07/04/05 15:44:31
「以前、中国のうなぎ養殖場を見に行って、こんな状態で養殖されたうなぎ
が日本に入ってきているのかと、ぞっとしました。日本では、地表水に含ま
れる雑菌や有害物を防ぐため、地下60m以上の深い地下水を使っているの
に、中国では河川の水をそのまま引いて使っているのです」(ある養鰻業者)
養鰻業界のある団体が独自に行った検査の資料
デパートやスーパーで売られている蒲焼きで『中国産』と明記されている
ものをいくつかの県で任意抽出して購入し、食品環境検査協会に持ち込んで
検査してもらった結果、驚くなかれ、どの検体からも「水銀」と「砒素」が
検出されている。とくに水銀は、Cスーパーの検体からは1.23ppm、
Dスーパーの検体からは1.77ppmと、1ppm以上が検出されている。
この試験結果を見た循環資源研究所所長の村田徳治氏も仰天して言う。
「驚きの結果です。こんな高い数値はここ最近見たことがない。公害による
水質汚染が問題になった頃、つまり20年ほど前の魚肉の資料を見ても、1p
pmを超えるものは思い出せませんね。
当時の食肉性の海の魚には高い数値の水銀が含まれていましたが、それでも
0.07ppmという数値しか残っていません。このうなぎの水銀の値は1桁
いや2桁違います。」
秋田大学医学部教授の村田勝敬氏が解説する。
「最近のメチル水銀をめぐる関心は、水俣病のような高濃度水銀摂取の影響
ではなく、低濃度の体内蓄積に変わってきています。」
デンマーク領のフェロー諸島では、母親が水銀汚染された鯨などを食べたこ
とによって低濃度水銀汚染された胎児の、出生後の健康についての研究結果が
発表されている。
その研究では、妊娠中の母親の毛髪水銀濃度が中央値4.5ppmの集団で、
生まれてきた子供が7歳になったときに、運動機能や言語、記憶の障害などが
みられたという。
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