05/06/08 23:58:15 P0mt0iAx
URLリンク(music.yahoo.co.jp)
ヴォーカルの堀井与志郎は、大学を休学してひとりでアメリカを旅したことがあるという。
その時乗り込んだのが、グレイハウンドバスという、
アラスカとハワイを除くアメリカの各州をくまなくまわる銀色のバスだったそうだ。
また、残りのメンバーも皆、この銀色のバスに乗ってのアメリカの旅を経験している、
皆、一人で。そして、そこからみえた景色がどのようなものだったのか、
それがHIGHWAY61というバンドの心のひとつひとつにどのような光と影をおとし、
そしてどのように解放していったのか。それはこの作品を聴けばよくわかると思う。
HIGHWAY61というバンドは、ざらついていて、愛があって、まっすぐで、自由だ。
音楽もそうだし、歌詞もそうだ。
巨大で孤独な心の旅を経験した果てに植えつけられ、
時間と魂とをかけて再燃した、まさにルーツロックミュージックなのだ。
アメリカはボガルサの聖地・STUDIO IN THE COUNTRYで、
ライヴさながらの一発テイクで録りきったという「サヨナラの名場面」、
そしてたった80秒足らずにもかかわらずアッパーなハートがぎっしりと詰まった
「Sing A Well」、他、2曲。本物の香りがすると思う。(REVIEW:川上了)