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『日本人だけが知らないニッポン人―外国人特派員100超人との対論から』
竹村健一/著 (太陽企画出版)
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こんなにも違う日本のマスコミと世界のマスコミ
欧米人が読む日本の大新聞の色--------ゲープハルト・ヒールシャー
朝日新聞は宗教新聞?
(前略)
あるとき彼は、日本の『サンケイ新聞』(当時。現在は産経新聞)の内容をそのまま翻訳したら、
欧米ではリベラルな新聞に見えるという、興味深い話を聞かせてくれた。
ご存じのように日本では、『朝日』『毎日』『読売』『産経』を並べたら、『産経新聞』がいちばん
右寄りだと思っている人が多い。
ところがヒールシャーさんの話では、たとえば西ドイツ(当時)の新聞と比べたら、リベラルか
リベラルレフトになるということだった。とくに、社説やオピニオン欄などに、社会民主主義の
改革者の立場がよく表れているというのだ。
どうしてこれほど評価の差が出てしまうのか。ヒールシャーさんは次のように述べた。
「一つの理由は、日本の実際の政治、社会のなかで、ホンネとタテマエの差が大きいからですね。
ホンネの立場の新聞はそれほどないじゃないか。たとえば、『朝日』の話ですが、レフトという立場
はインテリに対する魅力としての飾りではないかと思います」
(続きは>>2以降)