08/07/01 20:37:06 Wx3h8jUF
>>339
> 痴漢で死刑になるのであれば誰も状況証拠だけで死刑判決を下さないでしょう。
状況証拠どころか、自白だけで死刑が下される例がたくさんあります。
URLリンク(ewsn.voxx.jp)
2002年の「富山連続婦女暴行冤罪事件」も死刑ではないですが、自白だけで懲役三年という
重い刑が下されて、後に真犯人が現れ冤罪が発覚した事例です。
「状況証拠だけで死刑判決を下さないでしょう」と信じたい気持ちは分かりますが、でも現実には
いくらでもあるし、今日にも起こりえることです。
> 権利の侵害が大きい罪を冤罪理由で廃止するというのなら~
全てを同一視してはいけません。
死刑だけは他の刑とは違い、犯人の命を奪うので、後で冤罪だったと判明しても取り返しがつかないのです。
終身刑であれば、後で真犯人が判明したり、新たな証拠が見つかったり、裁判が不適切であったこと
が明らかになるなどのことがあれば、そこで直ちに刑を取りやめて名誉回復することが可能なのです。
冤罪の可能性はあらゆる刑にありますが、死刑と終身刑の冤罪による危険性の違いはこのように
とんでもなく大きいのです。