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出資法違反事件:福岡「エフ社」を詐欺で本格捜査
福岡市博多区の資産運用コンサルティング会社「エフ・エー・シー」による出資法違反事件で、エフ社の
前社長ら幹部が「50支部で1000億円」を集金の目標にしていたことが関係者の話で分かった。現実に
は、130億円を集めた段階で家宅捜索を受け、構想は頓挫した。同社が会員に説明してきた資金運用
の実態はほとんどなく、福岡県警は31日までに佐賀、大分、熊本の3県警と合同捜査本部を設置。詐欺
容疑での立件に向け、本格捜査に乗り出した。
調べでは、エフ社が本格的な集金を始めたのは05年。「外国為替証拠金取引の運用で利益を出して
いる」と会員に説明し、「フォーラム・エンジェル・クラブ(FAC)」への入会を勧誘。1年余で、全国に計21
の支部を設置し、8000人から総額約130億円を集めていた。
関係者によると、エフ社幹部らは全国に50支部を設け、1支部あたり20億円、計1000億円の集金を
目標にしていたという。捜索後は金融機関に関係口座を凍結され活動停止している。
県警は、エフ社の保有資産が既に10億円前後に減少しており、出資金を流用していた疑いが濃いと判
断。詐欺容疑での立件へ向け、被害実態の把握を進めている模様だ。
毎日新聞 2007年1月1日 3時00分
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