08/02/19 16:58:52 8bDCzcJA
米民主党がいかにして破壊されたかについては、下記を読めば分かる。
ちなみに英労働党を破壊したのもこのDLC。
アメリカ民主党再生戦略をめぐって
URLリンク(www.ndl.go.jp)
米民主党DLC
URLリンク(mondoselect.seesaa.net)
日本における第三の道派は、日本版DLCとでも呼ぶべき勢力なのだろう。
314:名無しさん@3周年
08/02/23 15:41:32 GaLUoA99
ニュー・デモクラットの台頭とアメリカ民主党の変容
民主党は、1980年代までは非常にリベラル色の強い政党であり、党内では労働組合
やマイノリティ団体、そして環境保護団体などの左派集団、或いは「リベラル派」
が優勢であった。リベラル派がアメリカにおいて果たした役割は、社会の平等化を
推進し、福祉国家の建設に努め、そして「大きな政府」をもたらしたという意味で
社会民主主義者が西欧諸国において果たした役割に相応している。
しかし、1980年代以降、西欧諸国において社会民主主義政党が大幅な後退を余儀なく
されたのと時期をほぼ同じくして、アメリカでもリベラル派の影響力が衰退していった。
リベラル派に代わって民主党内で急増しているのが、アメリカ政治の中道路線
(「第三の道」)を掲げる「ニュー・デモクラット」と呼ばれる穏健派の集団と、共和党
予備軍とも例えられる保守派集団「ブルー・ドッグズ」である。特に、クリントン前大統領
やゴア前副大統領など、南部選出の穏健派の民主党議員で構成されるニュー・デモクラット
の台頭は著しい。ニュー・デモクラットの基本政策は、1)「小さいが効率的で賢明な政府」
2)自由貿易主義、3)ハイテク産業の復興などであり、特にハイテク産業や輸出志向産業との
結び付きを強化している。
315:名無しさん@3周年
08/02/23 16:07:39 GaLUoA99
>>313
DLCの路線は、銀行・金融・投資全てを厳格に監督して投機を防ぎ、労働者・農民に
基礎を置くことを謳ったルーズベルトの民主党を葬ることだ。その機関紙Blueprint
98年9月号でDLC戦略家William GalstonとElaine Kamarckは、想定される
「21世紀政治を形づくる現実」を提議し、「ニューディール時代は終焉した」を
その主たる前提に置いた。
恥ずかし気もなく「中産階級が縮小しつつある…それは貧困が進行しているからではなく
数百万人のアメリカ人が上層中産階級や大富豪の位に多数成上がったからだ」と主張する。
DLCの見解では、貧富格差の拡大は「ニューディール流政治への復帰の地盤と見られては
ならない」し、「全形態の経済的不安定に対してアメリカ人を保護する、介入主義的、中央
集権政府の新ラウンドを求めて低所得グループを動員するべく」党を導いてもならない。
民主党員は「旧式政治により動員されたがっている、貧者や貧者に近い者たちの膨れ上がる
溜りに基礎をおいて多数派形成が出来る」と考えてはならない。何故なら近年平均的
アメリカ人はずっと暮らし向きが良くなっているのだから
貧者や抑圧され差別された者のための党であった筈が、何という切り崩し、自己否定で
しょう。要は金持ちに基盤を置けと言っている訳で、共和党以上に露骨な強者志向です。
可哀想なのは此処で切り捨てられた人々です。何故なら彼らには民主党以外の選択肢が
無いからです。
ルーズベルトの民主党、ニューディール時代の終焉、リベラルが少数派になったと
いうことなのか、二大政党で完全小選挙区は危険だ。
日本でも民主党の左派を支持しても、自分の選挙区は保守系の議員ということも
あるから。
316:名無し
08/02/23 16:34:45 cPqGar89
いや、二大政党にしないとな、話合いだって、今迄、数で押し通していて、
二大政党賛成だな、これ、民主主義の基本だわ、
317:名無しさん@3周年
08/02/27 15:35:20 FShYY/bz
日本の戦後の改革の中心は当時のアメリカ民主党左派のルーズベルトの下で
ニューディール政策を立案し、執行したニューディーラー。ニューディール
政策とは、政府が経済に介入するという、より社会主義的な政策である。
このニューディーラーたちは、よい意味で理想主義者であり、別の見方をすると
容共主義者、つまりソ連にシンパシーを抱く人たちであった。
ニューディーラーは右からは批判されてるが、一般の多くの日本人が支持した
アメリカの民主主義とは昔の民主党の平等の概念の強い民主主義ではないのか
今の、ネオコン、ネオリベのアメリカではないのでは。
やはり国民性からいって社会民主主義路線の方が日本は向いてるし、長期的に
みれば経済にもいいと思う。今は昔の遺産があるからいいが、長期的には
新自由主義路線では衰退する気がする。アメリカのように海外から優秀な人材
をどんどん集めるなんてことを日本ができるとは思えないし、だいたい移民に
も消極的な訳だから。
318:名無しさん@3周年
08/02/28 11:05:02 7951+fJy
安倍晋三前首相については「経済を放置し愛国心教育などお気に入りのテーマだけ追求した」と批判。
福田康夫政権については「旧来自民党が復活し、官僚は怖くて改革案を提示できない」と解説した。
民主党の小沢一郎代表が目指した大連立構想についても「かつての一党支配に逆戻り」と批判した。
また日本停滞の責任の一端は増益を記録しながら賃金を引き上げない企業にもあると指摘。 改正
建築基準法による住宅着工大幅減など官僚の失敗にも言及した。日本復活の最も有効な処方せんは
早期の選挙だと主張。
仮に選挙で政局が一層混迷したとしても、軌道修正への第一歩として歓迎すべきことだとしている。
イギリスのエコノミスト
319:名無しさん@3周年
08/03/02 16:09:09 PrdyOXBn
以前何かで見たが、政治家へのアンケートで日本の改革に参考になる国というので
一番はイギリスでした。イギリスは同じ議院内閣制で、王室(日本は皇室)が
あって歴史があり、保守的な部分や同じ島国で国土も小さい、アメリカと関係が深く
海洋国家と、共通する部分は多いからだと思う。
マニフェストもイギリスの影響だったはず。どうやら、政治家もアメリカは日本
と違いすぎて参考にならないと思ってる人も多いようです。もちろんアメリカ
をアンケートであげてた政治家もいましたが。
そこで、日本はイギリスを参考にしてもよいのでしょうか、前の方のレスでは
イギリスの第三の道には否定的な意見が多かった。特にブレアはネオリベと言うの
はよく聞きます。やはり、アメリカだけでなくイギリスも駄目でしょうか?
それと第三の道自体が駄目なのか、ブレアが第三の道をやってないと見るのか?
「第三の道」
スレリンク(sociology板)
320:名無しさん@3周年
08/03/05 16:24:09 tf2a3FWF
アメリカよりはイギリスの方が、ましな気はするがフランス、ドイツ
オランダ、北欧とかも参考にした方がいいと思うが。
321:名無しさん@3周年
08/03/05 18:48:38 ZoVoLvW+
>>319
第三の道を言っている民主党の若手とかいるよ。
そのまま猿マネはどうかと思うけれど第三の道はいいと思う。
今、思い出したがあの野中も第三の道とか言ってたなぁ。
322:名無しさん@3周年
08/03/07 15:26:52 KkRHdQTi
社会民主主義は、自由主義社会における中道左派思想の一つ。共産主義=マルクス
・レーニン主義と一線を画し、市場経済を認め、議会政治を通した変革を目指し、
自由や人権の尊守、友愛、連帯、政治・経済・社会的公正や平等をともに希求する
思想とされる。経済政策では、市場経済と政府の介入による経済政策(混合経済)
を重視する点に特徴がある。1990年代以降、市場原理をより重視する「第三の道」
の台頭によって、社会民主主義は多様化してきている。
社会民主主義は、複数政党制、議会制民主主義を前提として、社会的公正を目指し
資本主義経済を漸進的に改良することを目的とする。それに対して「共産主義諸国」
で実施されたソ連型社会主義(マルクス・レーニン主義=共産主義)は、一党独裁
と、レーニンらの主唱した暴力革命を目指すもので、社会民主主義とは明確に区別
される。
第三の道における公正は、伝統的社民主義の哲学が提示する結果の平等ではなく、
教育の充実などの政策に立脚した上での、機会の平等に重きを置いている。
これにより、移民政策にも通じる多様な文化的「差異」を前提としてグローバリ
ゼーションへの対応を指向する。
"第三の道"は新自由主義でも旧来の社民主義でもない"新たな思想・新たな政治路線"
であると一般的に考えられているが、この考え方に対しては新保守主義・新自由主義
を肯定する右派からは「小さな政府」の仮面をかぶった「大きな政府」路線と揶揄され
左派からも「労働組合の切り捨て」「社民主義への裏切り」などの批判も根強く、
先駆者のブレア政権でも実際バッシングは多かった。
323:名無しさん@3周年
08/03/07 15:29:15 IcIkjslm
まずは簡単に始められる海外マネー撃退法を教えてあげよう。
日本の株式市場に流入している金の約6割が外資マネーということを知っているかな?
平均株価は外資によって維持されていると言っても過言ではない。もちろんこのような状態は
不健全であり、日本の株価は外資の思惑一つで簡単に上がったり下がったりしてしまうのが
現実なのだ。
しかし裏を返して言えば、あなたが株の売買を通じて利益をあげることができたとした場合、
その利益の6割は外資から金を奪うことによって成り立っていると言えるわけなんだ。
もしも君が株で100万円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は60万円。
1億円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は6000万円。
100億円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は60億円にも達することになる。
つまり君が株式市場に参入し、利益をあげればあげるほど、外人投資家がそれに応じた
打撃を被るというわけだ。
君が利益をどんどんあげていけばいくほど、ハゲタカファンドは苦しんでいくんだ。
それがどれほど日本を守ることにつながるか、わざわざ説明するまでもないだろう。
株で勝つ方法は簡単。日経新聞や株に関する雑誌を講読すれば良い。
日頃から情報収集を怠りなくおこなえば、そして外資がすぐには入手することができない情報を
日本の地の利を生かして先に入手することができれば、外資を出し抜いて金を奪い取ることなど
造作もないのだ。
最近は株に投資するなとレスする奴がいるが、そいつは外資のスパイだ。日本の愛国者が株で
外資から金をせしめることを恐れて、外資のスパイが情報工作しているのだ、気をつけろ。
金が無いならサラ金で借りれば良い。株式トレーダーは自営業みたいなものだから、職業を聞かれたら
自営業と答えれば良い。
アコムで無理ならプロミスで借りろ、プロミスで無理なら武富士で借りろ、
武富士で無理ならアイフルで借りろ、アイフルで無理ならレイクで借りろ。
海外ファンドから日本経済を守るため、そして海外ファンドを苦しめるため、君も株に投資しよう。
324:名無しさん@3周年
08/03/07 15:31:08 3WCQHvKQ
民主がいつになってもチンポの皮がむけないので2大政党制はムリポ
325:名無しさん@3周年
08/03/07 15:42:53 KkRHdQTi
新しい日本型ガバナンスへポスト小泉・安倍時代の「第四の道」
URLリンク(www.med.or.jp)
日本も「第三の道」を行くべきか.イエスであり,ノーである.イデオロギー的な市場主義
を却け,これまでのガバナンスの良いところを継承していこう,という発想には学ぶべきだ.
だが,出発点が異なっている.日本は,欧米流の福祉国家と言うよりも,大企業の長期的雇用
慣行(日本的経営)と地方の雇用維持(土建国家),すなわち日本型生活保障とでも言うべき
もので人々の生活を支えてきた.所得保障より就労を優先するという仕組みは,ある意味では
すでに実現してきたのである.
小さすぎる福祉国家であったがゆえの問題は,たくさんあった.例えば,人々の就労は日本的
経営や地方の業界という枠のなかで保障されるものであり,その外部での所得保障は弱かった
ために,人生コースを転換することは至難であった.また,能動的な労働市場参加は男性稼ぎ手
にのみ保障され,公的な社会サービスが弱い分,女性は家庭での無償のケア労働に拘束される
傾向もあった.にもかかわらず,日本型生活保障が,人々に労働市場に参加する条件を提供し,
そのことで社会の活力を維持し,行き過ぎた格差や貧困を防いできたことは強調してもよい.
考えてみれば,医療制度,特に医療サービスへのアクセシビリティもまた,日本型ガバナンス
の大事な柱であった.医療サービスへの良好なアクセシビリティが,日本社会の活力と安定を
支えてきたことは間違いない.
時代と共に,雇用のあり方も家族も変化している.日本型生活保障の大幅な手直しが必要なこと
は確かである.
知識・技能の欠落,失業,家族のケア,病気,ストレスなどで非活動的にならざるを得ない人々が増えて
いるのである.こうした人々を非活動的なままで排除する社会をつくってしまってよいのか.そうなると
日本は,公的扶助や治安などのコスト,人口減,国内市場と課税ベースの縮小に苦しむ社会となってしまう
であろう.一定の負担増によってでも,こうした人々の活動条件を広げることの方が,社会的公正のために
望ましいだけでなく,結局は「経済的」なのである.
326:名無しさん@3周年
08/03/07 15:47:01 KkRHdQTi
日本が進むべき「第四の道」
もちろん,改革のビジョンを欠いたままの負担増は,利権の温存につながるであろう.
問題は,日本型の制度の何を継承し,どこを改めるべきかという全体構想について,
本格的な議論がされてこなかったことである.
バブル崩壊前の十五年間,日本型生活保障は「日本型福祉社会」などと呼ばれて,
ひたすら祭り上げられてきた.バブル崩壊後の十五年間,日本型の制度は,今度は
諸悪の根源とされ,ひたすら否定されてきた.
その結果,医療制度を含めて,人々は他ならぬ自身の国のガバナンスについて,諸外国
に比べてどこが優れているのか,何を守り改めるべきか,じっくり考える機会を奪われてきた.
むしろ,海外から日本的ガバナンスの潜在的可能性を示唆する議論が聞こえてくる.
イギリスでは,労使が協調し,共に深く経営に関与する日本的経営が「ステークホルダー資本主義」
と呼ばれ,人や技術を育てることでグローバル時代にも多くの利点を持つと指摘されている.
公共事業費を削減し,労働力を競争部門に移すことが主張されてきたが,労働力移動策で
先行したスウェーデンでは,IT化が進む競争部門が,人をあまり吸収しないことから,むしろ日本の
ように地方に雇用をつくる経済政策の意義が説かれ始めている.スコットランドでは,公共事業を若者
や長期失業者の社会的リハビリテーションの場として活用する試みが広がっている.
日本型生活保障を,時代に適合した,より開かれたものとして,性別を問わず人々が会社や業界を
変更し,人生の舵をとることを可能にしていくことが大事である.人々の活力を維持し高めるための
支出は,必ずペイする.そのために,日本型生活保障を出発点として,福祉国家や市場のメカニズムを
組み合わせていく方向は,「第四の道」とも呼べるかもしれない.
327:名無しさん@3周年
08/03/08 19:27:06 cjwPeAdk
アメリカのバブル崩壊を期に米英の真似をする現在の政党は壊す
ドイツ、スウェーデン、ノルウェーあたりを意識した政党を2つ作る
1つは世襲議員を排除、もう一つはその他
以上
328:名無しさん@3周年
08/03/08 19:36:45 AWY1VBF8
「自民党、社会党の1.5大政党を繰り返してはならない」
こっちのほうが優先だ。
民主が分裂したら「一強多弱」になっちまうだろうが。
329:名無しさん@3周年
08/03/09 16:31:32 wL2Ko1jg
日本はドイツ、スウェーデンなどは直系家族型資本主義で
アングロサクソン型個人主義的資本主義ではないそうです。
日本がアングロサクソン型個人主義的資本主義に移行することは文化構造上
不可能と言われてます。
1990年に行われた「世界価値観調査」では日本はアメリカと最も違い
ヨーロッパはその中間で、日本と比較的近いのはおもしろいことにフランス
で、ただし組織内のコンサンセスを重視する傾向は一番近いのはドイツでした。
アメリカに追随しすぎることは日本にとってはプラスではないでしょう。
いい加減、中年や年寄りの一部の外国、理想といえばアメリカというのは
やめてもらいたい。
330:名無しさん@3周年
08/03/12 15:28:50 Miqrn5rd
>>329訂正
「世界価値観調査」だけではなく、1986年から1993年にアメリカ、カナダ、
イギリス、フランス、ドイツ、日本の管理職一万五千名を対象にした調査の
データなど様々な調査を参考にされた結果みたいです。
基本的にアメリカ型新自由主義は日本には絶対に合わないのは間違いない。
331:名無しさん@3周年
08/03/15 16:35:47 oAhJr4Jc
実力主義がいかに正しくとも現実は非常に厳しい。とくに二〇歳後半から三〇歳前半の
「失われた世代」にとってアルバイトを得ていくのも次第に困難になっている。
それでなくてもフリーター、派遣などの不安定雇用層はますます増えていく。将来の夢
などもてないという若者のほうがはるかに多いし、生存できるかどうかの瀬戸際で我慢
の限界に達していると言っている若者もいる。必死に努力しても結婚、年金など
考えられず、人間らしい生活ができないでいる。
時が経つにつれ、個人の自由と平等が市場原理主義、新自由主義では実現しないことが
ますます明らかになっているのではないだろうか。
いくら「公平な」市場競争であっても、個人間の競争であるかぎり、誰かが勝者になる一方
他の人が敗者になる。しかも、勝者と敗者の区別は競争のはじまるまえの財産、人脈などに
よって左右される。競争の自由という「公平さ」の帰結が、生存も難しい大多数の負け組の
産出だというシステムがはたして公平だといえるのだろうか。
新自由主義のいう自由と平等はあくまで市場における売る人と買う人の間での自由と平等であり
競争は資本家にとってより儲けるための競争である一方、労働力商品を売る労働者にとっては
競争のなかでより低賃金、不利な労働条件へと向かわせられるようになる。
自由と平等は元来、何にも拘束されない自由な存在として人間は平等であるということであり
そこにはすべて人々が等しく人間として尊重されるべきという思想が基礎をなしている。
これにたいし新自由主義思想は、人間を否応なしに勝者と敗者に峻別し、敗者は人間としての
尊厳をじゅうりんされてもよいという人間の尊厳と平等を否定した思想であるといえるのでは
ないだろうか。さらに、新自由主義思想は、詐欺・凶悪犯罪の横行、道徳の頽廃などさまざま
な社会悪を生み出している。
332:名無しさん@3周年
08/03/19 15:17:47 cS0kPVvO
我が国のここ10年間の失敗は、「日本モデル」を捨て去りアメリカのレーガンの
教えを無批判に受け入れたことに原因があるとしています。レーガンは強いアメリカ
を追い求め、大幅な所得税減税により市場経済を活性化させ、その結果租税収入の
増加を期待するという政策を取ったわけで。しかしながら、我が国では個人貯蓄率
が高く減税しても可処分所得は貯蓄に回ってしまうわけで、単に貯蓄の増加という
結果をもたらしたに過ぎません。むしろアメリカの政策で注目すべきは、クリントン
政権下で財政支出を削減するとともに、高額所得者に対して所得税率を引き上げて
財政再建を試みた点にある。
日本の支配的な勢力(政府・官僚・マスコミなど)が国のあり方のモデルとして
追求してきた、そしていまも追求しているアメリカが実はモデルたり得ないのでは
ないかという疑念が、識者に、そして国民に広がりつつある。
333:名無しさん@3周年
08/03/19 17:34:27 GSBdBPM5
日本の民意を、おおざっぱに政治理念に分けると、保守、中道右派、中道、中道左派、左派となろう。(飽くまでも、おおざっぱ、あしからず)
小選挙区制は、実質的に、自民、民主の二大政党を選ぶ。(あくまでも、おおざっぱ)
正確な民意は、反映されない。しかも、自民、民主には、保守から中道左派までが混在している。国民は、自身の政治理念を政治に反映できない。
また、小選挙区制では、自民、民主は、選挙のための互助会という側面が強く、それが政治家の動きを規制する。選挙に当選することは、政治家の命だから。
正常な政治状況は、政治理念別に政界再編し、その時の政治課題ごとに連立を組むことだと思う。
そのためには、小選挙区制を廃止し、中選挙区制に戻す。もしくは、単純比例代表制。どちらにも、一長一短があり、どちららがいいかは、国会で議論し、国民の審判を仰ぐべき。
334:名無しさん@3周年
08/03/19 17:37:35 GSBdBPM5
「中選挙区制再編の軸に」古賀氏
3月13日8時0分配信 産経新聞
自民党の古賀誠選対委員長は12日、都内で講演し、
衆参ねじれ国会について「衆院解散・総選挙を行い、政界再編か大連立をしないと政治は安定しない。
中選挙区制に戻す大きな覚悟が必要だ。
中選挙区制を政界再編の軸にしたい」と述べた。
古賀氏は小選挙区制の弊害として世襲議員の増加などをあげ、
「二大政党を育て政権交代できるというのが小選挙区制の目的だったが、
今の野党は成熟する努力もしていない」と指摘し、民主党を批判した。
335:名無しさん@3周年
08/03/19 18:38:57 3FNtDsGF
二大政党制にするなら、議員が自由に採決する必要があるが。
党議拘束とか言って、採決を固定するから、
過半数を押さえないとろくなことにならない。
国会議員が自分の意志で投票しない限り、二大政党制の良い点が出てこない。
ねじれが起きたら最悪の事態になる。
336:名無しさん@3周年
08/03/22 15:47:48 tY5luaTz
小選挙区制の利点として、政権交代が起きやすいといわれているが、それは
間違いだ。もし、選挙制度改革で、現行制度ではなく、比例代表制が採用されて
いたら、過去、比例第一党だった民主党に政権が移っていた可能性もある。
きっと小選挙区制は、出来るだけ民意を反映させないよう作られた制度。
それにしても、なんで民主党は小選挙区にこだわるんだ、自民党を倒すだけなら
比例代表の方が可能性が高いと思うのに。もちろん自民党は賛成しないだろうが。
しかも民主党は比例の議席を減らすべきとか以前言ってたそうだが何を考えて
るんだ。自分達が単独で与党になりたいからなのか、でも自民党のほうが有利に
なる気がするんだが。
後、最近自民党の議員が中選挙区とか言い出したのはなぜ?
337:名無しさん@3周年
08/03/26 16:17:38 43CwFl5S
ドイツの選挙制度は小選挙区比例代表併用制で、日本の小選挙区比例代表並立制と
名前が似ているが、全く違う制度である。ドイツの併用制は比例代表の得票率で
まず各党に議席配分するので、小選挙区中心の日本の並立制とは違い、比例代表
中心の制度といえる。
ドイツの併用制を、安定政権にならずに混乱状態を招く悪い制度という指摘も
あるようだが、民意を歪めてつくる安定政権とは一体何なのか。民意を正確に
反映させない選挙など、選挙といえるのだろうか。単純小選挙区制のような、
極端に民意を歪める制度は、少なくとも日本国憲法に違反しているだろう。
議院内閣制で単純小選挙区制を使用しているのはイギリスとカナダだけであるし
小選挙区制主体の並立制もイタリアだけで、少数派である。ヨーロッパの多くの国
は比例代表中心の選挙制度であり、比例代表中心でもドイツの併用制のように、
小選挙区制をとりいれて、顔の見える選挙にする方法もある。
比例代表制に対する批判の多くは的はずれで、間違った俗説に過ぎない。
なお、ニュージーランドでは、1996年、小選挙区制からドイツと同じ併用制に
変更した。先日行われたニュージーランド総選挙では、ドイツと同じように大接戦
となった。ニュージーランドは、90年代に新自由主義的な構造改革の結果、その
歪みが明らかとなり、1999年に成立したクラーク労働党政権が、行き過ぎた
構造改革に対して国有化等の修正を行った経緯がある。
338:名無しさん@3周年
08/03/30 16:09:27 tAn6KkoM
小選挙区比例代表併用制とは、小選挙区制の要素を加味した比例代表制で、全議席
は政党名簿に投じられた得票(政党票)に比例して政党に配分される。政党は
被選挙人名簿を作成し、比例配分された議席が全国の小選挙区で当選した人に
優先的に与えられる。この制度では全議席は比例代表によって民意に近い配分が
され、かつ有権者は誰を当選させるかを選ぶことが出来るという利点がある。
小選挙区比例代表並立制と違い、小選挙区で議席を得た政党は、その分だけ
比例議席を失う。このため、小選挙区議席が比例議席を上回る政党が現れない限り
比例代表の性質は歪められない。ただし比例代表の一票の格差を自動調整する機能
は失われる。
ドイツでは比例代表制の欠点である小党の乱立を防ぐため、全国得票率が5%を
超えない政党には比例議席を与えない(3つ以上の小選挙区で第一位の得票を得た
政党には議席が配分される、また小選挙区で当選した場合は、その候補者には議席
が与えられる)制度になっている。これは、完全比例代表制だったヴァイマル
共和政時代に政党が乱立した結果政権が安定せず、強力な政権を主張するナチスの
台頭を招いてしまったことへの反省によるものである。
日本も小選挙区比例代表併用制にして二大政党しか選択肢のなくなる
ような状況にならないようにしてほしい。
339:名無しさん@3周年
08/04/04 14:29:48 /it0Puca
ドイツのハーバーマスという学者は、ドイツには元来、神秘性を標榜し
神話的なもの、アルカイックなものの魅力から離れることができず、政治的
社会的現実を深い軽蔑のまなざしで見ながら、それが自分たちに有利に展開する
とすぐに、すり寄る、という思想的傾向があった。こうした伝統から抜け出ること
ができたのは、アメリカのプラグラティズムや、ロールズやドゥオーキンにまで
つながる18世紀に理性法のおかげであり、また分析哲学やフランスの実証主義
そしてデュルケムからパーソンズまでの社会学的思考のおかげである。
アドルノを代表とするアメリカ亡命から戻ってきた人々こそ、それまでのドイツ
の学問の伝統の中で見えなくなっていた開放的かつ反抗的要因を逆照射してくれ
たのである。「まずはドイツの伝統の反文化的な要因を十分に認識しなくては
なりません。それをしてはじめて、この伝統に潜む普遍主義的かつ啓蒙的な
そして反抗的な様相を見ることを学べるのです。」アドルノこそ、アメリカを
重視して戦後ドイツの民主化に大きく寄与した存在である。
そして自分たちの世代こそ、国家を中心とした現実政治だけで世界を見ないこと
をアメリカから習ったのだと述べている。
今のアメリカは、ナチスの戦争の後で自分たちがデモクラシーを学んだアメリカ
からは遠くなってしまったが、それを言うのは反アメリカ主義とは違うのだと
彼は強調している。日本と異なりドイツは左翼がソ連や中国の共産主義ではなく
アメリカの左派デモクラシーに好意的であり、自分たちの評価するアメリカを
背景にして、現在のアメリカを批判するのだということである。
日本も保守、リベラル問わずアメリカの民主主義とはリベラル、戦後のアメリカ
で今のアメリカ、ネオコン、新自由主義ではない人は多いのでは。
340:名無しさん@3周年
08/04/11 15:23:43 f+tyrkSr
アメリカの異質性
「もともと禁欲的で勤勉を奨励するピューリタン精神は、アメリカのメリット主義を生んだ。
努力したものがその報いを受けるという考え方だ。そのせいでアメリカでは今も貧困に
対して努力の欠如であるという見方が根強くある。キリスト教的なチャリティの習慣は
あっても、それは強者が弱者にかける憐れみでしかないことが多い。」
341:名無しさん@3周年
08/04/11 15:30:50 f+tyrkSr
アメリカに民主主義を教育しよう
スレリンク(kokusai板)
342:名無しさん@3周年
08/04/13 15:51:48 B9w7nRHa
社民党でない、欧州のような社会民主主義政党が日本にできてほしい
343:処刑ライダー ◆.EDMOUBKE2
08/04/13 15:56:21 q5M7xf1S
それはこの国では良く見かける西洋かぶれの同朋蔑視。
鏡を覗いて見ろ。お前の嫌いなアジア人しか映っていない。
344:処刑ライダー ◆.EDMOUBKE2
08/04/13 16:00:22 q5M7xf1S
自分だけは他のアジア人と違って見えるか? 本当に?
落ち着いてよく観察して見ろよ(ゲラゲラ
345:名無しさん@3周年
08/04/13 16:00:35 C8AzEImm
>>342
禿同。
1960年に西尾末広がそう思って作った民主社会党という政党があったが、当時は日本の国民に理解されなかったようだ。
西尾が「5年以内に政権与党になる」と高らかに宣言(マニフェスト)したものの、どんどん右よりになり民主党に合流してしまった。
やっぱり日本人には社会民主主義は未だに魅力がないんだべが?
346:名無しさん@3周年
08/04/13 16:11:49 fXB9zwNZ
>>345
違う。社会民主主義なんてのは散々バブル崩壊前の自民党がやってたわけ。
官僚政治の元、地方ばら撒きだの談合だの護衛船団型貿易だの。
で破綻したわけ。魅力が無いのは当たり前。
ちなみに社会党崩壊後の社民党は中核派上がりの親中親北系売国サヨが
名前を標榜してるだけで実体は社会民主主義じゃない。
347:名無しさん@3周年
08/04/13 16:16:42 C8AzEImm
>>346
で、(自民党は)今度は新保守主義をやるんだね^^
348:名無しさん@3周年
08/04/18 15:58:34 9HLFJ/fq
民主党が右寄りに行き過ぎないためには、社民、共産は必要
昔の自民党が社民主義的な政策をとってたのは、社会党に政権を
とられたら困るからで、政権を維持するためだった事を考えれば
左派が弱すぎる事は庶民にとってマイナス
349:名無しさん@3周年
08/04/22 15:12:42 dk1ZI6T/
グレッグ・パラスト;「金で買えるアメリカ民主主義」
金儲けがすべてに優先し、人の偉さが金の過多で決まる国アメリカであるが、
ついに民主主義まで買えることになったのかと、その書名につられて読み始めた。
著者“パラスト”は、調査報道記者として長年多くの問題に対し、歯に衣を着せぬ
調査報道を行ってきている。その著者が本書で最も言いたかったことは、新聞・TV
その他のマスコミまでもが、一部の富裕層に支配されてきていることに対する危機感
にあるように感じた。
イラク戦争を始める口実とされた“大量破壊兵器”は見つからないばかりか、誇張
された情報を流すという情報操作が行われた疑いが強くなってきている。
このような状況の中で、毎日洪水のごとく流される一方的な報道を受けると、多くの
人々はついそれが世界の流れであり、事実であるような錯覚に陥ってしまう。
本書は、このような状況の危険性を強く教えてくれる。
公共事業であるべき電力・ガス・水道等の事業を自由化することにより、莫大な利益
を上げた企業のカラクリ、グローバリゼーションの名の下に、米国の一部の富裕層が
支配するIMF、世界銀行、WTO(世界貿易機関)が結託して、開発途上国の政治・経済
を支配してゆくプロセス、さらには大統領選挙におけるフロリダ州での信じられない
ような不正(一部アフリカ系アメリカ人を組織的に選挙人名簿から排除)が殆ど報道
されない事情等々、多くの問題について貴重な内部資料を駆使して紹介している。
350:名無しさん@3周年
08/04/22 15:21:36 o49QwTBz
二大政党制はもう時代でしょ!ねえ・・・
351:名無しさん@3周年
08/04/22 15:41:12 dk1ZI6T/
<二大政党制はよろしくない>米世論調査で6割近くが第三の党が必要とする
(USA Today)
7月12日付の米紙“USA Today”はGallupとの共同世論調査結果を発表。
それによると58%と6割近くの回答者が二大政党制に不満としている。
「われわれは第3の党が必要か?大方はイエスと回答」の見出しがついたこの記事。
大意は次のとおり。ワシントン 大方のアメリカ人は、共和党の大統領と民主党が
支配する議会には不満で、第3の党が必要なときだとしている。
投票するのに適当な党が必ずしも用意されているとは言えないからだ。
金曜から日曜にかけて行われたUSA TodayとGallupの共同世論調査では、58%が
二大政党(民主党と共和党)が余りにも貧弱な仕事しかしていないので、第3の党が
必要と回答した。既成政党が「アメリカ人を代表するに足る十分な仕事をしている」
と回答したのはやっと1/3だった。
アメリカでも二大政党制への不満は出てるようです。
もし民主党が政権をとっても自民党と変わらなければ日本でも不満が出るだろう。
352:名無しさん@3周年
08/04/22 15:52:37 FhMyeqim
>>346
違うよ。
社民主義ってのは、「普遍政治とリスクの社会化」
自民党の利権政治は、「裁量政治とリスクの不完全な社会化」
353:名無しさん@3周年
08/04/27 15:31:57 dHbvvem9
小泉構造改革は言うまでもなく新自由主義の一種であり、徹底した民営化は小さな
政府となるが、小さな政府とは国が福祉から手を引くことを意味しているので、
福祉切り捨てが避けられない。
市場原理主義は一部の大企業の利潤を増やすが、多くの国民は所得減となる。
市場原理主義は労働市場の流動性を進めるため、労働者の地位が低下し、労働者の
使い捨て化が進む。貧富の格差は拡大し、富めるものと貧しいものが二極化する
アメリカのような社会に向かう。
自民党議員の多くは新自由主義アメリカ型格差国家か族議員の土建国家
354:名無しさん@3周年
08/04/27 15:37:43 5Roai8r9
一党万年与党で、支那や北鮮の二の舞になるな
355:名無しさん@3周年
08/05/01 14:02:40 UyrEwclx
2005年までの民主党は、「構造改革」と軍事大国化を自民党と競い合ってきた政党ですが
それが突然、選挙目当てとはいえ、反構造改革、反軍事大国へ転換したわけです。
その民主党に国民は期待している。それは民主党議員そのものも分かっているわけです。
ですから財界の圧力を我慢して衆議院選挙も「反構造改革」でいくと思います。
民主党が衆院選でも反構造改革を掲げ続けると、今度は非常に強い公約になってくる
訳です。さらに民主党は追いつめられます。共産党や社民党が衆議院選挙で一定の議席
を取った場合には、参議院選挙後に生まれたより大きなキャスティングボードを握ります。
まず民主党が躍進したけれど単独過半数は取れないという時、民主党政権を作るには、
共産、社民と組まざるをえない。そうなれば、改憲、恒久派兵法、消費税は止まります。
つまり保守二大政党制の枠を超えざるを得ません。それが嫌だったら大連立となります。
民主党が「大連立」に行くか、共産や社民と組んで政権を取るかは、逆に言うと
反構造改革の国民の声がどれだけ強かったか、にかかってきます。そういう意味で言うと
衆議院選挙の結果が非常に大きな影響を与えることになります。それ次第では、
「構造改革」や改憲に歯止めをかける可能性もあるのです。今の国民の意思が、民主が
いきたくても自民と組めない状況をつくっているのは非常に大事だし、衆院選でそういう
方向が強まるよう追求しなければなりません。
もう1つ大事なのは、たとえ大連立をつくった場合でも、第3極があった場合には、消費税
や改憲がやられてしまうと国民が判断した場合には、国民は大連立の真の意図を見抜くことが
できるという点です。その結果、有権者は自民・民主のキャッチボール体制から抜け出て第3極
に流れます。第3極があるかないかというのは、その点でも重要です。「大連立」という桶から
水があふれようとしても受け皿がないというのがアメリカです。逆に言えば、第3極があれば
「大連立」ができたからといって、何でもかんでもやっちまえというふうにはいかないのです。
356:名無しさん@3周年
08/05/06 02:02:37 BzFDPOp9
さらしあげ
357:名無しさん@3周年
08/05/06 02:15:39 NlvytST9
そりゃあ自民党がかつてないほど新自由主義・軍拡路線で一直線に突き進んでいるなら
ちょっと薄めたような法案出せば支持は取れるだろう品
2005年の創憲会議による新憲法法案、2006年の教育基本法改正、2007年のISAF参加問題
とかどう思われます?
358:名無しさん@3周年
08/05/09 15:03:03 jaUokOgF
福田・小沢会談の後に加藤紘一が講演で中選挙区制に言及したことに興味が惹かれる。
曰く「『小選挙区制での政界再編は難しい。政界再編と中選挙区制への移行問題は
非常に密接に絡んでくる』と指摘、中選挙区制への復帰も検討すべきだ」(『東京新聞』)
「中選挙区制への復帰も検討すべきだ」との発言は先の参院選で自民が歴史的惨敗を
したことだけではなく、これまでに思ったよりも二大政党へ収束しなかったことが理由と
思われる。
一方では、自民党議員が民主党へ“鞍替え”しただけの選挙区も多いことから、小選挙区制の
もとでの自民党は民主党に移った票を補うべく公明党=創価学会票におんぶにだっこしてもらい
つづけなければならないという現実がある。
小選挙区制の導入時に云われたことは安定した二大政党制を実現するためだったと記憶しているが
小選挙区制を成熟したものとさせるにはまだ時間不足であることは間違いないものの、地盤・看板
・カバンがさらにモノを云う日本型小選挙区制が(総裁の人気に乗じた「刺客」なんてのもあったが)
民意をどこまで正確に反映できるのかといった疑問も大きい。
加藤の思惑がどこにあるにせよ、二大政党制を好まぬ側にとっても小選挙区制より中選挙区制
の方が望ましいのではないだろうか。第三極をつくる余地が大きくなるのだから。
強固な組織票を持っている公明党にしてもカルト団体が支えであれば票は頭打ち。社民党は連合に
見限られ息も絶え絶え、共産党は無党派を取り込める魅力が皆無。となれば、せいぜいが
キャスティングボードを握る程度にしかなれないこの三党が連立(政策合意)すればウルトラCを
超えた政界再編スーパーEなのだが、それはまア無理というものか。
自民党がいろんな理由で中選挙区と言い出したのは公明の意向もあるだろうが、結局自民党が
小選挙区だとそのうち、惨敗するという恐怖が出てきたのではないか。
359:名無しさん@3周年
08/05/11 16:43:47 eU7ddPHc
自民、福田は選挙制度を完全比例代表にしたいと宣言すれば支持率上がるかも
後、福祉国家宣言
360:名無しさん@3周年
08/05/11 16:49:14 IAppFouP
つかそれよりも参議院いらねぇよ
なんのためにあんだよ
たまに否決したところで
衆議院の方が優先されるんだろ
糞高い給料もらってる議員数維持したいから以外に
必要な理由を教えてくれ
361:名無しさん@3周年
08/05/17 13:25:44 rv6sLkrR
>>360 権力分立
権力を同一の人物や機関に集中させると、濫用され、人々の自由や権利
が損なわれていることになる、という考えから生まれたものである。
憲法によって民主主義にも歯止めをかけていく政治、つまり立憲民主主義を
うまく機能させるために、憲法自体が、さまざまな方法で権力の暴走を
くい止めようとしています。
では、憲法はどのような対立軸の仕組みを予定しているのでしょうか。それが
与党と野党の対立、衆議院と参議院の対立、中央と地方の対立という軸です。
そして政治部門と司法部門の対立も重要です。憲法は、こうした権力の相互抑制
システムを何層にも用意して、権力の集中による弊害を除去しようとしています。
小選挙区制は2大政党制や政権交代が起こりやすい選挙制度だといわれます。
ある政党が大差で勝つことがありますが、ちょっとしたことで、逆転する可能性が
あるのが、小選挙区制です。与党と野党がときに入れ替わることによって、チェック
機能を果たすことが期待されます。民主党など野党の頑張りがこれまで以上に重要に
なります。
また、衆議院と参議院という二院制も、国会の内部に権力分立の発想を持ち込んだ
ものといえます。それぞれの院の任期の違い、選挙方法や選挙時期の違いによって
国民の中の異なった意見が国会に反映されるように二院制を作用しています。
たとえ衆議院で与党が圧倒的な多数を占めていても、参議院が違った党派構成で
あれば、そのこと自体が抑止力として働きます。
362:名無しさん@3周年
08/05/17 13:43:30 rv6sLkrR
自民党支持でも参議院は批判票として民主党に投票した
という人も前回はかなりいたと思います。
憲法第五十九条第二項には、「衆議院で可決し、参議院でこれと異なった
議決をした法律案は、衆議院で出席議員の三分の二以上の多数で再び可決
したときは、法律となる」と規定されている。
現在は与党が衆議院で三分の二あるから再可決できるが、もし三分の二
なくなれば、より与党の思い通りにはできなくなります。
この与党の三分の二の議席は小泉、郵政民営化の選挙でとった議席
今になって不満を言っても、小泉に騙された国民の自業自得ともいえる。
363:名無しさん@3周年
08/05/22 14:40:45 1dWlgLnL
現行「小選挙区比例代表並立制」は,欠陥制度
2005年9月の総選挙は,連立与党の地滑り的大勝利に終わりました.小泉劇場とか,いろいろ
原因は言われていますが,最大の原因は,「選挙制度」です.もし,昔の中選挙区制度のまま,
今回の総選挙を行っていたとしたら,ここまでの大勝利はなかったでしょうし,
「造反レッテル議員」を「刺客」によって仕留める事もできなかったでしょう.
「小選挙区中心型小選挙区比例代表並立制」という世にも奇妙な制度のおかげで,連立与党は,
得票を大幅に上回る議席を獲得し,なおかつ刺客等の話題議員を苦労なく国会へ送り込めたのです.
獲得議席数だけの問題ではありませありません.現行制度下での数回の選挙を経て,政党自体が
変わって来てしまいました.二大政党を意図的に作り上げ,政策論争を活発にするために導入された
現在の選挙制度ですが,小選挙区中心の制度に対応するため「与党と野党の政策にほとんど差が
なくなり,政策論争が無意味になってきた」という逆説的な状態に陥っています.
どちらの政党も主張はほぼ同じであれば,国民は,見た目や,パフォーマンスなど,他の事で投票
するしかありません.カリスマ的なアジテーターが出現して,ナショナリズムに火を付ければ,
即独裁者の出来上がり,という危険性を現在の小選挙区中心の選挙制度は持っています.
364:名無しさん@3周年
08/05/25 15:55:43 jCuYhlKY
小選挙区はその時に争点になってる事や空気だけでどちらかが圧勝することがある。
本来は解散しないとして次の4年間をまかす政党や議員を決めるものなのに。
自民党を潰すには役立つかもしれんが、将来的には変えたほうがいい。
365:大モナー帝國皇帝モナー1世
08/05/25 16:01:57 XQCmqC19
日本は二大政党制が一番あってると思う。
366:名無しさん@3周年
08/05/30 13:12:08 0Ub3Qt03
二大政党でもいいが、中道右派、中道左派と政策で分かれていて、その上で中小政党
にも議席があり、二大政党は駄目なら議席が減り連立を組まないといけなくなったり
あるいは二大政党以外の政党で連立政権とかが起こるような形がいいのでは。
アメリカみたいに二大政党しか、ほとんど議席がとれないようだと民意が反映されにくく
民主主義といえなくなるので、そうならない選挙制度が良い。
もちろん今までの自民、一党支配優位の状態は最悪だが。
367:名無しさん@3周年
08/05/30 13:15:27 WHdCkFJn
自民・民主の二大政党制はブルジョワ独裁になる可能性を秘めている。
保守対革新の二大政党制がいい
368:名無しさん@3周年
08/06/01 14:33:09 bPLoiLot
>283
アメリカで社会主義が不在なのは、昔はアメリカは土地空間が豊かであったため
労働者が自営農民になることも困難でなかった。経済の体質として慢性的に
労働力不足であったため賃金も高めであった。
社会主義は社会的上昇の期待を持てない膨大な数の労働者階級の存在こそが
温床になり、封建的な部分が社会に残ってるかも影響するがアメリカには
ヨーロッパと違いそれがなかった。もちろん移民が多く強烈な上昇志向
自由や資本主義の価値観もあった。19世紀後半には二大政党政治が確立するが
その後アメリカでは、貧困、格差の問題が出てきた時には、第三政党が進出が
ほぼ不可能となっていて、既成の政党を通じて自己の要求するしかなくなっていた。
アメリカは有権者が第三政党、あるいは左派政党が必要と思ったときには
もう二大政党によってそれを阻止する状況にされてしまっていたらしい。
日本はまだその状況ではないので、アメリカのようにならないように有権者は
意識し監視する必要がある。
369:名無しさん@3周年
08/06/06 15:06:52 IX+Y0A3u
ささやかな思考の足跡: ルポ 貧困大国アメリカ
URLリンク(ono-blog.cocolog-nifty.com)
冒頭から、サブプライムの被害者を取材し、アメリカに広がる「貧困ビジネス」を告発する。
第1章で、貧困が生み出す肥満国民と題して、アメリカの貧困の実態を食生活を通してさぐる。
つづいて、ハリケーン・カトリーナの被害で明らかになる棄民と排除を、そして学校の民営化。
ショッキングなのが、一度の病気で貧困層に転落する人々の姿に見るアメリカの医療事情。
市場化が何をもたらしたかを明らかにする。そして一番の被害者が若者たちだ。「落ちこぼれ
ゼロ法」という名の裏口徴兵政策、若ものが兵役にかられる背景にある民営化される学資ローン
そして入隊しても貧困から抜け出せない実態…。さらにワーキングプアが支える
「民営化された戦争」。考えてみれば、サブプライムと新自由主義は、同じコインの表と裏。
そしてそれが戦争を支え、戦争を準備する。
これは日本の近未来というのではなく、大半は日本でも同時進行で起こっている問題であること
をよく見る必要があると痛感する。
こうしたルポに刺激をうけて、よりアメリカや日本の社会の全体像と新自由主義の問題に迫れる
ような分析とをと思う。あとがきがまたいい。「1つの国家や政府の利害ではなく人間が人間
らしく誇りを持って幸せに生きられるために書かれた憲法は、どんな理不尽な力がねじふせよう
としても決して手放してはいけない理想であり、国をおかしな方向に誘導する政府にブレーキを
かけるために私たちが持つ最強の武器でもある。
それをものさしにして国民が現実をしっかりみつめた時、紙の上の理念には息が吹きもまれ、
民主主義が成熟しはじめるだろう…」
370:名無しさん@3周年
08/06/06 15:07:58 IX+Y0A3u
なんでも民営化した結果のアメリカの現状。
教育、医療、災害対策、
命を預かることまで民営化した結果、
利益を上げることばかり求められ、
本来するべきことがおざなりに...
そのつけがハリケーンの被害などにでて来る。
規制緩和、自由競争なんていう
一見すばらしそうな言葉に踊らされて
民営化の道を進む日本も、
こういう状態になるのだろうか?
371:名無しさん@3周年
08/06/06 15:15:36 IX+Y0A3u
堤 未果『ルポ貧困大国アメリカ』
URLリンク(www.arsvi.com)
貧困層は最貧困層へ,中流の人々も尋常ならざるペースで貧困層へと転落していく
急激に進む社会の二極化の足元で何が起きているのか.人々の苦難の上でいったい誰が
暴利をむさぼっているのか.追いやられる人々の肉声を通して,その現状を報告する.
これはもしかしたら日本の近未来図なのかもしれない…….
372:名無しさん@3周年
08/06/06 15:16:12 IX+Y0A3u
第1章
貧困が生み出す肥満国民
新自由主義登場によって失われたアメリカの中流家庭/なぜ貧困児童に肥満児が
多いのか/フードスタンプで暮らす人々/アメリカ国内の飢餓人口
コラム(1) 間違いだらけの肥満児対策
第2章
民営化による国内難民と自由化による経済難民
人災だったハリケーン・カトリーナ/「民営化」の罠/棄民となった被災者たち/
「再建」ではなく「削除」されたニューオーリンズの貧困地域/学校の民営化/「自由競争」
が生み出す経済難民たち
コラム(2) ニューオーリンズの目に見えぬ宝
第3章
一度の病気で貧困層に転落する人々
世界一高い医療費で破産する中間層/日帰り出産する妊婦たち/競争による
効率主義に追いつめられる医師たち/破綻していくアメリカの公的医療支援/株式会社化
する病院/笑わない看護師たち/急増する医療過誤/急増する無保険者たち
コラム(3) 不安の「フード・ファディズム」
第4章
出口をふさがれる若者たち
「落ちこぼれゼロ法」という名の裏口徴兵政策/経済的な徴兵制/ノルマに圧迫される
リクルーターたち/見えない高校生勧誘システム「JROTC」/民営化される学資ローン/
軍の第二のターゲットはコミュニティ・カレッジの学生/カード地獄に陥る学生たち/
学資ローン返済免除プログラム/魅惑のオンライン・ゲーム「アメリカズ・アーミー」/
入隊しても貧困から抜け出せない/帰還後にはホームレスに
コラム(4) 誰がメディアの裏側にいるのか?
第5章
世界中のワーキングプアが支える「民営化された戦争」
「素晴らしいお仕事の話があるんですがね」/「これは戦争ではなく派遣という純粋なビジネスです」
/ターゲットは世界中の貧困層/戦争で潤う民間戦争請負会社/見えない「傭兵」/一元化される
個人情報と国民監視体制/国民身分証法/州兵としてイラク戦争を支えた日本人/「これは戦争だ」
という実感 コラム(5) テロより怖い民営化
373:名無しさん@3周年
08/06/13 15:59:16 xHsgj34X
現在、アメリカの刑務所には200万人以上が収容されている。これは中国の
刑務所人口より50万人多く、人口半分以下の日本の7万人強に比べて、飛び抜けて
多い。ただし、犯罪発生率は日本の10倍になるというが、犯罪と投獄率は相関関係に
あるわけじゃない、ということ。
この現象については、アメリカ国内の3大民間雇用主であるウォルマート、フォー ド
ジェネラル・モーターズの総従業員数より多い230万を超える人が刑務所に関わる仕事
に携わって生計をたてている。刑務所産業を維持していくため、投獄者は政治的に
生み出されている。
アメリカの人口の約70%は白人であるが、刑務所人口の70%近くは非白人であり、
刑務所や拘置所に入れられているアフリカ系アメリカ人男性の数は、大学に通って
いる者の数より多い。これを、公民権運動と社会福祉国家に対する保守的な反動と
して理解すべきだ。
9・11以降は警察権力と刑事罰が強化され、刑務所収容定員も拡大され、刑務所
産業は成長を続けているのだといいます。
これを「刑務所産業複合体」Prison Industrial Complex というのだそうです。
米国の人口を3億として刑務所収容者数が200万とすると、150人に1人は
刑務所経験者ということになります。それに刑務所ビジネスは投資の有望株の
ようです。「露骨な法的差別は解消されるなか、実は人種的、経済的民主主義は後退
していることをこの『刑務所ブーム』は示している」
刑務所制度ははたして本当にアメリカの『自由と民主主義』を守るものになって
いるんだろうか...
374:名無しさん@3周年
08/06/17 21:47:06 vn1sdBu4
ケネディ大統領は親日家だったそうですが
375:きっく@労働党 ◆tHB.lEDDE6
08/06/18 00:19:37 GFbgX455
スレ汚しスマソ
|
\ __ /
_ (m) _ピコーン
|ミ|
/ .`´ \
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(・∀・∩< そうだ!オマエラが政治家になればいいんジャマイカ?
(つ 丿 \_________
⊂_ ノ
(_)
労 働 党 (政治団体届出済)
○既存政党は信用できない!
○今の生活を変えたい!
○むしろ今の政治を変えたい。
我が党は皆さんがご活躍できるフィールドをご用意しています。
生活を、勝ち取れ。
URLリンク(labour.jp)
376:名無しさん@3周年
08/06/18 03:12:07 kqYxLhYy
民主党案では、10兆円程度必要と言われている基礎的財政収支黒字化の
予算が、前回マニフェストにはあったのに今回のマニフェストではなくなっている。
その代わりばら撒き政策が大幅増強されている。
民主党は財政再建を放棄して、ばら撒き政策で国民を釣る事に専念した。
明日の財政破綻と引き換えに、今のばら撒きを選んだのが民主党の政策だ。
そして、
民主党政策を実行して起こる事はこういう事だ。
ネバダリポート(IMF管理プログラム)
① 公務員の総数の30%カット、及び給料30%のカット、ボーナス全てカット
② 公務員の退職金は100%すべてカット
③ 年金は一律30%カット、
④ 国債の利払いは、5~10年間停止
⑤ 消費税を20%に引き上げ
⑥ 所得税の課税最低限を年収100万円まで引き下げ
⑦ 資産税を導入して不動産には公示価格の5%を課税、
債権・社債については5~15%の課税、株式は取得金額の1%を 課税。
⑧ 預金は一律1000万以上のペイオフを実施し、第2段階として
預金額を30%~40%財産税として没収する。
377:名無しさん@3周年
08/06/18 19:40:38 X5swaQje
結局、自民と民主どっちがましなんだ
変わらないのなら、今までの恨みで政権交代させて、自民を野党にさせたい
378:名無しさん@3周年
08/06/22 15:37:05 bVGx7bGM
長年、失政を続けた政党には責任を取らせるのは民主主義では当然
政権交代が起こるという危機感が与党にないと国民を無視した政治になる
世界を見ても完璧な政党、政治家などいないのだから所詮、政治家も人間
権力を行使できる立場になればだんだん腐敗するもの。
だから定期的に政権交代させる、世の中に不満があったら野党に入れるぐらい
の程度の意識でも政治に詳しくない有権者の多くにあれば徐々に日本もましに
なるのでは。
379:名無しさん@3周年
08/06/22 18:53:32 dXeUzz03
結論
自民も民主も糞
380:名無しさん@3周年
08/06/22 19:02:25 3gMYDShf
小選挙区制がある限り、二大政党制の方向に向かう。
二大政党制を批判するなら、それを批判しろよ。
そうしないと、いつまでも変わらないぞ。
381:名無しさん@3周年
08/06/26 20:09:26 wehwRVq+
小泉構造改革でもそうだったが、国民は二大政党制で痛い目にあわないかぎり
今の二大政党制の流れは変わらない
382:名無しさん@3周年
08/06/29 14:46:30 36BN1f+a
二大政党制が日本のアメリカ化になるというより、日本のアメリカ化、新自由主義
の為の二大政党制なのかもしれない。
冷戦時代の高度成長期は自民一党支配でも、それほど政治に関心のない国民には
不満をもたせないでもやっていけたが、今の時代ではできなくなった、だから
そこで新自由主義二大政党で政権交代はするがどちらがなっても変わらないという
アメリカの真似(アメリカの日本への要望という話もあるが)という路線を考えて
いたのだろう。
ただ、日本国民はアメリカと違い平等の概念が強い人が多いし、アメリカのように
平等と言うだけで、共産主義扱いされる国ではなく左翼よりは右翼のほうが一般的には
イメージは悪いし、アメリカのように行き過ぎた自由がかえって多数の不自由な人間を
生み出す政治、社会、経済には反対の人は多いだろう。(自民支持者でも)
それが去年の参議院選挙で出たと思う。
今後新自由主義に反対なら民主党を中道左派に変えていき、そしてその圧力として社民
共産にも議席を取らせる、自民党も政権を維持するため新自由主義は放棄せざるえない
という方向へ有権者がもっていくような投票や政治活動が必要だと思う。
383:名無しさん@3周年
08/06/29 15:24:16 HlQTAQw2
現実的には、当面は衆院の比例の定数増を目標とするべきだろう
次に小選挙区の定数削減
そして最終的には小選挙区を全廃させる
384:名無しさん@3周年
08/06/29 18:50:43 FR/HTk73
初めから、中選挙区にすれば良い。
そうしたら、自民と公明が選挙協力を止める。
民主党も、小沢と小沢嫌いで分裂する。
比例区みたいに、候補の名前を書かない投票方法は好きじゃない。
変なのが受かることもある。
385:名無しさん@3周年
08/07/06 15:29:01 fZ2/K/79
「貧困はいくらかを欲し、贅沢は多くを欲し、強欲はすべてを欲する」セネカ
まさにアメリカ新自由主義、市場原理主義者への言葉
386:名無しさん@3周年
08/07/13 14:21:05 +Dl+Hqze
日本のアメリカ化 アメリカからの年次改革要望書
【マスコミに代わり】年次改革要望書を読み解くスレ11
スレリンク(seiji板)
「年次改革要望書」って知っていますか?
これはアメリカが、日本にいろんなことを要求してくる、外圧のひとつです。
(正確には日米双方が、両国企業が相手の国でビジネスをする場合の障壁に
なっている問題点を指摘し合い、相互に「市場開放」を進めようというために
交換される文書)
郵政民営化も、実はアメリカからの、「年次改革要望書」による要求のひとつです。
アメリカは国益重視なので、郵政民営化などアメリカの国益となることを、ズケズケ
と要求してきます。
そのたびに、日本は折衝しているのです。結果は、アメリカ企業・国家の利益に
結びついています。
郵貯には、約340百兆円という国民から集めた資金があります。
メガバンクの数倍の資金量です。いままでは、その資金を財政投融資という名前で、
日本の高速道路や橋梁などの建設資金に貸し付けているのです。
アメリカが、その莫大な資金に、「指をくわえて」見ているわけがありません。
その資金を、アメリカ資本の銀行やアメリカ国債という形で、資金を吸い上げよう
としているのです。
小泉前首相は、「官から民へ」と言って資金の移動を訴えていました。
しかし、それよりも、「日本からアメリカへ」の資金移動が起きるでしょう。
アメリカは国益のためには、何でも要求してきます。
ブッシュ大統領が、小泉前首相を持ち上げたのも、こういった裏があったのですね。
政府はもっと自国民のため、日本国益のために外交をしてほしいものです。
387:名無しさん@3周年
08/07/15 22:55:23 CHa63m5k
ソーレンソーレンソーレン ソーレンソーレンソーレン ピシッ
,、,,、,:,i;:(((;(::;i:;,、,, 、
,,r'" `ヽ、
/ ヽ
i゙ .i
i 从ハ)
|, 从从)
i-・==- , -・==- 人从)
. i .,,ノ(、_, )ヽ、,, ^゙`ヽ 小生は脳障害ではないと言っているのだよ
{ `-=ニ=- ' '-'~ノ小津?相手にしていないよ 一番仕事をしているのは
λ `ニニ´ /-'^" パッチギだよ 国籍や民族がどうあれこの国の経済の一部だよ
ヽ, ノ
ヽ, | 労働組合は新自由主義への防波堤だよ
`''ー -- 一 ''" |、
/ `ヽ  ̄` ー‐' `ヽ
/ | 」
/`ヽ、_ │ ハ
388:名無しさん@3周年
08/07/23 19:33:39 5ERsw3Au
雑誌「世界」3月号掲載の、山口二郎氏と宮本太郎氏による「日本人はどのような
社会経済システムを望んでいるか」との論文の中に示されているアンケート結果によると
日本の国家のあり方として、
アメリカのような競争と効率を重視した社会を望むものは、(わずかに) 6.7%。
北欧のような福祉を重視した社会を望むものは 58.4%、
かつての日本ような終身雇用を重視した社会を望むものは 31.5%
社会保障の財源として
消費税の引き上げは止むを得ない 17.5%
消費税ではなく、法人税や裕福な人や企業に負担させるべき 35.4%
行財政改革を進めるなど国民の負担を増やす以外の方法をとるべき 44,0%
となっています。
ここでは、小泉、安倍政権の目指した競争と効率を重視した構造改革路線は明確に否定
されています。
また、社会保障の財源として、消費税の引き上げは止むを得ないとしたものは、17.5%
にとどまっています。行革等、無駄を省くことをあげているのは44.0%であり、民主党
の主張をある程度裏付けています。しかし、消費税ではなく、法人税や所得税など裕福な人
や企業に負担させるべきとしたものは、35.4%に達している。
389:名無しさん@3周年
08/07/23 20:47:13 x81Z9N65
学歴・収入と政治・経済観の相関性
ポリティカルコンパス URLリンク(sakidatsumono.ifdef.jp)
政治ポジションテスト URLリンク(seiji.yahoo.co.jp)
政治軸:自由主義(高学歴)⇔権威主義(低学歴)
経済軸:市場主義(高収入)⇔再分配主義(低収入)
自由 リバタリアン 市場
\ 高学歴・高収入 /
\ /
\ /
\ /
\ /
リベラル \ / コンサバティブ
高学歴 /\ 高収入
/ \
/ \
/ \
/ \
/ 低学歴・低収入 \
再分配 コミュニタリアン 権威
1、リバタリアン 自由・私的財産権
職業:外資系、医師・会計士など専門職 主要メディア:日経 アイデンティティー:個人
2.コンサバティブ グローバリズム
職業:経営者、商工会・建設業など自営業者 主要メディア:読売 アイデンティティー:国民
3.リベラル 人権・福祉
職業:教師、公務員、上場企業正社員 主要メディア:朝日・毎日 アイデンティティー:市民
4.コミュニタリアン 伝統・共同体
職業:フリーター、ニート、プロ奴隷 主要メディア:文春・産経 アイデンティティー:日本人
390:名無しさん@3周年
08/07/31 15:27:07 e4HhFTQn
同質的な政党という意味でアメリカの二大政党制をモデルとするという議論は誤りで
ある。アメリカでは社会や経済の利害対立を反映して、二大政党は対決している。
日本でも、経済政策や税制をめぐる利害対立は社会のレベルで現に存在する。したがって
政策的に違いのない二つの政党が政権をキャッチボールするという二大政党制のモデルは
国民にとって不幸なものであろう。
政党と市民の距離が大きい日本において純粋な二大政党制が実現したならば、市民の
コントロールからかけ離れた空間で政治家が権力のキャッチボールをするという帰結に
いたるであろう。たとえ小規模であっても、二大政党が見落とした問題を政治の世界に
提起する政党・政治家の存在は重要となる。
現在日本では年間の自殺者が三万人を超え、経済的理由による自殺者も増加している。
債務を返済できない人が自殺して、保険金によって借金を返すのは、リスクの個人化の
究極の姿である。構造改革でいう「小さな政府」とは、政府がリスクの社会化の機能を
放棄するということでもある。小泉が好んで口にする「改革の痛み」とは、リスクを
個人化することによって国民一人ひとりがかぶるコストのことなのである。
391:名無しさん@3周年
08/07/31 15:30:55 UehlzsNP
【民意が反映されていない、選挙制度変えろ】
●まず、一票格差を無くせ、人口に対して議席配分をしろ、一票格差は1.2程度にしろ
・小選挙区は、問題点が多すぎる。中~大選挙区にしろ。
:小選挙制度の問題点:
・死票が多くなる、また、一票の格差が発生しやすい(民意が反映されにくい)
・一党独裁制に極めて近い状況も生まれる(小泉内閣)や自民+民主連立の動きなど
・小党にキャスティング・ボートを握られ、悪法が通る(自公連立)
・候補者と個人の癒着や地域エゴが露骨に国政の場に持ち込まれやすい
・与謝野馨は雑誌インタビューで「小選挙区制は選挙区が狭い分、大局を見る視点に欠け
選挙区の事情やメディアでの人気を優先する候補者ばかりが当選しやすい制度。
戦前の小選挙区制は『政治家が小物になっている』という理由で廃止された」と
小選挙区制を批判しており、中選挙区制に戻すべきと主張している。
日本の選挙制度は、元々英国、ドイツに倣ったもの。適正議員数は人口比で考えた方が良い
民意を反映させるため人口を鑑みて、衆議員定数600以上が望ましい。
【一元主義型議院内閣制】
日本 人口12728万人 参議院242議席 衆議院480議席
英国(イギリス) 人口6027万人 上院700議席 下院646議席
ドイツ 人口8242万人 上院(連邦参議院)69議席 下院603議席
スペイン 人口4319万人 上院259議席 下院350議席
オランダ人口1631万人 上院(第1院)75議席 下院(第2院)150議席
スウェーデン 人口901万人 一院制349議席
392:名無しさん@3周年
08/08/08 14:18:08 2LYeTCf9
[8]5:41 08/06/28 05:41 ghTow2CPdT
>>0
民主党の本来の姿は反自民・打倒自民の為の選挙共闘組織なんだよ。
まずは民主党政権を造り、自民党の既得権益を破壊し、構造改革を志向した。
それが済んだ後は保守主義と社民主義とを軸に政界再編を行い、
保守政党と第三の道≒社民政党とによる二大政党制を樹立する計画だった。
ところが小泉による自民党の破壊と新保守政党への脱皮がなされた為、
反ケインズで自民を飛び出した新保守の大義名分が失われた。
しかも世界的な反新自由主義の波が押し寄せ、左傾化が鮮明化し、
第三の道路線も破綻して社民主義が見直される機運まで高まってきた。
保守と第三の道による二大政党制自体が時代遅れになっちまったわけ。
結果、民主は新保守を含みながらも社民主義に軸を移さざるを得なくなった。
ちなみに前原氏らはこの「新保守」に該当する勢力で、
政界再編が行われればやがては保守政党に移るであろう人物。
今の社民路線を快く思わない新自由主義系の民主党議員は結構いるから。
まあ、こんな感じなので、政界の混乱は当面続くと思うよ。
冷戦後の日本は、欧州と違って社民主義自体を棄ててしまったから、
まず社民勢を復活させる為のキーマンも人材も恐ろしいほど不足してる。
中道左派~左派にかけての政治勢力の建て直しが困難なのよ。
そして保守派の方も時代遅れの新保守だらけになってるから、
まあ自民左派=経済左派の連中が引っ張れば何とかなるとは思うものの、
やはり過不足ない経済運営が行われるかというとかなり怪しい。
その前に恐慌が来て既成勢力は共産以外は大打撃という展開もあるけど。
欧州なら社民政党左派が主導し勢力を増す事で恐慌を乗り切れるだろうけど、
日本にはこの「社民政党左派」に該当する勢力が殆どいない為、
いきなり社民政党をすっ飛ばして共産党にお鉢が回る構造になってる。
共産党が強くなりすぎるのは危険な賭けだけど、手がないのも事実。
ちなみに米民主党のニューディールは米社会党の政策を丸呑みしたもので、
恐慌時にはあのアメリカですら社会主義政策で乗り切ったというのが史実。
リベラル(自由主義)は恐慌時には何の役にも立たない。
社民主義を棄てリベラルを増やしたツケは国民が払わされる。
393:名無しさん@3周年
08/08/10 07:45:12 /Iv5Qnw3
ネオリベとリベラルを混同するなって
394:名無しさん@3周年
08/08/10 08:02:13 K8OXUHsV
[唐突ですが参考資料] スレリンク(news2板:665番)
665 名前:朝まで名無しさん[sage] 投稿日:2008/07/25(金) 17:30:50 ID:9gUOaJM/
小泉政権時代の不審な事件
【議員】 石井紘基:民主党議員。政界を震撼させるようなネタが見つかり、国会で追及する準備中に刺殺。
【911関係】長谷川浩:NHK解説主幹。イスラエル国籍を持つ数百人が被害を免れていたことを発表。数日後にビルから転落死。
米森麻美:元日本テレビアナウンサー。義父がゴ-ルドマンサックス証券名誉会長。出産3週間後の2001年9月16日自殺。
【りそな関係】平田公認会計士:りそな銀行を監査中に自宅マンションから転落死。
鈴木啓一:朝日新聞で敏腕記者として知られた人物。次期天声人語執筆者と目されていた。
りそな問題後、りそなの政治献金が10倍になっていることを記事にし東京湾に浮かぶ。自殺。
植草一秀:ご存知、経済学者のミラーマン。手鏡でスカートを覗き、痴漢逮捕。
太田調査官:国税調査官。りそなの脱税問題を調査中に手鏡でスカートの中を覗き、痴漢逮捕。
【郵政関係】 石井誠:読売新聞政治部記者。郵政問題の記事を書いていた。総連の隣のマンションで変死体で見つかる。事故死。
【ライブドア】 野口英昭:証券マン(エイチ・エス証券)で、ライブドアの匿名投資組合に関する入れ知恵をしていた人物。
沖縄のホテルで受付に助けを呼びつつも割腹自殺。
【耐震偽装】 森田信秀:森田設計事務所社長。木村建設/総研/ヒューザーなどの耐震偽装問題が浮上する直前に鎌倉市の海岸で遺体を発見。
姉歯元1級建築士の妻:姉歯が失踪し「消されたか?」と囁かれだした直後、突然自殺。その後姉歯が姿を現し、逮捕される。
斎賀孝治:朝日新聞デスク。耐震偽装問題を調べていて自殺。
【イラク関係】奥克彦在英国大使館参事官、井ノ上正盛イラク大使館三等書記官:
イラクで銃撃死。政府が情報公開を拒むなどしたため米軍誤射など様々な憶測を呼ぶ。
調べればもっと出てくる戦後からだと何百人もの人が不審な死を遂げている
395:名無しさん@3周年
08/08/10 08:09:02 K8OXUHsV
(ネット自民公明支持誘導工作員の工作類型) 〓情報拡散推奨〓
1.自民の売国を薄める※1
2.共倒れ工作※2
3.矛先逸らしと責任転嫁
4.分断※3
※1
「民主、社民、共産は中国への売国政党だ」、「これらの政党が政権をとったら国が無くなる」
などとネット上のブログや様々なスレで何度も発言しまくることにより、自民党が外資やアメリカへ
現在進行形で行っている売国行為を目立たなくさせる。
※2
評判の悪いAと落ち度のないBをどっちも最悪だと共倒れを繰り返すことで
落ち度のないBにダメージを与える。
これ以上評判が悪化しようのないAと落ち度のないBを同化することで
相対的にBの足を引っぱる際に効果的な手口。
どっちも駄目だとイメージ操作することで、国民のアパシーと投票率の低下を招来
→組織票を動員できる政党に有利な工作と言える。
※3
世代、職業、社会的立場、ネットウヨ・バーチャルサヨなど国民の属性ごとに対立分断させることで
本来の元凶に不満の矛先が向かわないようにする工作。
従来の「公務員vs民間」が有名だが最近では、後期高齢者医療制度における「老人vs若者」、
小泉スレにおける、明らかに分断を意図した執拗な「悪いのは小泉ではなく妄信していた国民の自己責任」工作など。
ネットで繰り広げられる工作類型は、だいたい上記の3つに分けられる。
バリエーションはいろいろあるが、目立つ工作パターンはほとんどのこの3パターンに収斂される。
396:名無しさん@3周年
08/08/15 16:25:18 BkXGQfMP
アメリカにも自民党一党支配体制を終わらせて政権交代のある民主主義にさせよう
と考える勢力はいるのでしょうか?
アメリカも経済が日本に道連れにされるのは嫌だろうから。
397:名無しさん@3周年
08/08/17 23:05:32 DA0gchSx
上げとこう
398:名無しさん@3周年
08/08/24 16:02:02 JEOx4jv2
自民党にも日本は政権交代のある二大政党になるべきと考えてる議員も
いるのでは、だからわざと国民から反発を買うようなことやってる、あるいは
やらせる方向の持ってく。
399:名無しさん@3周年
08/08/27 23:46:03 IcL52lhW
◎自民党と民主党は実質的に派閥という名の政党による政党連合である。
◎自民党の派閥は利権集団である。
◎民主党の派閥は政策集団である。
◎自民党は利権連合である。
◎民主党は反自民連合である。
◎小選挙区制では派閥政治は維持出来ない。
◎派閥政治を否定し党員の思想を一致させるには国会議員の数が多すぎるために不可能である。
◎国民が望んでいるのは政権交代ではなく政界再編である。
◎政界再編は自民党と民主党が政党連合に再編成され政党の連合間の移動が自由になることによってなされる。
◎自民党と民主党のうち先に派閥を政党に格上げし政党を政党連合に編成したほうが次の総選挙で勝利する。
◎インターネットによる選挙活動を認めれば大選挙区制度を導入出来る。
◎大選挙区制度では支持団体を持つ政党と知名度のある候補者が有利である。
◎無名候補者のために比例代表区制度が必要である。
◎外交姿勢による現職国会議員の勢力図は「親米親中」>「反米親中」>「親米反中」>「反米反中」である。
◎外交姿勢による日本国民の勢力図は「反米反中」>「親米反中」>「反米親中」>「親米親中」である。
400:名無しさん@3周年
08/08/31 15:37:51 7SLWvsRg
400
401:名無しさん@3周年
08/08/31 15:42:50 r6QljoLS
政党は国会議員の給与負担を増やす温床にしかなってない
402:名無しさん@3周年
08/09/05 15:29:52 gMFT2sNv
与党に与えられたものが改革要望書であるように、政界全体に与えられた改革要望書が
二大政党制の確立なのでしょう。自公民以外はこれに組しないのでマスコミから無視
されていますね。米国にとっては二大政党制は日本国をコントロールするに最適の装置
でしょう。
さらに、各政党の中が二つの勢力によって構成されていれば、もっとコントロール
しやすくなります。この装置は日本国民にとっても政治をコントロールできる装置なの
ですが、この国民は選挙の一票をそのように使うセンスはないようです。
したがって、米国がこの装置を活用して米国のための政治へと誘導できているわけです。
両候補が選挙での勝敗にかかわらず挙党体制を維持する理由は、このような線に沿って
いるのだと思います。
なぜ一本化せず選挙をするかといえば、これによって民主党の内部の勢力分布が明確になり
それはそれなりに外部からコントロールしやすくなるわけです。米国がコントロールすると
はあらゆる分野の「民営化」を通してです。
403:名無しさん@3周年
08/09/05 16:23:02 jGV9VMfi
二大政党にはならないよ。なぜなら自民が次の選挙で大敗するだろうから。
その後、社会党みたいに消えていくだろう。
404:名無しさん@3周年
08/09/05 17:07:06 QGzDGjjg
民主と共産の2大政党になりそうな気配。
405:名無しさん@3周年
08/09/05 17:34:56 vzyPOL85
創価 公明党