08/05/31 17:02:16 U02mXrM3
エルビンについてこの事だけはみんなに自慢できると・・・
1964年ごろピッットインがまだJAZZ喫茶として伊勢丹裏にありました。
そこでは留学から帰ったばかりの渡辺貞夫が富樫正彦や山下洋輔等とはやり始めた
ボサノバをまじえてバリバリのライブが聞けたものです。ある時その前を
通ると本日エルビンジョーンズ出演と張り紙がしてありエット思い店に入りました。
ナベサダの演奏が佳境に入ったころあのレコードジャケットでしか見たことがなかった
ご本人が現れました。そして富樫に替わりドラムセットに座った同時にイキナリ
3拍子のブラッシュワークでベースを煽り立てながら（何時か王子様が・・）が始まりました。
ビックリしたのはその直前まで敲いていた富樫の音とまるで音の大きさ厚みの違い、これが
ブラッシュの音かと思うほどの迫力でした。演奏が進むうちバスドラを多用する
場面がありましたがそのバスドラを打つ度に前に飛び出してきたのです。これには
びっくりでした。ボーヤがバスドラの前に座り込んで手でしっかりと押さえざるを得ませんでした。
エルビンは年末に行われた３大ドラム合戦で来日し麻薬所持の嫌疑で帰国できない
ハメに陥ってたようです。生活費を稼がせるためにナベサダが出演させてたようです。
４５年以上前の体験ですが未だに昨日のことのように覚えてます。