05/04/08 07:40:48 nvny52tK
PHP新書の「小澤征爾 日本人と西洋音楽」という本にタコを扱った章があるのだが、
これがなかなかおもしろい。
この著者は「証言」に対して微塵も疑いを抱いておらず、タコの交響曲、特に五番の
現在の在り方は村便によって捻じ曲げられたゴミであると語る。
曰く、村便のタコ演奏は糞であり、それを聴くものは馬鹿であり、ロストロ・小澤の
演奏のみが真実正統神聖たるタコであるという。
兎に角、ここまで村便を扱下ろした文章というのはなかなかお目にかかれるものではない。
村便こそ諸悪の根源、芸術の冒涜者といった勢いであり、それに対しての小澤を
救世主として崇め奉っている。
春の足音も聞えてくるこの季節、乾いた笑いを求める向きは一読してみるのも
よろしいのではないかと思う。