08/05/16 00:35:36 gg3TSztw
>>298
こんばんは。
たいへん面白いご意見です。
>権力者の下僕であり(そもそも官僚制が始まった支那の科挙の目的はこれ)、
>体制の維持のための人的・権威的な「壁」
というのは、まさに古代官僚制にあてはまりますね。
ところで、今の日本は近代官僚制です。実際には「官僚」ではなく「公務員」と言います。
日本国憲法第15条2項に、「すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者では
ない。 」と定められています。「全体」というのは国民全体のことです。
行政の仕事と言うのは非常に範囲が広くて、一言では説明できないのです。ですから、
国の仕事で、立法と司法以外はすべて行政だ、という説明がおこなわれます。
そういうわけで、
>本当の意味で官僚を使いたければ専制君主でやった方がいい。
とおっしゃいますが、とても官僚がやっている仕事のすべてにわたってこまかく命令する
ことは不可能ですよ。もしもそれをやろうとすれば、寝る時間がないと思います。
しかし、中国は偉大な国ですから、そのようなことができる神様のような偉い人がたくさん
出てくると思います。今はどんな方が専制君主なのですか? 名前を教えていただけると
うれしいです。