08/08/13 22:52:02 Mxl6JnRs
●県民１人当たり約６１万７０００円の借金なのに、昨年度職員給与や手当てＵＰしたのはなぜ？
国でさえ、給与ＵＰは無かったのに。
県：０７年度一般会計決算、財政の硬直化深刻 経常収支比率が悪化 ／岐阜
8月13日13時2分配信 毎日新聞
URLﾘﾝｸ(headlines.yahoo.co.jp)
◇基金２８２億円取り崩し黒字
県が公表した０７年度の一般会計決算で、財政の弾力性を示す経常収支比率が前年度の９１・９％から
９８・４％へ急激に悪化し、正常とされる７０～８０％の基準を大きく上回って財政が硬直していることが
分かった。０８年度への繰越金を除いた実質収支は６２億円の黒字を確保したものの、県の貯金である基金を
２８２億円も取り崩してやりくりした。【稲垣衆史】
県の経常収支比率は１９９０年度は６１・７％、１０年前の９７年時点でも７９・４％だった。経常収支
比率９８・４％は、古田肇知事が独自色を出すために使える経費が１・６％しかないことを意味しており、
２期目を目指す古田知事にとって、改善しなければならない最重要課題となる。
歳入は７７４８億円で７年連続の減少。所得税の一部が個人県民税に税源移譲されたことや製造業の業績
好調を受け、県税収入は前年度比１６・９％増の２６３６億円と過去最高を記録したが、地方譲与税や地方
交付税が減り、全体ではマイナスになった。
歳出は同１・６％減の７６６８億円。借金返済のための公債費が１２７３億円（同９・９％増）、社会保障
関係の民生費が７４９億円（同３・３％増）で、いずれも過去最多になった。
県債の発行残高は１兆２９２７億円（０８年３月末現在）で、県民１人当たり約６１万７０００円と、前年
同期比で９０００円増えた。一般財源に占める借金返済額の割合を示す「実質公債費比率」は１６・１％と
前年度よりも１・７ポイント悪化し、借金体質が強まった。基金残高は７７４億円で、今年度末には２２６億円
まで減るとしている。
県財政課は「公債費や社会保障関係費などは削減できず、非常に厳しい。今後１０年間、毎年約４００億円の
財源不足が発生する」と試算している。
８月１３日朝刊 最終更新:8月13日13時2分