03/12/07 20:38 2Ak4FNfv
約10年前にFギャンバレ・モデルが欲しくて、大枚握り締めて買いに行ったのですが、
弾き比べてみると、何故かギャンバレ・モデル(約\150k)より廉価版であるS370
(約\60k)の方が音が良い。試奏させてくれた店員さんも(結構上手に弾く方でした)
不思議がってた。アンプは確かTwin Reverveだったと思います。
好みの問題なのでしょうが、Gモデルに搭載されていたブリッジのプレートが非常に
肉厚(現行でも良く見かけるモノ)であるのに対し、S370のブリッジはF・ローズに
近い1枚板で、鳴りが素直と言う感じ。それでも憧れのGモデルが欲しかったので、
他にも同じ肉厚ブリッジを搭載したRGとか何本も弾かせてもらったのですが、やはり
ハイがこもったような同じ傾向がある。ブリッジが重いせいか、アームが下に下がった
状態でも強く弾くとクリケットしがちだし、結局一番安いS370を買いました。
メーカーとしてはお得なラインナップとして、このシンプルなトレモロ(なんとかⅡとか
いう奴)を作り、S370に搭載したのでしょうが、それは結果として他の高価なモデルより
音が良く、優れていたように思います。ところが先日、弦を固定する為の駒のネジ穴
(1弦)が馬鹿になったので、ユニットごと交換しようと取り寄せを頼んだら、もう作って
ないとの事。嫌になっちゃうなぁ。とりあえず馬鹿になった駒だけの取り寄せを頼み
ましたが、ナイフエッジもへたってきたし、交換部品が無いというのは激凹っす。