07/07/23 21:16:58 ssvv/vSH
民主党などが公約した基礎年金全額税方式の実現可能性・有効性について検証してみる。
不公平感が起きないか?
社会保険料を支払った割合で年金受給できるのが今までの方式。
全額税方式では、社会保険を一度も支払わなくても基礎年金部分は受給できることになる。
一生涯ニートだったり未納者であっても基礎年金部分は受給可能だが、それで公平性が保てるか?
モラルハザードが起きないか?
収入による支給制限は可能か?
年金受給時の年収か、最後の3年間平均か、生涯収入の平均かと意見がまとまっていないようだが、
そもそも、国民全員の年収を補足して平均出すなんて可能か?消えた年金の二の舞にならないか?
節税やり放題の自営業者とサラリーマンじゃ税金と年金で2重の不公平にならないか?
収入は低くても、土地や資産がたくさんあるやつ、親が死ねば莫大な財産を相続する人間が世の中
にはゴマンといる。
そもそも年収だけで受給の可否を決めていいのか。
企業は基礎年金を受け取れるような賃金体系を採用するだろう。
自営業者は親族に名義分散して自分の収入はいくらでも小さくできる。
現に自分は年収1000万円だが住宅ローン、子供の教育費、両方の親の介護費で借金漬けだ。
生活保護だと資産と負債、親族の収入などを審査するから公平だ。
この制度、まだまだ考える必要がありそうだ。