06/11/02 19:28:05 bXQY2KwA
>>867
若い世代へのアピールは最終的に「歌姫D.D.」で成功したんじゃないの？
>>852 がいう「カッコイイ」はどうかと思うが、セールスからも新規若年ファンを獲得出来たのは確かだと思う。
とにかく「歌姫シリーズ」は（個人的に「D.D.」以外は好みじゃないんだが）明菜が音楽的な指向を別のベクトルに持っていって大衆に受け入れられたんだから一応成功だと思うよ。
これ、非常に大変なことと思うんだけどね。
同年代のアイドルでは原田知世がスエーデン・ポップスに軸足を延ばして成功しているが、俺の記憶では「大衆が持っているアイドルイメージ」を脱することに成功したアーティストはこの二人しか知らない。
「歌姫シリーズ」が出るまで明菜はやっぱり（大衆的世間的には）アイドル・元アイドルだったでしょ？
当時の宣伝だってレビューだって「あのアイドル（だった）明菜が」って括りだったし。
そのイメージを覆すために「歌姫シリーズ」は有効だったし結果、若い世代にも食い込んだと思うよ。
ま、その為に同系統のアルバム３枚連続リリースを必要とした訳だが・・・これは力技だよ。
俺等の世代ってさアーティストと認識出来なければ「あ！元アイドルの（たとえば）天地真理が歌っている」とか思うじゃん？
若い世代が、こういう感覚で明菜を観ていたのは確かな訳。
いま、そんな事ないでしょう？
上記した原田知世も同じ道を歩んだ。（ってか原田の方が先にチャート上位復活を遂げる。オリコンのトップ１０圏内入りインターバルタイトルを掴んだ）
たとえば原田知世に（少なくとも音楽に詳しい人間なら）若い世代は「元アイドル」って眼差しは持たないと思うが、それと同じ。
とにかく明菜が「歌姫」で成功している。
それは彼女をアイドル・元アイドルの括りで見なくなった事で証明される。
新しい世代にも「その音楽性が」受け入れられたって事だよ。
・・・今回の書き込みはグデングデン。