03/08/15 03:27
あのね僕の話を聞いて！
修羅場期間とも言える七月は何とか終了。
長かったのか短かったのかよく分からない一ヶ月。
バイト先の勤務交番表もやっと新しく変更になってたが、ちょっとひとつ気分の悪くなる事実を発見。
交番表の俺の名前の横に、赤ペンでバカと書いてあった。
間違いなく、同じ職場の仲間の誰かが書いたものであることは用意に察しがつく。
確かに仕事ではいろいろとミスもしたし、みんなに迷惑をかけることもあった。
あからさまに迷惑行為を連発するなどということはないにせよ、目上の者に対する口の利き方がなってなかったり、
仕事の最中思いも寄らぬところで無責任だったりもした。
同じことを聞き返したりもすれば、天然ボケと言われかねないような言動も少なからずあった。
また、七月の最終日、その日限りで職場を離れる仲間が俺のことを当てこすってるのもはっきりと聞いた。
その内容は、やはり普段の俺の言動に対するあからさまな批難だった。何だか出来事をずらずら並べて書いたので、
文末に「…た」が連続して文章のリズムが悪くなった。
でもそれもひとつのスタイルだと言ってごまかすのであった。
こういう一連の出来事が、バカというたった二文字に全部凝縮されてたように思えてならない。
書いた奴が誰かは薄々察しがつくが、問題はそのことが何を意味するかだ。
一見ただの幼稚な中傷や嫌がらせのようだが、そういう嫌がらせも批難の一表現手段であることは否めないだろう。
何か悪いことを言われるのは、必ずそれなりの理由と言うものがある。
それは何なのかと、仮に書いた主を捕まえて問い詰めてみるとする。
だが、帰ってくる答えはおそらく…
だから、それに気づかないお前の性格がバカだってんだよ!!!