08/08/20 17:44:34 JwXl3zu3
日本の女性の間では韓流人気があるが、その反動が特にインターネットの世界では顕著だ。今のところ、このおよそ300ページで
10ドルの2冊は、公的機関や知識人や主要メディアからほとんど批判を受けていない。民族主義者と歴史修正主義者が
論壇で大勢を占めるに従い、歴史を正直に見つめようとする人達を、恫喝によって黙らせる風潮が日本に生まれているようだ。
一橋大学教授吉田豊氏は「レイプ・オヴ・ナンキン否定など日本の戦争犯罪の歴史を否定する動きは、不安の増大する国に
対するある種の宗教だ。うぬぼれと慢心を増大させてくれるストーリーが彼らには受ける。 正しい歴史を受け入れることなど
彼らにとって、なんの意味もないし興味も無い」 と語った。
『マンガ嫌韓流』は、正しい韓国を理解をしていると主張する日本の十代を主人公にしている。2002年のワールドカップでいかに
韓国チームが不正を働いたかで始まる。西尾氏は「韓国人が主要国の地位につけたのは日本のおかげであり、彼らの力ではない」
などと述べて朝鮮支配を正当化している。嫌韓流の漫画家は現在続編を書いているが、本紙のインタビューを拒否した。
『マンガ嫌韓流』は、おそらくは意図せぬまま、日本人の自己規定に関する葛藤、アジアに対する優越感、欧米への憧れという過去から
続く複雑な感情を露呈している。この本では、日本人の登場人物は大きな目と金髪といった白人風に描かれているが、韓国人の
登場人物は黒い髪と細い目という典型的アジア人の風貌で描かれている。日本人は、アジア人でありながら同じアジア人の典型的容姿を
マンガの中で軽蔑したり悪者扱いしている。脱亜入欧を渇望する一部日本人の奇妙な振る舞いは、欧米人からみて理解しがたい。