08/04/02 18:02:32 z1/WTi5Q
帝国憲法ってものの欠陥なんだよな。
明治維新を行ったものたちが政府首脳をやってるうちは、
天皇にさまざまな権限を集め、それでいて天皇の実態は中空という憲法で
特に困らなかった。
政府首脳が官僚組織を把握してそれを統一体としてコントロールできた。
だが、そうした首脳がなくなると、それぞれの官僚組織が憲法の
規定を盾に独自に動きだす。国家機能がばらばらになってしまうような
憲法の運用がなされるようになる。
総理大臣は同輩中の主席でしかなかった。
憲法は天皇がさまざまな権能を有するようになっていながら、
その実天皇は何もしない。これではばらばらになるのは当然のことだ。
天皇の代理として振る舞える首相を定義しておくべきだった。