05/12/17 14:56:11 2yeNVqxE
op.17はいよいよオペラだ!オペレッタとされていることもあるらしいのだが。
ポール・バニヤン(Paul Bunyan)Op.17[プロローグと2幕のオペラ]W.H.オーデン台本
(1941/1976改訂/初演1941.5.5 elen Marshall (Tiny), Hugh Ross指揮Columbia Theatre Associates,
New York Schola Cantorum、コロンビア大学、ニューヨーク
改訂版初演1976.6.14 ベッドフォード指揮、オールドバラ、スネイプ・モールティングス)
鰤天は1939年に米国へ帰化したオーデンの後を追ってニューヨークに滞在することになるが、
そんな中で生まれたこの曲は、そこかしこにアメリカンな匂いを感じさせる出来だ!
ポ-ル・バニヤンとはアメリカの伝説に登場する巨人の木こりであり、
新しいアメリカを築くために生まれたヒーローである。
物語の最後でオーデンは、バニヤンに「アメリカこれでいいんかい?」みたいな問いかけもさせている。
曲自体は民謡のような非常に分かりやすいメロディが多く、合唱のパートがかなり活躍する。
オペラというよりミュージカルみたいに聴こえる場面が多々ある。
また3曲ある「バラード間奏曲」はナレーターがギター伴奏で歌う。