03/08/26 11:06 kEHL++3Y
>>406
一般、全団体聴きました。聴いた場所は、2階席中央若干下手より審査員席の後ろ個人的な感想は
感銘度:倉敷≧大田>岡山>祇園
サウンド:倉敷>大田>祇園≒岡山
技巧:祇園>倉敷≒岡山>大田
総合:倉敷>祇園≒大田≧岡山
倉敷:>>407さん同様、貫禄は感じましたがいい意味で横綱相撲では無く攻めの演奏。
課題曲のテンポは好みが分かれるけどイントロ抜群。自由曲これまた冒頭のファンファーレ
が抜群。2曲とも後半に若干のほころびがあったが総じてよくまとまっていて、大編成を生
かしたダイナミックスレンジの広さが演奏にメリハリをつけていた。立派な演奏でした。
祇園:>>407さん同様、アンサンブルの緻密さを感じましたが、ダイナミックが倉敷より狭いのが
最終的な結果の差なのかもしれませんね。透明感の高い見通しの良いサウンドが、個人的には
非常に好きです。高校の部の明誠学院同様、今回のコンクールではサウンドの透明度より、充
実度が重視された結果かもしれません。
大田:OBバンドとしては驚異的な仕上がり、しかし常時活動しているバンドに比べてサウンド
のバランス感覚に難があるのが残念、金管セクションが少々吹きすぎ。特に課題曲1は緻密な
バランスを要求される曲なので目立つ。しかしながら恩師の退官の年にメンバーが想いをよせ
てがんばっている姿は本当にすばらしい。気迫がみなぎっていました。
岡山:課題曲は倉敷と同じ3ではあったが、こちらはオーソドックスなテンポ イントロは少々
不安定でそれをトリオまで引きずっていたが、トリオ以降は本当にすばらしい演奏、特にトリオ
のクラリネットの旋律はすばらしかった。自由曲は、バーンスタインらしい明確な表現と軽やか
さ、そして大人の色気で非常にすばらしい演奏でした。2曲を通しておおらかなサウンドがこの
バンドの魅力ですね。