08/02/14 22:08:46 ggUnNo+Q
>>662の続き・・・
『太田良博著:鉄の暴風』を検証する前に、とりあえずこの著書のデタラメな点を抜き出してみる。
★「鉄の暴風」の問題点(太田良博著 沖縄タイムス社発行(初版昭和25年)「軍命による集団自決」を初めて活字にした本)】
URLリンク(www.jiyuu-shikan.org) (※以下、要点抜粋)
①梅澤少佐に関する記述
「鉄の暴風」の本文では、第二戦隊の駐屯した阿嘉島と慶留間島に関する記述は全くない。又、住民に「玉砕を命じ」た軍は
「最後まで山中の陣地にこもり、遂に全員投降、隊長梅沢少佐のごときは、のちに朝鮮人慰安婦らしき二人と不明死を遂げた」
と記載。
②著者の一人の太田記者は、渡嘉敷島に自身は行っておらず、集団自決に関する取材は極めて杜撰。
③渡嘉敷島の集団自決に関する証言者はたったの二人。そしてその人選は不可解。内訳は、
ア)座間味村の助役であり、現在の沖縄テレビ社長である『山城安次郎』氏
イ)南方から復員して島(渡嘉敷島)に帰って来ていた『宮平栄治』氏
どちらも渡嘉敷島集団自決の直接の体験者では無い上、宮平栄治氏に至っては集団自決に関しての取材を受けた記憶が無いと
証言している。
④「鉄の暴風」本文には、「避難中の住民に対して、思い掛けぬ自決命令が赤松からもたらされた」と書かれているが、その命令が
どういう形で、誰を通して来たかは明記されていない。
⑤座間味島にしろ渡嘉敷島にしろ、集団自決の真相を語る事が出来る人物は限られている。梅澤氏や赤松氏、村長、助役、後は知念
少尉や安里巡査等・・・・だが、「鉄の暴風」が執筆される際において、これらの自決の真相を知る人の貴重な証言が一切載せら
れていない。それどころか取材すら受けていない事が確認されている。知念少尉や安里巡査に至っては沖縄出身にもかかわらず、
地元ジャーナリストの取材を一切受けていない。
よくまとまっていると思う。次回は更に一つ一つの矛盾を指摘していく。んじゃまた・・・・(´・ω・`)∩