rigby, Glyndebourne Chorus, Soloists of the London Philharmonic Orchestra, Bernard Haitink - Warner - 5046787902


738:名無しの笛の踊り
07/05/27 11:26:57 yaOnU+cl
これまで保守してきた甲斐があったー

739:名無しの笛の踊り
07/05/29 12:02:56 +TZoihdC
アルバート・ヘリングは自作自演しか持ってなかった。
他に買うとしたらどのへんが良いかな?
ベッドフォードあたりが手に入れやすそうだけど。

740:名無しの笛の踊り
07/05/29 15:41:23 y5jrDYrl
どうせならDVDが欲しいけど、
ハイティンクのってどう?
日本語字幕ないんだよね

741:名無しの笛の踊り
07/06/02 05:39:36 ccPCfYw/
「カンティクル」は通常、賛美歌など聖書に基づく頌詩だそうで、
鰤のそれはさまざまな詩人が聖書インスパイヤされて作った詩などに曲を付けたものらしい。
これは作曲年代が異なる5曲の連作歌曲になっていて、それぞれ編成が違うのがミソだ!
そのため全曲通してナマで聴くことは微妙なんではないかと思われる。
op.40が1曲目で、編成は最もシンプルな高声とピアノ。

カンティクル第1番「愛した者はわがもの」
(Canticle I "My beloved is mine")Op.40[S/T,p] E.クウォールズ詞
(1947/初演1947.11.1 ピアーズ、鰤 セントラルホール、ウェストミンター)

曲はディック・シェパード没後10年を記念して作られた。
このひとは牧師で「平和の誓い連合(Peace Pledge Union)」創設者であり、
強烈な平和主義者であったほか、一夫多妻や当時非合法のホモセクシュアルを実践するなど、
相当に過激な人物であったらしい。
クウォールズの詩は旧約聖書の「雅歌」から採られたもので、
「I am my beloved, my beloved is mine」という言葉は、
ユダヤ人夫婦の結婚指輪によく刻まれる言葉であり、
かのヴィクトリア・ベッカムは首下のタトゥーにヘブライ語で刻んでいるそうな。

742:名無しの笛の踊り
07/06/02 05:40:59 ccPCfYw/
曲は10分もない短さだが、
中間のスケルツォ的な部分を挟んで4つのパートからなり、
冒頭から鰤らしい独特の情感を漂わせるが、
全体はなにげに神秘的でブキミささえ感じさせる雰囲気がある。
伴奏のピアノが妖しさを醸し出しているように俺は感じるのだが...
詩の内容を深く味わいつつ聴くと、ラヴPPな気分にどっぷり浸れるかもしれん!
そういう意味では俺はop.22の方がよりどっぷりできると思うが...

Peter Pears, Benjamin Britten - LONDON - 425 716-2
Philip Langridge, Steuart Bedford - Naxos - 8.557202
Anthony Rolfe Johnson, Graham Johnson - Hyperion - CDA 66209
Anthony Rolfe Johnson, Roger Vignoles - Hyperion - CDA 66498
Benjamin Butterfield, Stephen Ralls or Bruce Ubukata - Marquis Records - 185

743:名無しの笛の踊り
07/06/02 14:23:03 omDg9TIl
>>715

麻疹の休校を免れた青学で,来日中の中世・ルネサンス音楽史の専門家
ジョン・ハーパー教授の講演 「ベンジャミン・ブリテンの《カーリュー・
リヴァー》における東と西」に行って来た。

>>674 に書いた日本ブリテン協会会長と世話役が来ていた。また,
辻裕久(協会の顧問となっている)夫妻も来ていた。

「カーリュー・リヴァー」が能から教会典礼劇へ移って行った過程が
鰤の蔵書等を基に解説された。カーリュー・リヴァーで伴奏的に演奏される
オルガンの「フォワー」という軽い音は雅楽器の「笙」の音を模したものだと
いうことになるほどと納得した。

質疑応答で「なぜ鰤はピアーズばかり起用するのか」などという場違いな
質問をした者もいてかなーり白けた。

非常に有意義な講演だった。

744:名無しの笛の踊り
07/06/02 22:48:23 DHIZfEvc
その場違いな質問にはどんな回答があったの?
カーリュー川とピアーズって関係あるんだっけ?

745:名無しの笛の踊り
07/06/03 01:12:52 YKcoN5cE
というかそういう講義を聴きに来る人間が鰤とピアーズの関係を知らないという方がどうかしている。

746:名無しの笛の踊り
07/06/03 16:10:04 LXkqDkju
鰤で過ごすさわやかな週末ということで連投します

747:名無しの笛の踊り
07/06/03 16:10:52 LXkqDkju
続くop.41はやはり声楽曲なのだが、
こちらはなんと子守唄だ!

子守歌のお守り(A Charm of Lullabies)Op.41[歌曲(Ms,p)][5曲]
(1947/1948初演)

1.子守歌(A cradle song)W.ブレイク詞
2.高地のバロー(The Highland Balou)R.バーンズ詞
3.セフェスティアの子守歌(Sephestia's lullaby)R.グリーン詞
4.お守り(A charm)T.ランドルフ詞
5.乳母の歌(The nurse's song)J.フィリップ詞

曲は「ルクレティアの凌辱」や「アルバート・ヘリング」の初演に参加した、
メッツォのナンシー・エヴァンスのために書かれたそうだ。
子守唄というだけあって比較的シンプルな作りで、1、2曲めは優しげな表情でほっとさせるが、
3.4曲めで雲行きが怪しくなり、5曲めではお母ちゃんが育児ノイローゼになったかのようだ。
全体通してなんかブキミで落ち着かないのは鰤ゆえやむを得まい...
CDでは新しめのところでコジェナーなんてのもあるがこれは2重の意味でダンナのなし得たワザかもしれん。
この曲にはあの「冥王星」でスマッシュヒットを飛ばしたマシューズによるオケ編曲版もあるぞ!
そっちはどことなく「亡き子をしのぶ歌」を想起させるんだが俺だけだろうか??

Ann Murray, Malcolm Martineau - Avie - 2077
Elaine Bonazzi, Ellen Mack - Bridge - BCD9176
Carolyn Watkinson, Tan Crone - Etcetera - KTC 1046
Magdalena Kozena, Malcolm Martineau - DG - 212 402
Zara Dolukhanova, Nina Svetlanova - Guild - GHCD2281/4
Arr.C.Matthews Catherine Wyn-Rogers, Northern Sinfonia, Steuart Bedford - Naxos - 8.557205

748:名無しの笛の踊り
07/06/03 16:22:37 LXkqDkju
一瞬ヴァイオリン協奏曲?と思わせる出だしで始まるこの曲は、
かなり規模の大きい合唱曲だ。

カンタータ「聖ニコラス」(Cantata "St. Nicolas")Op.42[9曲]
[T,女声cho(S,A),4高声の独唱,混声cho(S,A,T,Bs),弦楽,4手p,perc,org]E.クロージャー詞
(1948/初演1948.7.5 オールドバラ ピアーズ、カーゾン、ゾリアンSQほか)

曲はミュラ(現在のトルコ)の司教であった聖ニコラスを題材としている。
このひとはとんでもない伝説がいろいろあるひとだが、
この曲ではそうしたエピソードの数々が音楽で綴られて行く。
編成がちょっと変わっているのであまり実演の機会に恵まれないのかもしれんが、
そもそもがサセックスのランシング・カレッジ(ピアーズの出身校)
創立100周年の記念に作曲されたそうなので、
鰤は各パートのトップ以外は学生が参加することを想定していたらしい。
そう思って聴いていると、これは意外と演奏自体はそう難しくないのかもしれん。
2曲目の聖ニコラス生誕の場面で大活躍する鰤お得意の児童合唱とか、
5曲めの司教に選ばれた場面で華々しく展開するフーガ、
8曲めの美しい合唱、聖ニコラス死の場面で盛り上がる終曲など、
全曲通して特異な編成を駆使した響きは面白いんではなかろうか。
ただし鰤の作品としてはイマイチ強力な個性に欠けるところもあるのかもしれん。
第1回オールドバラ音楽祭で演奏された記念すべき曲でもあるのだが..
ところで12月6日は聖ニコラスを記念する日であり、
一般にクリスマスカードは、その日までに出すのが望ましいらしいぞ!
また、聖ニコラスがアメリカに伝わったときに、なまってサンタクロースになったらしい。
...鰤の曲とはさっぱり関係ないが!

Philip Langridge, Tallis Chamber Choir, English Chamber Orchestra, Steuart Bedford - Naxos - 8.557203
Soloists, Cambridge Girls' Chorus, King's College Choir, Cambridge, Academy of Saint Martin-in-the-Fields, David Willcocks - EMI - CDM5 65112-2
Anthony Rolfe Johnson, Corydon Singers +, English Chamber Orchestra, Matthew Best - Hyperion - CDA 66333

749:名無しの笛の踊り
07/06/03 16:33:17 LXkqDkju
ブリテンは民謡の編曲を相当な数残しているが、舞台作品の編曲ものもある。

バラッド・オペラ「乞食オペラ(The Beggar's Opera)」Op.43[3幕]〔※ペープシュからの編曲〕 J.ゲイ台本
(1948/初演1948.5.24 エヴァンス、ピアーズらイングリッシュ・オペラ・グループ 鰤指揮 アーツセンター、ケンブリッジ)

鰤は民謡以外にもパーセルの曲を編曲してみたり、
英国の大先輩の作品を現代に甦らせるようなことをしてきたようだが、
これも流れとしてはそうした一連のアクションのひとつといえそうだ。
op.43は言わずと知れたミュージカルの元祖とも言われる作品の編曲もので、
元の曲がオペラというよりは劇伴奏曲みたいな作りなのだが、
聴いてみると相当に鰤オリジナルのオペラのように聞こえる。
長セリフが多いのは仕方ないとしても、
曲ごとに表情が変わったり、オペラっぽいライトモチーフみたいな楽句があったり、
鰤好きからすると相当面白く聴ける出来だ!
なんだが同じ作品を元に作られたワイルのヒット作があったりして、
やっぱりこの曲は鰤好きのコレクターアイテムみたいなもんだろう...
ところどころ抜き出して組曲版作れば良かったのにな~と思う作品のひとつでもある。
ところでガーディナーがザ・フーのロジャー・ダルトリーなんかと一緒に、
イングリッシュ・バロック・ソロイスツで元の作品を上演しているのがDVDで出ているのだが、
鰤のも頼むよ!カタログいっこしかないんだから。

Ann Murray, Philip Langridge, Yvonne Kenny, John Rawnsley, Robert Lloyd, Anne Collins, Aldeburgh Festival Chorus and Orchestra, Steuart Bedford - DECCA - 436 850-2

750:名無しの笛の踊り
07/06/03 21:38:52 DMIYOBrd
>>747
切り込み隊長お疲れ様です!
マシューズ編作品41はマーラーが偲ばれると共に、
どことなくショスタコーヴィチ編の死の歌と踊りのかほりも感じます!


751:名無しの笛の踊り
07/06/04 06:37:57 WZd8yzzI
カーゾンスレ立てました。
スレリンク(classical板)l50

モーツァルトの協奏曲伴奏、よいですね。
20番・27番はブリテン/カーゾンが未だにマイベストです。

752:名無しの笛の踊り
07/06/04 17:08:26 0PuaBSye
隊長まぁのんびりやろうぜ。
この後大作が結構あってROMの自分でも聴くのも大変だしなσ(^-^;)
そういや乞食オペラって鰤とピアーズのなかったっけ?
改めて聴くとピアーズって本当に美声だよな。

753:名無しの笛の踊り
07/06/04 18:09:46 KTyZIOJD
>>73
「グロリアーナ」も(前半)陛下がイヤミで大人気ないバーサンに描かれてて初演時は顰蹙を買ったんじゃなかったっけ?。



754:名無しの笛の踊り
07/06/04 21:22:34 g8ilEv6S
久しぶりに来て、何か伸びてると思ったら隊長が帰還してたのか。
相変わらず熱い書き込みで良いね。

755:名無しの笛の踊り
07/06/06 01:54:32 wPR+xsva
>>752
ありましたごみん やっと春きますた...
Peter Pears, Nancy Evans, English Opera Group Orchestra, Benjamin Britten - Pearl - PRL 0225

756:名無しの笛の踊り
07/06/06 23:56:40 nHY114mC
最後まで隊長に付いていきます。

757:名無しの笛の踊り
07/06/07 04:23:25 fFvvVCxa
ありがとですSQ3番までは行きたいです...ってop.94じゃん...

758:名無しの笛の踊り
07/06/07 04:25:56 fFvvVCxa
俺はさておき聴けよ鰤!語れ鰤!というわけで、
クラの世界で春と言えば、なにはさておき鰤op.44終楽章の合唱が思い浮かぶ、
という奇特なひとは、このスレでは私だけではあるまい!

春の交響曲(Spring symphony)Op.44[Orch,S,A,T,混声cho,少年cho][4部]W.H.オーデン他詞
(1949/初演1949.7.14 フェリアー、ヴィンセント、ピアーズ ベイヌム指揮 コンセルトヘボウ、アムステルダム)

Part 1
1.序奏:輝き出でよ(Introduction)(anon詞, 16th century) (合唱)
2.陽気なカッコウ(The merry cuckoo)(Edmund Spenser詞) (テノール)
3.春よ、やさしい春よ(Spring)(Thomas Nashe詞)(ソプラノ、アルト、テノール、合唱)
4.馬車に乗る少年(The Driving Boy)(George Peele-John Clare詞)(児童合唱)
5.朝の星(The Morning Star)(John Milton詞) (合唱)
Part 2
6.きたれ、誉れの娘たち(Welcome, maids of honour)(Robert Herrickv詞)(アルト)
7.天の水よ(Waters above)(Henry Vaughan詞) (テノール)
8.芝生に出て寝ていると(Out on the lawn)(W. H. Auden詞) (アルト、合唱)
Part 3
9.わが五月はいつくるのか(When will my May come)(Richard Barnfield詞)(テノール)
10.きれいできれい(Fair and fair)(George Peele詞)(ソプラノ、テノール)
11.笛を吹け(Sound the Flute)(William Blake詞) (合唱、児童合唱)
Part 4
12.フィナーレ:ロンドンよ、お前にあげよう(Finale: London, to thee I do present)
(Beaumont and Fletcher詞)(全員)

759:名無しの笛の踊り
07/06/07 04:29:40 fFvvVCxa
クーセヴィツキーとボストン響の委嘱で作曲され献呈もされている。
米国初演はもちろん同コンビ、タングルウッドでアムスから1ヶ月後に行われたらしい。
タングルウッドみたいなところで聴いたらさぞ気持ちいいだろうなあー。
曲は4部12曲から成り、これで交響曲というと大地の歌や叙情交響曲を想起させるが、
聴いてみると合唱のせいかオラトリオっぽくきこえる。
冒頭こそ来ない春を恨んでるかのような怪しい始まり方をするが、
その後次から次へと鰤好きにはたまらない展開が押し寄せるぞ!
最初フィナーレの合唱がへんてこに聞こえたんだが、
いまとなっては、あのメロディじゃないと、
春が来た名状しがたい喜びを表現できん!と思ってしまうほどだ。
慣れてくるとフィナーレのメロディを管がしみじみ吹き出したときに、
え~もう終わっちゃうの?と思えてくるはずだ!
他の歌曲や声楽曲などと同様、これも詩の選び方が激しくイカしてるので
ぜひ歌詞を見ながら一度聴いてみていただきたいもんだ!
特に俺はこの曲の終わり方がスゴく好きなんだ!

760:名無しの笛の踊り
07/06/07 04:33:50 fFvvVCxa
Ferrier, Vincent, Pears, St. Willibrord's Boys' Choir, Netherlands Radio Chorus, Concertgebouw Orchestra, Eduard van Beinum - DECCA - 440 063-2DM
Vyvyan, Burrowes, Pears, Chorus of the Royal Opera House, Emanuel School Wandsworth, Boys' Choir, Orchestra of the Royal Opera House, Benjamin Britten - LONDON - 436 396-2LM
Sheila Armstrong, Janet Baker, Robert Tear, London Symphony Orchestra, Andre Previn - Allegro - 64736
Elisabeth Gale, Alfreda Hodgson, London Symphony Orchestra, Richard Hickox - Chandos - CHAN8855
Alison Hagley, Catherine Robbin, John Mark Ainsley, Choristers of Salisbury Cathedral, Monteverdi Choir, Philharmonia Orchestra, John Eliot Gardiner - DG - 453 433-2
Eiddwen Harrhy, Linda Finnie, Robert Tear, Southend Boys' Choir, Gennady Rozhdestvensky - IMP Classics - 5691752
Jennifer Vyvyan, Regina Sarfaty, Richard Lewis, Collegiate Chorale,
Boys' Choir from St. Paul's Church, New York Philharmmonic, Leonard Bernstein - NYPHIL - NYP2006
Alexandra Yakovenko, N. Postavnicheva, Vladimir Mahov, USSR TV and Radio Symphony Orchestra, Gennadi Rozhdestvensky - Revelation - RV10010

761:名無しの笛の踊り
07/06/07 08:31:58 SM462p+S
春の交響曲、名曲だよな。
最初聴いたときは、これが春かよwと思わせる冒頭の暗さにとまどったが、
今では大好きだ。
ちなみに俺はガーディナーと自作自演しか持ってないんだけど、
他におすすめありますか?


762:名無しの笛の踊り
07/06/07 09:04:03 1P8r7WBK
すみません、ド初心者なんですが、
op.60の日本語訳の在処を教えて
頂ければ幸いです。

763:名無しの笛の踊り
07/06/07 14:54:09 KX0V6o4G
おーっ,イッキに私の会員番号まで来てしまったかぁ~。さすが隊長。

バーンスタインのがあったとは知らなかった。でも何か特殊なレーベルのようだな。
塔とか犬で手に入るのだろうか?

この曲の実演について少し。ここ15年間で東京で演奏されたのは3回(5公演)。

94年の大野和士指揮東京フィル
99年のヒコックス指揮新日フィル,プレヴィン指揮NHK交響楽団

99年には何と1ヵ月(実際にはもっと短かった)の間に2つのオケが演奏した。
東フィルの公演はNHK-FMの特集で,N響公演は例のごとく放送された。

99年以降約8年経っているが実演に接する機会はない。地方ではどうなんだろうか?




764:名無しの笛の踊り
07/06/07 14:59:45 dJt34QEY
現在「集団ストーカー」というのがよく話題になります。
創価学会がやっているとか、探偵社がやっているとか、色々憶測が飛んでいますが、
実際には学会が行っている犯罪です。学会員と揉めてからはじまりました

学会の中には創価班・牙城会という部署があり、ここには
「学会・学会員とトラブルを起こした一般市民に嫌がらせをするセクション」
が存在します。
この連中は学会の敵を監視して、嫌がらせをするのが仕事です。
こいつらが行っている任務が、集団ストーカーです。

学会員は組織的なネットワーク網が充実しているため、実行部隊には学会員を使っています。
パッと見には、誰が学会員だとかはわからないでしょう。
それをいいことに、学会のネットワークに個人情報を流し、嫌がらせをさせているのです。

「仄めかし」というのは本来、「どこにいても対象のことを知っている人間がいる」
=「どこにいても監視されている」と思わせることが目的です。
それを治安を破壊する者でなく、単なる一般市民に対してハイテクを駆使して
集団で行うのが、学会の集団ストーカーです。

公安なども行っているという報告がありますが、創価学会は一般市民に対しても
容赦なく実行してしまいます。
また集団ストーカーの後始末は精神科へ行かせて証言能力を奪うか
社会的に抹殺するか学会員にするかのいずれかですが地域や親戚家族をも
巻き込んで猿芝居を演じて基本的には絶対に精神科へ叩き込みます

どちらにしても、学会が、その体質として受け継がれてきた敵対者をひっそりと
抹殺する方法が集団ストーカーといわれているものの実態です。

765:名無しの笛の踊り
07/06/07 17:06:34 L2ibWJjW
バンスタ盤はNYP自主制作だよね
NYPのサイトで買えるんじゃない?


766:名無しの笛の踊り
07/06/09 04:55:53 dxMq0y6x
op.44には鰤自演とかベイヌムの初演ライヴ(豪華キャストだが音悪し)とかもあるわけなんだが、
ひっそりと俺が好きなのはNYP自主制作のバンスタライヴだ。
録音は悪いが全編ムンムンした精気あふれる感じがあって栗の花のにおいがしてきそうだし、
NYP期のバンスタらしい勢いも随所にあっていい感じだ!
バンスタにはもっと鰤をやって欲しかったもんだとこれを聴くといつも思うぞ!


767:名無しの笛の踊り
07/06/09 11:40:01 50MFTc4q
今NYPのサイトに行ってみた。10枚組の3枚目に入っているようだが,バラではないのか?
この1枚のために全部買うわけにはいかない…。AFホールに行けばバラで売っているんだろうか?

誰か1973年の60歳誕生日記念 自演コンサートライブ(FMエアチェック)と交換して
くれないかなぁ。94年の大野/東フィル(優良録音)とでも良いのだが。

(著作権法違反なのはよくわかっているが…鰤コレクターとしては欲しい)

768:名無しの笛の踊り
07/06/09 12:09:08 dxMq0y6x
op.34の例でも分かるが、鰤は若者の音楽教育にも熱心であったらしい。
そこで次の作品は教育的配慮のされた聴衆参加型のオペラだ!

「小さな煙突掃除(『オペラを作ろう』第2部)(Let's Make an Opera "The Little Sweep")」Op.45
[1幕(3場)]E.クロージャー台本
(1949/初演1949.6.14 ジュビリー・ホール、オールドバラ)

貧しさから煙突掃除夫に売られてしまった少年は、
見習いとしてひどい扱いを受けていたが、それを知った子供たちが彼を助け出そうとする。
そういうお話なのだが、この作品ではオペラの部分は2部構成全3幕の第2部3幕めにあたり、
1部の1、2幕は、このお話に感動した子供たちがこの話をオペラにしようと言い出して、
セットを作って練習しながらオペラ上演を目指す場面になっている。
参加者?である聴衆が実際に練習に参加する、という趣向だ!
そのためオペラ部分には、「観客の歌」と指定されている合唱部分が4曲ある。
鰤はこの作品をオペラとせずに「若者のためのエンタティメント」としているが、
実際音楽作品として聴くよりも、上演に参加することの方が面白いんだろうなあと思わせる。
とはいえ子供向けに書かれたものだけに、そっち方面で才能抜群の鰤のうまさが炸裂しているぞ!
「煙突掃除の歌」の童謡風の旋律、パントマイムの部分の舞曲風の音楽、子供のソロが美しく交わされる重唱など、
オペラ部分は40分くらいの作品だが鰤風味は十分に味わえるんじゃないだろうか?
編成も声以外は弦四、打楽器、ピアノ、みたいな室内楽編成なので上演しやすそうだが、
ラヴェルの「子供と魔法」みたいなのとは同列に並べられないのも確かな気もする...

769:名無しの笛の踊り
07/06/09 12:12:31 dxMq0y6x
CDはどちらも第2部の3幕めのみが収められているが、
DVDでは2部3幕全てを観ることができるぞ(日本語字幕はないが)!

Jennifer Vyvyan, April Cantelo, Marilyn Baker, Gabrielle Soskin, David Hemmings, Michael Ingram, Robin Fairhurst, Vyn Vaughan, Nancy Thomas, Peter Pears, Trevor Anthony, English Opera Group, Benjamin Britten - DECCA - 436 393-2
Soloists, King's College Choir, Cambridge, Medici Quartet, Philip Ledger - EMI - CDM5 65111-2
DVD-Felicity Palmer, Kate Flowers, Stephen Richardson, John Graham Hall,
The Coull Quartet, Nettle & Markham, Huw Ceredig, City of Birmingham Symphony Chorus and Symphony Youth Chorus,
Simon Halsey - Arthaus Musik DVD - 102107

770:名無しの笛の踊り
07/06/09 12:13:25 dxMq0y6x
お次はエリザベス女王のいとこでオペラ通のヘアウッド卿が結婚するのを記念してできた曲だ。

婚礼のアンセム「我愛す、ゆえに我あり」(A wedding anthem "Amo ergo sum")Op.46[S,T,混声4部cho,org R.ダンカン詞
(1949/初演1949.9.29 クロス(sp)、ピアーズ、聖マークス教会合唱団、指揮鰤 聖マークス教会、ロンドン)

このヘアウッド卿というひとはただのオペラヲタではなく、
エジンバラ音楽祭監督、英国ナショナル・オペラ取締役などの要職についたり、
Kobbe's Opera Guideという分厚いオペラ本の編者として参加してたり、
英国オペラ界では相当な人物であるらしい。
肝心の曲は10分弱の小品で、結婚を祝うのだからさぞや...なものだろうと思うと、
これがまたいかにも鰤らしく屈折が感じられる出来なのがどうなのかと思わせるぞ!
当時建造中?だったロイヤルフェスティバルホールの礎石の下に埋められたタイムカプセルに、
この曲の楽譜のコピーが収められているそうで、掘り出されるときはやっぱ演奏されるのだろうか?
聴衆はそのとき分かりやすく美しい旋律や華やかさを期待するのか?
と思うとなんだかな...という気がしないでもないのだが...
最近LFHの改修工事をやったときは、壁にもタイムカプセルを埋めこんだそうだが、
そこにはLPOやPOの演奏が入ったiPodなんかが入ってるらしい。

Finzi Singers, Andrew Lumsden, Paul Spicer - Chandos - CHAN9598
The Sixteen, Margaret Philips, Harry Christophers - Collins Classics - 23721 1343 2
Corydon Singers, Westminster Cathedral Choir, Matthew Best, Trotter - Hyperion - CDA 66126
Richard Farnsworth, Ian Bostridge, Westminster Abbey Choir, Martin Neary - SONY Classical - SK62615

771:名無しの笛の踊り
07/06/09 12:14:31 dxMq0y6x
op.46からすると次のは何とも分かりやすく美しい逸品だ!

5つの花の歌(5 Flower songs)Op.47[混声cho]
(1950/初演1950.7.23 イモジェン・ホルスト指揮学生合唱団 ダーティントン・ホール、トットネス)

1.水仙に(To daffodils)R.ヘリック詞
2.四つの美しい月のめぐり(The succession of the four sweet months)R.ヘリック詞
3.沼に咲く花(Marsch flowers)G.クラッブ詞
4.月見草(The evening primrose)J.クレア詞
5.緑のほうき草のバラッド(The ballad of green broom)詞=おとぎ話による

これは鰤が親しくしていた上流階級出身のエルムハースト夫妻が、
銀婚式を迎えるのを記念してできたもので、同夫妻に献呈されている。
このエルムハーストさんというひとはかなりの富豪で、
タゴールに感化されてイギリスの田舎で芸術と工芸を軸に村おこしをしたのだが、
これがすばらしくフリーな環境となって発展し、最近のオルタナティブ・カルチャー発祥の地となったらしい。
正直俺もここには一度行ってみたい気がするぞ!オールドバラに行けるならそのついでに、だが。
その夫妻を祝うこの曲はさすがに?晦渋な雰囲気はあまりない無伴奏の混声合唱が5曲集まってできている。
1曲めが始まった瞬間にあ~いいね~と素直に思え、5曲めはちょっとテクニカルな感じはするが、
どの曲も比較的歌いやすそうだ。俺には歌えないと思うが。
この曲は合唱コンクールなどでよく課題曲になるらしいが、聴いてみるとガッテンな親しみやすさで、
個人的には4曲めのちょっと浮世離れしたが静かな美しさがツボで、汚れちまった俺の心も洗われそうだ!
初演指揮のイモジェンさんはおなじみグスターヴさんのお嬢さんで、
彼女は1952年からオールドバラで鰤とタッグを組み、56年には音楽祭の監督に就任する鰤ゆかりの人物だ!

Britten Choir, Alfred Calabrese - ACA Digital - 20039
Cambridge Singers, John Rutter - Collegium - 104
The Sixteen, Harry Christophers - Collins Classics - 23721 1286 2
Monteverdi Choir, John Eliot Gardiner - DG - 453 433-2GH
Quink Vocal Ensemble - Etcetera - 1017
Netherlands Chamber Choir, John Alldis - Globe - GLO5170

772:名無しの笛の踊り
07/06/09 14:17:39 zsKi9nYx
>>767
晒せるメアドキボン

773:名無しの笛の踊り
07/06/09 18:48:48 50MFTc4q
>>772

4649

774:名無しの笛の踊り
07/06/09 21:38:38 5MFuM397
途中割り込み失礼
WebのHMVでユニバーサル 1200円盤 マルチバイセールというのやってるのですが、
せっかくなのでブリテン数点購入しようと思います。
この中で絶対のお薦め、ってどれでしょうか?(全部買え、って言われるかも知れないけど)
URLリンク(www.hmv.co.jp)

775:名無しの笛の踊り
07/06/10 15:14:38 RHm4G/iF
>>772
連絡松。よろ。

>>762
日本語訳の載っているようなサイトはないとは思うが。希望であれば
CDブックレットのコピーを送らないでもないが。連絡松。

>>774
釣られていくつか注文してしまったw。オペラは既に揃えたし,今回のものも
自作は既に輸入盤等で持っているものだが。 自作集は全てお薦めだが,
特に良いのは「戦争レクイエム」。リハーサル風景付きで鰤の肉声が聴ける。

776:名無しの笛の踊り
07/06/10 15:19:15 RHm4G/iF
>>774

追加。上のURL以外にも対象商品はたくさんあって,ブリテン絡みのものでは
ベイヌムの「春の交響曲」もあった。

777:774
07/06/10 16:27:19 HY2PQPcU
>>775
「戦争レクイエム」は実家に親父のLP(キング)があるんでこれまでCDは持って
なかったんですが、リハーサル風景面白そうなので購入してみます。
あとはとりあえず自作の声楽物中心にオーダー組んでみました。
ピアーズの歌曲集だけ出たときに購入したんですが、対訳つきは何かと便利だったので。
>>776
ベイヌムは未チェックでした。フェリアー好きなのでこれも聴いてみます。ありがとう。

778:762
07/06/11 00:46:07 k9DX8FLX
>>775
ありがとうございます!

お気持ちだけありがたく頂戴します。
ご迷惑かけるのもなんですので。

779:名無しの笛の踊り
07/06/11 12:09:40 9hELFfnV
隊長パワーアップしてるなー
つかこのスレで隊長以外にここまで全部聴いた奴何人いるのよ?
ちなみに俺がたぶん打率8割くらいなんだが。
しかもNML依存でw

780:名無しの笛の踊り
07/06/11 13:44:20 gbKoaJ8p
突然ですが、先日ボストリッジの「ヴェニスに死す」見てきた。
さすがにまだ若いなーと思ったが、10年20年後はとてつもない
アッシェンバッハが出来る気がしました。
録音や映像はそれまで待ってから残して欲しい感じ。
デボラ・ワーナーの演出も美しかった。


781:名無しの笛の踊り
07/06/11 14:46:42 y+FY73tN
>>779

同意。漏れは打率9割ぐらいか。一部合唱曲は聴いたとしても右から左状態で
コメントできるものは限られるな(例:シクスティーン)。一部の
面白そうな曲については自作盤CDは全て(LP,CDダブり多数),その他のものも
手に入れられそうなものはほとんど集めているが,これも正直なところ
コメントできるほど聴き込んでいるわけではない。封を切っていないCDもかなりあるw

>>780

ウラヤマし~。ENOかぁ(10年ぐらい前に「ルクレシア」を観たことがあるが)。
確かにまだ若いだろう。彼の問題はピーター・グライムズのイメージが
全くないということ。クイントはバッチリという感じだが。

782:名無しの笛の踊り
07/06/11 21:52:08 goRrlkxe
俺にとってこんなに1曲1曲丁寧に聴いたのは初めてのことだ!
声楽曲の歌詞はもちろん、
成り立ちや背景なんかを知って初めて良さがわかる曲もあるんだな、
ということが今回よくわかった。
そして自分がいかに無教養であるか、も...

783:名無しの笛の踊り
07/06/11 21:54:45 goRrlkxe
...というわけで、度々鰤は英国大先輩作曲家リスペクト曲をモノしているが、
次の曲もそのシリーズの一つと思われる。

ラクリメ-ダウランドの歌曲の投影(Lachrymae - Reflections on a song of John Dowland)Op.48[va,p]
(1950/1974改訂/初演1950.7.20 プリムローズ、鰤 オールドバラ)

これは実質的にはダウランドの歌曲による変奏曲、なのだが、
1曲めの主題にあたる部分を鰤が自由に作っているようなので、
変奏曲ではなく「投影」と言っているのかもしれない。
曲名のラクリメとはラテン語で涙の意であり、ダウランドにも同じタイトルの曲があるが、
ダウランドの同曲は自身の歌曲などを元に作られた合奏曲であるので、鰤もそれに倣ったのだろうか。
変奏のベースになったのは主に「私の嘆きで人の心を動かせるものなら」という歌曲で、
さらにアパッショナートと指定された変奏部分では「流れよわが涙」のテーマが引用されている。
この曲は、後のお楽しみである大作op.50の作曲中に箸休めで作ったらしいのだが、
個人的には鰤ベストいくつかに入るお気に曲なんだ!
一見晦渋だが、出だしの不安に揺れ動く表情から、どの変奏も非常に緊張感あふれる展開になっており、
緊迫したクライマックスの頂点で最後の変奏がたっぷりと歌われるところなど感動的だ!
一通り盛り上がった後は再びダウランドの引用で静かに終わるのだがこの部分もグッとくる。
全部で15分くらいの曲で決して大曲じゃないけど聴き終えたときにはかなりの充実感があるはずだ!
ちなみに1974年の改訂は、ヴィオラパートのハーモニクスの部分が難しすぎたのをいじったらしい。

Morten Carlsen, Sergei Osadchuk - 2L Records - 2L1
Margaret Major, Benjamin Britten - BBC Legends - BBCB 8014
Nobuko Imai, Roland Pontinen - BIS - 829
Cynthia Phelps, Judith Gordon - Cala Records - 510
Esther Apituley, Rie Tanaka - Challenge Records - 72156
James Creitz, Mihail Sarbu - Dynamic - 61
Kim Kashkashian, Robert Levin - ECM - 827 744
Heinrich Koll, Madoka Inui - Naxos - 8.557606
Yuri Bashmet, Sviatoslav Richter - OLY - 625

784:名無しの笛の踊り
07/06/11 21:57:44 goRrlkxe
この曲にはOp.48aとして鰤自身が弦楽合奏版に編曲したものもある。
1976年という鰤の最晩年の作品になるのだが、どんな思いだったのだろうか?
弦楽合奏がバックだと、ピアノの神秘的な響きとは異なった味の複雑な陰影が感じられてまた格別な出来だ!
タコや武満好きなのに鰤知らんというキミ、ぜひ聴いてくれ!

Malcolm Allison, London Festival Orchestra, Ross Pople - Arte Nova - 34052
Ulf Eklof, New Stockholm Chamber Orchestra, Peter Csaba - BIS - 435
Rivka Golani, I Musici de Montreal, Yuli Turovsky - Chandos - CHAN2402
Roger Chase, Nash Ensemble, Lionel Friend - Hyperion - CDA 66845
Kim Kashkashian, Stuttgart Chamber Orchestra, Dennis Russell Davies - ECM - 439 611
John Glickman, English Sinfonia, John Farrer - IMP Classics - 6600542
Philip Dukes, Northern Sinfonia, Steuart Bedford - Naxos - 8.557205
Yizhak Schotten, Great Lakes Chamber Orchestra, Richard Rosenberg - Crystal - 635
Roger Best, English String Orchestra, William Boughton - Nimbus - NI 1751
Rivka Golani, Toronto Symphony Orchestra, Andrew Davis - CBC - SM 5087
Budapest Strings - Pearl - 39
Roger Chase, London Chamber Orchestra, Christopher Warren-Green - Virgin Classics - VC 7 91080-2

785:名無しの笛の踊り
07/06/11 22:05:53 iZLu2Fkv
>>780
見たんですか。羨ましい。
アッシェンバッハにはまだ若いというご感想、わかる気がします。
だからといって、いくらボストリッジが美形とはいえ、美少年タージオ
ではさすがに無理がありますよねw。

786:名無しの笛の踊り
07/06/11 23:22:42 ucmfOf5R
>>781
グライムズかぁ。確かに、漁師らしい粗野さは欠片もないなw

ピアーズの役はどれも重要だけど、アッシェンバッハは
ほぼひとりで全舞台を背負って立つたいへんな役だと改めて思った。
ちょっとバリトン役が弱めだったこともあるけど、
ボストリッジが完全に舞台をコントロールしていた。
「老いの苦悩」はさすがに難しいと批評なんかでも言われてたけどね。

>>785
ちなみにタジオはENBの若いダンサーが演じてた。
可愛らしかったけどねw

787:名無しの笛の踊り
07/06/12 00:53:51 Ix3w9BH1
ENOのヴェニスは、6/30(現地)にBBC3で放送するよ~。
URLリンク(www.bbc.co.uk)

私も見て来たが、たしかにボストリッジのアッシェンバッハは、
ボガードのようにハゲなわけでも、ピアーズのように老いてるわけでもない。
どころか、知性も美貌も若さも持ってて、
べつにタジオに全然不釣り合いじゃなくね?っていうw

しかしだからこそ逆に、アッシェンバッハの苦悩や葛藤の内容、
すなわち、彼の中で、相反する二つの神がせめぎあう意味というのが
ストレートに立ち現れたかな、とも思った。
「聖なるものと俗なるもの」の対峙って、ブリテンの作品における
共通したテーマだしね。

アッシェンバッハをやるにはまだ若すぎるって問題については、
先月のオペラマガジンで、ボストリッジ自身がエクスキューズしてたが、
曰く、たしかに現在の自分はピアーズが演じた年齢より20才も若いが、
原作は、マンがヴェニスに旅行したときの実体験を元に書かれたもので、
当時のマンは30代半ばであったし、原作のアッシェンバッハは53才の設定なので、
その問題にはこだわらないでおくことに決めたのだ、と。
つまり、あえて実年齢の見た目で臨んだわけだな。
今回のアッシェンバッハの外見も、当時のマン自身を参考につくったとのことだ。

788:名無しの笛の踊り
07/06/12 01:05:23 Ix3w9BH1
それからグライムズのことは、同じく上記のインタビューで、
もちろんいずれやるつもりだけど
でもとりあえず次に狙ってるのはカーリュー・リバーだって言っていた。
(ビリー・バッドは12月にハーディングとやる)
アルバート・ヘリングは、ヒコックスと入れる話がかつてあったんだが
結局実現しなかったそうだ。

個人的に、ボストリッジのグライムズは、
「なんでこんなインテリがこんな寒村で漁師なんかやってるんだ?」
っていう役作りでやるといいと思うよw
そういう意味でも村から浮いてて孤立してるっていう解釈。

それに粗野で無教養な男が暴力的なのは、ある意味当たり前だけど、
普段はインテリで大人しい男が、ある一点に触れると
突然人が変わったようになるってほうが、
周囲には理解不能だし、不気味じゃないか?

789:名無しの笛の踊り
07/06/12 08:06:09 ZDcFkBYA
>>787
おおお~、いつかやるかな?と思っていた。情報サンキュー。
>>788
漁師、てとこがどうしてもアレだが、例えばそこをクリアできるような
演出で、それこそ怪しいよそ者、アレ小児性愛者じゃね?くらいの
今日的な解釈だとはまるかもしれない、とは思った。


790:名無しの笛の踊り
07/06/14 00:37:31 qsvutJ7R
ボストリッジのアルバート・ヘリングなら良いのでは?


791:名無しの笛の踊り
07/06/16 14:24:55 6a/nWz1b
ソロというのはop.5以外なかったのだが、ここにきて初めての無伴奏曲だ!

オヴィディウスによる6つの変容(Six Metamorphoses after Ovid)Op.49[ob]
(1951/初演1951.7.14 ボウトン(ob) オールドバラ)

1.パン(Pan) 
2.フェートン(Phaeton) 
3.ニオベ(Niobe)
4.バッカス(Bacchus) 
5.ナルシサス(Narcissus) 
6.アレトゥーサ(Arethusa)

古代ローマの詩人オウィディウス作「変身物語」の登場人物をモチーフとした6曲からなり、
静謐で神秘的なムードが支配する曲と、スケルツォ風の動きのある曲が交互に並んでいる。
1曲め「パン」から独特の幻想的な雰囲気が漂っていて、グッと作品世界に引き込まれてしまう。
op.2が気に入ったというあなたなら絶対に聴いて損はない逸品だ!
5曲めの「ナルシサス」は、「ナルシスト」の語源になったギリシャ神話の美少年であり、
泉に映った自分の姿に恋をして、死後水仙の花になってしまった人物なのであるが...
ここで鰤は何を思ってこの曲を書いたのか、想像したいようなしたくないような気分だ!
op.2ではオーボエ吹きさんがコメントくれたが、これにもひとことお願いしたいところだ!

792:名無しの笛の踊り
07/06/16 14:28:33 6a/nWz1b
これは普段オケとかオペラ中心に聴いてるとマイナーな曲に見えるが、
オーボエ界ではポピュラー?らしくCDも結構出ている。

Eric Speller - Ambroisie - AMB 9909
Gordun Hunt - BIS - 769
Helen Jahren - BIS - 737
Thomas Indermuhle - CAMERATA - 30CM-449
Hansjorg Schellenberger - Campanella Musica - 130038
Robin Canter - Carlton Classics - 6600962
Allan Vogel - DLS - 3235
Francois Leleux - harmonia mundi - HMN 911556
Sarah Francis - Hyperion - CDA 66776
Gernot Schmalfuss - MDG - MDG 301 0925-2
Sarah Watkins - Meridian Records - CDE 84119
Heinz Holliger - PHILIPS - 434 076-2PH
Humiaki Miyamoto - RCA/TowerReccords - TWCL-4023
Gregor Zubicky - SIMAX - PSC 1022
Francois Meyer - Sonpact - 94011

793:例のob吹き
07/06/16 21:35:57 p1wtcWcF
まさか隊長が私のことを覚えていてくれたとは(笑)。感激です。この曲は音をならべること自体はそんなに難しくはないのだけれど、説得力ある音楽に仕上げるのはとても難しい…。
いつかルルー(fontecから出てる新録が断然おすすめ!)みたいに自在にこの曲が吹けるようになりたいものです。

794:名無しの笛の踊り
07/06/17 11:30:23 +8/k7IN4
感激なんてとんでもない!ルルーFONTECの新盤ってのがあったのか...情報TNX。
ところでop.33は漁村だったが今度は軍艦「不屈号」だ!

歌劇「ビリー・バッド(Billy Budd)」Op.50[4幕(→2幕)]E.M.フォスター,E.クロージャー台本
(1951/1964改訂/初演1951.12.1 鰤指揮ロイヤルオペラ、コヴェントガーデン)

1951年、英国芸術評議会が戦後の荒廃で落ち込む自国民を元気づけるために、
「Festival of Britain」を開催したが、そこで上演するため鰤に委嘱してできたのがop.50だ。
原作は「白鯨」で有名なアメリカの作家メルヴィルの小説(最後の作品)で、
1797年、革命フランス軍と戦闘状態にあったイギリス軍の軍艦上で話が展開する。
捨子で両親も知らぬ無垢な青年水夫ビリーが,商船「人権号」から軍艦「不屈号」へ強制徴募されるが、
誰からも愛される爽やかキャラに嫉妬した古参の上官に陥れられ、反乱の罪を着せられてしまう。
興奮するとうまく話せなくなってしまうビリーは、思わず上官を殺してしまい、死刑を言い渡される。
最後は自分を理解してくれる艦長に心の父親を見いだして,幸せに死んでいくという、なんとも悲しく美しいお話だ。
この原作には様々な解釈がなされていて、メルヴィルの他の作品と同様に一筋縄でいかない難解さがあるようだ。
音楽は、鰤オペラで最も規模の大きいオケ・合唱が独唱に絡み合って雄弁に書かれており聴きごたえがある。
1幕冒頭の水夫たちの不安げな合唱、2場最後の間奏曲的な美しい部分と、続く3場冒頭から盛り上がる合唱、
2幕1場で敵艦が現れ緊迫するところ、3場で処刑を待つビリーが自分に歌う美しい子守歌、
4場で処刑後のコワい合唱から終盤まで、などなど、聴き所はいっぱいあるぞ!
舞台が軍艦だけに登場人物は全員男だというのが大きな特徴だが、決してホ○オペラではない。たぶん。
いかにもテノールなビリーがバリトンで、いかにも低声な老艦長がテノールであり、
オペラ全体がこの艦長の回想だというのがまたミソで、最後も年老いた元艦長が呟くように終わる。
もちろん初演時はこの艦長がピアーズだったわけなのだが...

795:名無しの笛の踊り
07/06/17 11:31:57 +8/k7IN4
後に鰤は当初4幕だったのを2幕に改訂しているが、上演時間を短くしましたということではないようだ。
鰤箱のこの作品はCD2枚で済むところ変なところでディスクを分けてるので3枚になっており聴きにくいぞ!

Peter Glossop, Peter Pears, Michael Langdon, John Shirley-Quirk, Wandsworth School Boys' Choir Ambrosian Opera Chorus London Symphony Orchestra, Benjamin Britten - LONDON - 417 428-2
Theodor Uppman, Peter Pears, Frederick Dalberg, Michael Langdon, Hervey Allen, Geraint Evans, Chorus and Orchestra of the Royal Opera House, Covent Garden, Benjamin Britten - VAI Audio - VAI 1034
Simon Keenlyside, Philip Langridge, John Tomlinson, Tiffin Boys' Choir, London Symphony Chorus and Orchestra, Richard Hickox - Chandos - CHAN9826
Wolfgang Bankl, Neil Shicoff, Bo Skovhus, Vienna State Opera Orchestra, Donald Runnicles - Orfeo D'Or - ORFEOR602033
Excerpts - Theodor Uppman, Peter Pears, Frederick Dalberg, Michael Langdon, Hervey Allen, Geraint Evans, Chorus and Orchestra of the Royal Opera House, Covent Garden, Benjamin Britten - Gala - 100560
original four-act - Thomas Hampson, Anthony Rolfe Johnson, Eric Halfvarson, Halle Chorus and Orchestra, Kent Nagano - ERATO - 3984-21631-2
DVD - Thomas Allen, Philip Langridge, Richard Van Allan, Neil Howlett, Chorus and Orchestra of the English National Opera, David Atherton - ARTHAUS MUSIK - 100 2787

796:名無しの笛の踊り
07/06/23 00:40:43 j+8JZ8cJ
聖書インスパイヤシリーズ「カンティクル」第2弾は、
15分ちょっとの歌曲ではあるが内容的にかなりのスケール感がある。

カンティクル第2番「アブラハムとイサク」
(Canticle II "Abraham and Isaac")Op.51[A,T,p] 詞=チェスターに伝わる中世の神秘劇
(1952/初演1952.1.22 フェリアー、ピアーズ、鰤 アルバート・ホール、ノッティンガム)

旧約聖書の創世記にアブラハムとその息子イサクのエピソードがあるのだが、
子供のいなかったアブラハムは神のお告げを信じて実践すると、奇跡的に子供を授かる。
しかし神は今度はなんとその子供をいけにえとして捧げろという。
アブラハムはその通りに息子イサクを殺そうとし、
イサクも父に殺されそうになっていることに気付くが抵抗することはなかった。
父が息子に手をかけようとする直前に神は制止し、その信仰の深さを讃える。
宗教をあまり深く理解できない俺には何とも言いようがない話だが、
曲はこの顛末をドラマティックに描いているぞ!
神のパートだけ2人にユニゾンで歌わせているところなんかも面白い。
なおこの曲の素材をオウエンがop.66で書き直して使用しているらしいのだが、
アブラハムのことはop.66でもかなり大きなテーマとなっていると思われるので、
その関連で聴いてみると面白いかもしれない。

John Hahessy, Peter Pears, Benjamin Britten - LONDON - 425 716-2
Jean Rigby, Philip Langridge, Steuart Bedford - Naxos - 8.557202
Michael Chance, Anthony Rolfe Johnson, Roger Vignoles - Hyperion - CDA 66498
Daniel Taylor, Benjamin Butterfield, Stephen Ralls or Bruce Ubukata - Marquis Records - 185
Ellen Shade, John Stewart, Martin Katz - Phoenix USA - 129
Michael Chance, Ian Bostridge, Julius Drake - SONY Classical - SK62615

797:名無しの笛の踊り
07/06/23 12:44:58 j+8JZ8cJ
スレも寒くなってきたのでageさせてくれ!
...スレだけでなく次の曲も結構寒い。外は暑くなってきたが...
タイトルと旅を描いた曲があることによって、シューベルトを思い出させる。
鰤とピアーズはシューベルト歌曲を度々演奏していたらしいし、
「冬の旅」には圧倒的な録音もあるので、関係ないことはないと思うが...

冬の言葉(Winter words)Op.52[S/T,p][8曲] T.ハーディ詞
(1953/初演1953.10.8 ピアーズ、鰤 リーズ音楽祭)

1.11月の黄昏に(At Day - close in November)
2.真夜中のグレートウェスタン鉄道(Midnight on the Great Western)
3.セキレイと赤ん坊(Wagtail and Baby)
4.小さな古いテーブル(The Little Old Table)
5.クワイヤマスターのお葬式(The Choirmaster's Burial)
6.誇り高き歌手達(Proud Songsters)
7.駅舎にて(At the Railway Station, Upway)
8.生命の芽生えの前と後(Before Life and After)

実際の曲はピアノで鉄道が走る様子や駅に響く汽笛?らしきものを表現しているように聴こえる部分があるが、
非常に渋く、詩にぴったりと寄り添って書かれているようだ。
詩は人生の不思議さ、無常を語っているように読めるが...
そういう意味では詩の内容をあまり理解していないとさっぱりおもしろくないように聴こえるかもしれない。
深く内面に入り込んで物思いに耽っているような音楽だが、そういう意味での「冬」なのかもしれない。
5曲めの詩の内容としみじみした旋律、8曲めの最後に問いかけてくる思いの深さが俺には印象的だ...

Peter Pears, Benjamin Britten - DECCA - 425 996-2
Ian Partridge, George Malcolm - ASV Quicksilva - QS 6172
Justin Lavender, Julian Milford - Carlton Classics - 30366 0056-2
Philip Langridge, Steuart Bedford - Naxos - 8.557201
Anthony Rolfe Johnson, Graham Johnson - Hyperion - CDA 66209

798:名無しの笛の踊り
07/06/23 13:05:41 FIUiLwIY
隊長乙であります!
このまえラングリッジとベッドフォードの冬の言葉買ったよ!
鰤ビギナーだが、凍えるような気分を味わった。いい音楽だ。

799:名無しの笛の踊り
07/06/23 13:52:01 rlwjQrMy
去年の12月4日、没後30年の命日にパドモアとヴィニョールズのコンビで
リサイタルがあった(ウィグモアホール)。 ネットラジオで中継聴いたけど
この時の「冬の言葉」が結構良かった。パドモアは今が旬だね。
ちなみにプログラムは、1.ミケランジェロの7つのソネット、2.ヘルダーリンの6つの断章、
3.冬の言葉、というもの。そのうちライブ盤でないかな~

800:名無しの笛の踊り
07/06/23 14:28:28 mvlWXa92
↑スゲープログラムだな-
冬の言葉って去年ボストリッジの来日公演でやんなかったっけ?
歌手によって相当印象変わりそうな曲だよね

801:名無しの笛の踊り
07/06/23 14:56:54 xhu0VpMs
>>797

隊長のいなかった1年間はかなり寒かったなぁ・・・。万一落ちるといけないから
ときどきバックアップを取っていたw

>>800

>>623, >>635 のあたり。前半が「冬の旅」前半で,後半が「冬の言葉」。
彼がどうしても演奏したかったとのこと。

コンディションが完全でなかったようにも思うが,オペラシティのホールに
彼の声がよく響いた。初めて(そしておそらく当分聴くことはないだろう)
この曲を生で聴けて良かった。


802:名無しの笛の踊り
07/06/23 15:30:15 mvlWXa92
>>801
どうしても演奏したかった、かぁ
プログラムになんか書いてたりしないのかな。
ボストリッジはかなり前にハーディングと来た時、
ノクターンを聴いたけど、
なんかがとり憑ついたみたいな歌いっぷりだったな-

803:名無しの笛の踊り
07/06/24 08:12:08 59majFo4
鰤オペラで過ごす週末ということで、オペラ2連発だ!
「グロリアーナ」とは女王エリザベスの別名であり、
op.53はエリザベスII世の即位を祝って作曲されたオペラだ!

歌劇「グロリアーナ(Gloriana)」Op.53[3幕]W.プローマー台本
(1953/初演1953.6.8 クロス、ピアーズ、シンクレア、エヴァンス プリッチャード指揮ロイヤルオペラハウス、コヴェント・ガーデン)

さすがに曲は冒頭からファンファーレが輝かしく鳴り響き、独唱、オケ、合唱ともに華々しく盛り上がる。
中後期の晦渋な作風からは一変して明るい雰囲気に彩られているぞ!
ところがお話そのものは大航海時代の英国が舞台であり、
エリザベスI世のエセックス伯との恋愛など、
女王でありながらひとりの女でしかない姿とその悲劇を描いていて、
初演当時はちょっとしたセンセーションを巻き起こしたらしい。
1幕の馬上試合の後エリザベスが登場する場面の盛り上がりや、
2場のダウランドインスパイアとされる美しいリュートの歌、
2幕1場の仮面劇の場面の典雅な無伴奏合唱とその後の盛り上がり、
3場で次々と登場する多彩な舞曲や行進曲、
3幕3場で老いた女王が死を迎える場面の劇的だが孤独な音楽など、
聴き所はかなりあるのだが、全体は牧歌的でやや懐古趣味的な雰囲気がある。
とはいえオケなどはかなり派手に書かれていて結構面白いぞ!

Josephine Barstow, Philip Langridge, Della Jones, Jonathan Summers, Welsh National Opera, Charles Mackerras - DECCA - 440 213-2
Choral Dances - Peter Pears, Ambrosian Singers, Benjamin Britten - BBC Legends - 8009
DVD - Sarah Walker, Anthony Rolfe Johnson, Jean Rigby, Richard Van Allan, Neil Howlett, Elizabeth Vaughan, Alan Opie, Malcolm Donnelly, Chorus and Orchsetra of the English National Opera, Mark Elder - Arthaus Musik - 102097
DVD - Josephine Barstow, Tom Randle, Emer McGilloway, David Ellis, Susannah Glanville, Eric Roberts, Clive Bayley Chorus of Opera North, English Northern Philharmonia, Paul Daniel - Opus Arte - OA0955D

804:名無しの笛の踊り
07/06/24 08:16:25 59majFo4
この曲にはホルスト娘のイモジェンの協力により、組曲版が作られている。
もっと他のオペラでも組曲版作って欲しかったんだがイモジェン。

交響組曲「グロリアーナ」(Symphonic Suite "Gloriana")Op.53a[T/ob,Orch]
(1954/初演1954.9.23 ピアーズ、シュヴァルツ指揮CBSO タウンホール、バーミンガム)

1.「馬上試合(The Tournament)」~1幕1場
2.「リュート歌曲(The lute song)」~1幕2場
3.「宮廷舞曲(The courtly dances)」~2幕3場
4.「グロリアーナ・モリトゥーラ(Gliriana Mritura)」~3幕3場

London Symphony Orchestra, Steuart Bedford - Naxos - 8.557196
Royal Liverpool Philharmonic Orchestra, Takuo Yuasa - EMI Eminence - CD-EMX2231
Martyn Hill, Thelma Owen, Holst Singers, Hilary Davan Wetton - Hyperion - CDA 66175
BBC Northern Symphony - IMP Classics - 9129
English String Orchestra, William Boughton - Nimbus - NIM 1751
Courtly Dances - Royal Philharmonic Orchestra, Andr� Previn - Telarc - CD 80126

805:名無しの笛の踊り
07/06/24 13:43:56 59majFo4
お次はまたまたオペラ、しかもこっちは鰤節全開だ!
面白いからできれば実演かDVDをぜひ観てくれ!

歌劇「ねじの回転(The Turn of the Screw)」Op.54[プロローグと2幕]M.パイパー台本
(1954/初演1954.9.14 - ピアーズ、ヴィヴィアン、クロス、鰤指揮EOG フェニーチェ劇場、ヴェネツィア)

そもそも53年のヴェネツィア・ヴィエンナーレにEOGが招聘され上演予定だったのが、
op.53もあってか作曲が押したので翌年初演されたらしい。
原作は米国の作家ヘンリー・ジェイムスの同名の中編小説で、幽霊文学の古典的名作だそうだ。
19世紀末、英国の旧家に孤児が2人おり、その後見人が多忙ゆえその家の全てを任せようと女家庭教師を雇う。
田舎の教師の娘でまじめな彼女は一生懸命責任を全うしようとするが、その家はおばけ屋敷だった、
というのが大概のお話なのだが、これまでの鰤オペラと同様、
単に弱者だったり純粋だったりする人物が何らかの抑圧に押しつぶされて行く、
という基本路線がここでも音化されて行く。
とっても凝った音楽の作りで、2幕16場にはそれぞれ間奏曲があり、主題と15の変奏曲になっている。
ピアノソロとか協奏曲みたいなのがあったり、どの曲もさすがに面白くてそこら辺もこのオペラの魅力だ!
おばけ屋敷の話だから夏にビールでも飲みながらこのDVDでも観ようかと思うが、
雰囲気的にマジでうすら寒く、結構コワかったりする。
1幕で家庭教師とコドモが戯れるシーンなんか、いつものコドモ好き鰤の親しみやすい旋律で和みそうなもんだが、
ここでは小編成オケの薄っぺらい響きもあってかやっぱりなんかコワい。
1幕6場でコドモが突然ヘンな歌を歌いだすんだがそれもコワい。
2幕になるとコドモが出てくるたびになんかコワいぞ!
タコみたいな血も涙もない墓場みたいなコワさではないんだが...
原作ではおばけは実際には登場しないのだが、ここではおばけが出てきて歌いまくる。
そこも議論のあるところだがその歌がまたなんかコワいので俺はいいんじゃないかと思うぜ!
最近、上演機会が増えてきて鰤オペラでは観やすい作品の筆頭になっているんじゃなかろうか。
俺も純粋で責任感あふれる美しい女家庭教師を怖がらせて「ああ、悪よ!」って言って欲しいと思うぞ!

806:名無しの笛の踊り
07/06/24 13:46:29 59majFo4
鰤オペラにしては珍しく、DVDが数種出ている。

Peter Pears, Jennifer Vyvyan, David Hemmings, Olive Dyer, Joan Cross, Arda Mandikian, English Opera Group, Benjamin Britten - DECCA - 425 672-2
Susan Chilcott, Anne Evans, Anthony Rolfe Johnson, Anne Bolstad, Lyndy Simons, Leo Van Cleynenbreugel, La Monnaie, Brussels Théâtre de la Monnaie Orchestra, Antonio Pappano - Accord -
Felicity Lott, Philip Langridge, Sam Pay, Eileen Hulse, Phyllis Cannan, Nadine Secunde, Aldeburgh Festival Ensemble, Steuart Bedford - Naxos - 8.660109
Helen Donath, Heather Harper, Robert Tear, Ava June, Lillian Watson, Michael Ginn, Philip Langridge, Members of the Royal Opera House Orchestra, Covent Garden, Colin Davis - PHILIPS - 446 325-2
Joan Rodgers, Ian Bostridge, Vivian Tierney, Jane Henschel, Mahler Chamber Orchestra, Daniel Harding - Virgin - 45521
DVD - Mireille Delunsch, Marlin Miller, Gregory Monk, Mahler Chamber Orchestra, Daniel Harding - Dream Life - DLVC-1176
DVD - West Australian Symphony Orch, David Stanhope, Eilene Hannan - Select Music
DVD - Lisa Milne, Mark Padmore, Diana Montague, Catrin Wyn Davies, City of London Sinfonia, Hickox - Opus Arte

807:名無しの笛の踊り
07/06/24 21:36:00 hABkTa+8
このオペラは2001年,2002年に新国立劇場小劇場で上演されている
(いずれも 指揮:松岡究,演出:平尾力哉)

この公演での特徴は,SM的な演出を別にすると,プロローグの後に演奏される
「主題」を繰り返すことである。果たして譜面にそう書いてあるかどうかは
疑問だが,聴いてみるとなかなか新鮮。




808:名無しの笛の踊り
07/06/25 00:57:22 m0ARCrP4
>>806
>2幕16場にはそれぞれ間奏曲があり、主題と15の変奏曲になっている。




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