07/10/28 12:45:51 ZymjtJKL
医療崩壊が無いとは言えないが、まだまだそれほどでもないというのが自分の考え。
この原因は突き詰めていくと、結局の所高齢化ってところに落ち着くと思う。
年をとれば医者は引退するけど患者は引退できないわけだから。
しかも経済は停滞し負担増しには国民は反対、かといって財政も厳しい。
そんな中で何をやれるかが問題であってポジショントークしても始まらない。
病院、特に公立病院が何故赤字なのか?を考えると民間より遥かに高い事務員の給料と
その数である。こういうものに手をつけなかったツケが低賃金で嫌気のさした勤務医の
開業医への逃げとして出てきたわけだ。人が減ればそれが連鎖的に人不足になるのは医者の世界では
よくある話。診療所と違って病院は、医者の仕事はチームワークなのだから。
元々勤務医の待遇の悪さは昔からで今に始まったわけではないが、それでも我慢して働いてきた理由は
大学の医局の締め付けがあったからでそれがなくなった今は医者自ら自分の将来を選択するようになったわけだ。
勤務医の感情からして、自分のパフォーマンスと比べてその他職員の給料の高さは、やはり感情論として
何かをキッカケに爆発するというものであったわけだ。
開業医に逃げるのも良いが、そうなったらそうなったで今度は経営者になるわけでそれが必ずしも<逃げ>には
繋がらないわけであるから彼らを非難は出来ない。