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★ロックスターになる夢にいまだ未練？英ブレア首相
[ロンドン 3日 ロイター]トニー・ブレアが国の運営を任されているのは、
それはそれでいいんだが、彼は未だにロックスターになっていたかもしれない
と思っている。もし、ブレアの態度が「つっぱって」いたならの話だが…。
「いつも思うのだが、もし私が音楽を続けていたら…」かつては
『アグリー・ルーマーズ（醜悪な噂）』というロックバンドのリード・ボーカルを
務めたことがあり、今では英国の首相となったブレア首相は、木曜日に
発行された雑誌インタビューの中で、かつてのバンドメンバーにこう語ったという。
「私はかなり真剣にバンド活動をしていたんだ。単なる遊びなんかじゃなかった。
それ以上のものだった」と元ベーシストのマーク・エレンさんに語った。
このインタビューは雑誌『ワールド』からの抜粋で、タイム誌に掲載されている。
「どういうわけか政治は、私にしっくりときて物事がうまく運んだ。しかし、
音楽で成功するにはロックスター独特のつっぱった態度が必要不可欠なのだが、
私にはなかなかできなかった。だから私は音楽活動を是が非でも何とかして
続けたかったのに、諦めざるを得なかった」
ブレア首相は51歳になるが、若い頃に憧れていたポール・マッカートニーや
デビッド・ボウイといったロックスターに会うと、今でも興奮すると言っている。
「彼らは“（政治家も）なかなか面白そうですよね”と言うけれど、私は
“あなた方のようなロックスターほど、面白くはありませんよ”と返すんだ」
REUTERS URLﾘﾝｸ(www.excite.co.jp)