08/05/04 08:39:48 HuDJ1/De
>>667
トヨタびいきの方も
どうか現実を直視されたいと存じます。
トヨタでリコールが急増している理由については、
三菱自動車が00年7月に発覚したリコール隠しで経営に深刻な打撃を受けて以降、
リコールを積極的に届け出る傾向になったことも指摘されている。
ただ、トヨタの場合、輸出の増加で部品メーカーを含め国内の生産現場に過度の負担がかかっているとの声もある。
北米や中国、アジアなど全世界で生産体制を急拡大しており、
これに見合った現場の人材育成が追いついていないとも指摘されている。
また、三菱自動車の品質諮問委員会メンバーを務めた自動車評論家の岡崎宏司氏は、
生産体制の効率化が、リコール増加の構造的な要因につながっていると指摘する。
メーカー側はコスト削減を図るため部品の共通化を進めており、
一度不具合が生じれば、リコールは複数の車種で膨大な数にのぼるからだ。
国内市場のリコール対象台数は、01年度の329万台から、05年度には566万台と急増している。
トヨタへの消費者の信頼が揺らげば、日本メーカー全体のイメージに悪影響が広がる恐れもある。
世界的な展開に見合った品質管理の一層の強化が急務との指摘も多い。
(2006年7月14日 読売新聞)