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「中国人被害者に補償を」呼びかけ人にF1ドライバー佐藤琢磨さんなど
戦後補償問題に取り組んできた弁護士らが15日、旧日本軍の非人道的行為を
受けた中国人被害者に補償するよう国に求めるアピール文を発表した。呼びかけ人には、
F1レーサーの佐藤琢磨さん(BARホンダ所属)も名を連ねた。
佐藤さんは今年、憲法を特集した法律雑誌の対談に登場し、「日本は過去にひどいことを
してきたし、そのことを次の世代に伝えなきゃいけない」などと語っている。参加依頼に対し、
F1で海外転戦中の佐藤さんから了承の返事があったという。
呼びかけ人には、弁護士や大学教授のほか、広島市立大・広島平和研究所長の
浅井基文さん、作家の森村誠一さんらも加わっている。
アピール文は、毒ガスの使用や遺棄、村人を抹殺した「平頂山事件」、731部隊の
生体実験などが日本の裁判所で事実認定されたとしたうえで、「日本政府が被害者に謝罪し、
ふさわしい補償を行って、事実を未来に記憶することを求める」と訴えている。
URLリンク(www.asahi.com)
※参考
なお、佐藤琢磨さんの父である佐藤和利さんは弁護士で、横田基地公害訴訟やイラク戦争
問題などで積極的に活動されています。また、「法と民主主義」2005年7月号の特集、
9世代、親子で語る9条で佐藤琢磨さんと対談をしています。
URLリンク(www.jdla.jp)