08/07/02 11:25:33 z9/JFo4g
戦後、廃墟から復興するかこそが国民個々の目標でもあり
また戦前に形成された、天皇を現人神や国体としての崇敬する意識が
根強く残っていた時期から
復興を遂げ、高度経済成長期となり、とにかく豊かさを求めた時期も含め
「象徴」なるもののイメージは改めて問い直される事もないまま
国民個々の中で、そのイメージにブレが生じている事にすら
意識が向けられていなかった
生活が、そして情報が豊かになり
臣民だった民草が、国民として個々に主権者としてなにがしかの自覚を持つようになった現在
「象徴」なるものに託されるイメージは、それこそ多岐多様なものとなった
国民主権と言論および思想信条の自由を掲げた以上、こういった変化を辿るのは自明だった
数多国民のそれぞれ勝手な「象徴」というイメージを
一個人、一家族が体現し続ける事ができる筈などそもそも無かった訳で
天皇家という歴史ある家を、政治制度の安定と権威付けのためだけに
縛っておく理由は、もう存在していないと思うよ