07/12/25 20:08:35 HICdIEK5
牛乳やバターが少なくなってきているのは、減産しているだけじゃなくて飼料にトウモロコシを
使いにくくなっているので、別の飼料を与えて、乳の出が悪くなっているらしい。
バイオエタノールはエネルギーパフォーマンスも低ければ、保存もきかないそうだが、おそらく
遺伝子組み換えトウモロコシを普及させるための前振りだったのではないだろうか。
1920年代の恐慌の時は、ブラジルでコーヒー豆が取れすぎて、石炭の代わりに機関車の燃料として
使われたそうだが、コーヒーの豆は3年から4年でできるのに対して、大豆は1年で2回取れる。
小麦を2毛作すると、土地の疲弊は大豆の比ではないくらい大きいそうだ。
来年、何を植えるのか農家(オーストラリアやブラジルのだけど)の立場になって考えてみれば、
遺伝子組み換えのものであってもトウモロコシか大豆を植えるのが、リターンが大きそうだと思えない
だろうか。
そうなれば、小麦はもっとあがるだろう。