07/09/18 23:52:25 /BiXgBPh0
このような高利を謳い出資を募る投資(利殖)詐欺に手を出してしまう欲ボケは、
過去にも似たような儲け話に引っ掛かり、懲りずに何度も騙されてしまう者が少なくない。
何度も言うが、これはもう一種の“病気”といっても良いだろう。
詐欺師達は、その時代のニーズ、キーワードと言った流行りものに目を着け、
多少仕組み(還元・配当方法、契約形態)を変え次々と世に出してくる。
簡単には見ぬかれないよう多少の小細工はしてくるが、
注意してみればいくつもの『共通点』が存在する。
『ありえない程の高利回り・高配当、経営陣のあやしい過去、
マスコミ・タレント・ 高級ホテルを利用した派手な宣伝活動、
マルチ商法方式による出資者獲得方法』 など挙げれば数多く出てくる。
近未来に関して言えば、財務諸表を公開してないだけでなく、
電気通信事業者としての届出年月日と通信事業開始年月日とが辻褄が合わないことや、
登記簿謄本の確認や企業調査会社に依頼すれば、経営者の経歴や自称沿革が
いかにデタラメだという事もいとも簡単に分かった筈だ。
投資する前に、これら最低限の小額で出来る調査を普通に怠らなければ、
『千万以上投資するに値しない企業(経営者も含む)』であると充分判断できたのではないか。
犯罪かどうかは警察・検察が判断するもので、最終的にそれを決するのは裁判官だ。
しかし、それらを含めて投資するしない、お金を出す出さないは、『自らが判断し決めたもの』だろう?
少しでも怪しいければ投資しない、係わらないという選択肢もある中で、
お金を出したことに対する自己責任(犯罪に対する善悪の区別は当然)ということも、
少しは理解しないと、この恐ろしい病気は治らないであろう。