06/11/02 18:46:08 URt4NPbx
アンコンの話をしてみると、山形は打楽器の勢い(地区・県での審査の甘さも含め)がすさまじいです。
6年連続で東北金を取っています。
しかもどの年の演奏も、全国的に見ても独創性に富んだ選曲、曲作りをしており、 全国に出ても恥ずかしくない東北ダメ金だと思いました。
2001年、山形中央「ジムナスティックゲームス、Ⅱ、Ⅴ」
音源もない曲でしたが、曲の魅力を十分に引き出した立派な演奏でした。
しかし結果は7位。東北の壁の高さを思い知らされました。
2002年、山形中央「ゲインズ・ボーロー、Ⅱ、Ⅰ」
昨年の雪辱をはらすべく、有名な打楽器界の古典の曲で勝負
本当の技術、音楽性を必要とする曲ですが、 完璧にやってのけました。非の打ち所がない演奏。
私は全国確実と思いました。
結果は同点2位、投票で敗れました。
後に聞いた話では、この年の中央は三中生が4人もいたらしく 彼らは1999年に同じ曲のⅡ、Ⅲで、同じく東北ダメ金でした。
雪辱はまたもはらすことができませんでした。
2003年、鶴岡南「ポルティコ」
鶴岡南は数年前から着々と力をつけていました。
2000年は3重奏で脅威のテクニックを披露し、東北銀になっています。
中央の全盛で2年間県ダメ金止まりでしたが、 この年、県大会で会場中の度肝を抜きました。
まったくアンコンでやられていない10重奏の曲を
8人が曲の魅力を十分に伝えたのでした
(プロの音源とはまったく違うアプローチ、しかもそれがズバリ決まっていたのも衝撃でした)
ポルティコ自体の曲の魅力もあり、テクニック以上に聞き手を飲み込み、
東北大会も涙なくは聴けない熱演でしたが 惜しくも3位。2位の青森山田との差はわずか1点でした
(ちなみに青森山田はその後の全国大会で金賞)