08/04/09 11:45:01 DAcBILoa
【ヘルシンキ=木村正人】国際人権団体「アムネスティ・インターナショナル」(本部・ロンドン)は1日、中国の人権問題に
関する報告書を発表した。この中で北京五輪を前に国際オリンピック委員会(IOC)や世界の指導者らがチベットや北京で
行われている人権弾圧に「暗黙の了解」を与えていると厳しく非難するとともに、中国当局に対して人権状況の改善を迫るよう
強く求めた。
同団体は五輪開催が近づくにつれ人権状況は改善されるどころか、逆に人権弾圧が強化されていると指摘しており、
中国当局への国際的な非難はさらに強まりそうだ。
カーン事務総長はチベット情勢について、騒乱が中国の治安部隊に鎮圧された際、「深刻な人権侵害が行われた」との
認識を示した上で、(1)平和的なデモ参加者の即時釈放(2)全拘束者の身元公表(3)独立した監視機関の受け入れ
-などを求めた。
さらに8月の五輪開催が近づくにつれ、中国当局が「安定」や「調和」を装うために北京やその周辺で人権活動家、弁護士、
地方からの陳情者らを数千人規模で不当に拘束していると指摘。証拠として20人以上の市民の実名を上げた。
報告書は「中国国内で人権活動家らが沈黙させられている状況で、IOCや国際社会、中国と取引のある海外企業が
非難の声を上げないのは、人権弾圧の共犯者と変わらない」と述べ、五輪ボイコットには触れなかったものの、IOCや
世界の指導者らが中国当局に対し、報道の自由や、死刑・不当拘束の廃止などを約束させるよう要請した。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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