08/04/07 19:04:23 RavNjrYc
【元祖外資族 竹中平蔵の肖像①】
竹中平蔵の経歴は、一橋大学経済学部卒業後、日本開発銀行入行→同設備投資研究所
→ハーバード大学、ペンシルバニア大学客員研究員→大蔵省財政金融研究所主任研究官
→大阪大学経済学部助教授→ハーバード大学客員准教授、国際経済研究所(IIE)客員フェロー
→慶應義塾大学総合政策学部助教授→同教授→経済学博士。
というものであるが、これも日本の大学の官界、産業界、思想界、政界からの
独立性の低さを如実に物語っている。
まず、彼は国立大学卒業し、エリートコース(といっても学歴と “育ち”だけで測られたものだが)
の開発銀行に就職している。 さらに、そこの研究所から、英語力にものを言わせてアメリカの
大学の客員研究員にジャンプする。そこから官庁の研究所(内実は下請け)へ行き、
これらの経歴を合わせて阪大の経済学部の助教授に納まる。
しかし、ここまでの内容からは、アメリカの大学で研究を手伝った(客員研究員とは
そういうものである)ことと下請けの情報整理をしたことを除いて、経済学の研究者
としての業績を見つけることはできない。
その後も海外では「客員(手伝い)~」のポジションのみをマスターし、
この手のキャリアとコネと年功序列制との組み合わせから、慶応で博士号を得ている。
要約すると、竹中は、日本によくいる「アメリカとの距離を媒介する」タイプのエリートであり、
こういった学歴・経歴をうまく運んで経済学者のふりをしているにすぎない。