07/01/11 00:57:49 J+6JB2j+
そのような曲は基本的に映像音楽なので、音楽のための音楽とは作られる意味合いが違う。
だからあのような曲にクラシカルな音楽性を求めるのはお門違いなのはわかると思う。
(ただ、未知との遭遇などとくに現代的な書法で書かれた曲は、映像音楽でありながら
純粋に音楽性からみても十分評価に値するものもある)
ただ、アメリカはオリジナルスコアが手に入りやすいというのもあってか
昔から市民オケにもそういう系統の曲も積極的に演奏されている。
アンダーソンの曲など日本じゃ知られてる割にそれほど演奏されないが
あっちではアンコールピースなどとしても定着してる。
ボストンポップスやシンシナティなどプロのポップスオーケストラの活動が盛んというのも
理由のひとつだと思うが、それも相まって新譜もどんどん増えている。
そして日本も神奈川ポップスオーケストラ、久石譲の精力的な活動などで
日本もそういう系統の曲もプロによってコンサートが行われるようになってきているとは思う。
そこでアマチュアもそろそろそういう曲を取り上げてもいいような気がするのだが
全くそのような気配がない。
映画音楽をまとめた交響組曲など、コンサートピースとしても良質なスコアが増えているのに、だ。
日本のアマオケがあまりそういう曲を演奏しようとしない理由はなんだろう?
映画などを見て、この曲を自分のオケでも演奏したいと思う人が少しでもいないものだろうか?