07/01/24 21:47:48 T9r1I6sZ
1947年2月27日のフルトヴェングラー復帰3日目の「運命交響曲」「エグモント序曲」の
演奏を記録したディスクについて、手元にあるものを比較してみました。
*ベートーヴェン交響曲第5番「運命」
・「フルトヴェングラーの遺産」盤 UCCG-3696
ピッチ異常があるそうですが、私には絶対音感が無いのでわかりません。
各トラックの演奏時間は、確かに下記各盤に比べて短いです。
・OIBP(オリジナルス)盤 POCG-3788
第1楽章の1分41秒のルフトパウゼのところで、「ホワン」と一瞬変な音(多分管弦楽
合奏の音)がします。テープを切り継ぎしたときに、前のテープの末尾か、後のテープ
の先端の音を取り去り忘れた編集ミスと思われます。
この変な「ホワン」は、OIBP系のディスク全て(ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲
併録のエロクェンス盤、旧紙ジャケ盤POCG-90445。新紙ジャケ盤UCCG-9490は、バ
カバカしいので買ってません。)に共通しています。
音質自体は、よく言われるように、中低音が効いていない、高音中心の音です。
・フランス協会盤 SWF013
最もバスが効いている(悪く言えば、低音がボンつく)ディスクです。
編集ミスは無いようです。
バスの効き具合は、仏協会≒⊿>遺産≒GS>OIBP、です。
・デルタ盤 DCCA-0027
仏協会盤とほぼ同じ音質です。
何から起こしたのか表記がありませんが、スクラッチノイズは無いです。
・グランドスラム盤 GS-2013
遺産盤とほぼ同じ音質ですが、各トラックの演奏時間は遺産盤以外の各盤に近いです。
ドイツのLPからの板起こしで、スクラッチノイズがあります。