06/10/10 22:35:53 wQlx1+mw
>>576
私にとって一番の指揮者は、日本フィルの小林研一郎さんです。
この人が指揮をする時には、音量の大小の意識が弱く、表現に若干の難がありますが、
バンド全体のバランスがとれていて、聴いていて胸が苦しくなりません。
中大ブラスの小塚類先生と同様、ピアノに精通しています。
バンド全体のバランスの調整が非常に上手いのは、それが影響しているかもしれません。
ピアノは、旋律と伴奏の両方を意識する必要がありますから。
一番の思い入れのある団体は、やはりN響です。技術、表現、全ての点で、間違いなく日本最高峰ですね。
しかし、そのバンドも「完璧」ではありえないわけです。
CDなどは、上手い部分をつなげる事もあるそうですから、
そのバンドの真の技量以上に、上手く聞こえてしまいますが。