08/05/25 11:18:46 F7zswN4p
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でも、みんなの予測がどれくらいの範囲に広がっているかを計測する
手段は存在する。それはオプション取引残だ。
例えばBear Stearnsは株価が$65近辺だった頃に、
$30 PUTオプション($30でBear Stearnsの株を売る権利)
の取引が急増し、破綻の噂が広がった。
「ベアスタは近い将来、株価が$30以下に落ちる」
と予想した投資家が多数存在したわけである。もちろん、
CNBC Mad Moneyの戯言を信じて、ベアスタの株価は反転上昇する、
と予想していた人達も多数いた。
結果、Bear Stearnsのオプション取引残は高い価格から低い価格まで
幅広く存在することになった。
逆に、ある特定の価格のput/callオプションに取引残が集中していたら、
市場参加者はその価格に株価が収斂していくと予想していることになる。
このオプション取引残の広がりこそ「Implied Volatility」
(予想変動率)数値化の根拠となるのである。