08/03/25 15:14:39 6v8uiVRK
利益2兆円弱の日本一企業、トヨタ自動車は、マスコミが良い話しか書けない為に、
社内に入ってぶち当るネガティブな事象は全てがギャップになる。
「東海地震が来るのを待ってるんじゃないか、という噂があるくらいです」
トヨタの若手社員がそう説明するのは、ほとんどの新人が入るオンボロ独身寮のことだ。
広さは4畳半で「窓の隙間が空いて風が吹き込んでくるので、ガムテープを貼っている」という。
風呂トイレ共同、キッチンもなし。これが標準だ。
5棟以上ある独身男性寮のうち、2棟だけは比較的新しく6畳と広めだが、
今でも新入社員のマジョリティは4畳半の寮に月額約6千円の負担で入る。
6畳の寮も9千円前後だが、「会社が振り分けるので、自分では選べない」という。
寮は概ね本社から6キロ程度の場所。
本社がある豊田市トヨタ町は、名古屋市まで車でも1時間ほどかかる田舎なので、
平日は名古屋に出る時間を取れない。
「思ったより田舎だ、と聞いてはいたが、聞いていた以上に田舎でした」(若手社員)
会社側は学生の「いい会社のはずのイメージ」を破棄しないように、
トヨタ町の本社周辺には学生を連れて来ない。
こうして生活範囲を限定され、会社が生活を拘束するわけだが、仕事面での満足度もそう高くはない。
年功序列、終身雇用を未だに維持しているため、
若手は責任ある仕事を任されずスキルが身に付かないのだ。