07/11/28 00:45:36 Cv1tguST BE:848113766-2BP(0)
>戦前が余りにも中央集権体制が強すぎて戦後それがマシになったに過ぎないんですよ。
マシになったのに一極集中が一層進行したってのは、論理的帰結として成り立たないでしょう。
中央集権の度合いで一極集中の進行に影響するという論の立て方なら、戦後はむしろ一極集中が沈静化するのが当然です。
>国が音頭をとって多極分散を進めようとしたこと自体が、地方分権が十分になされず地方ではなく中央に
>財源と権限があったという証拠なんですよ。地方分権が十分にされていれば、それぞれの地方自治体が
>やっていたことです。
おかしいんじゃないですか?地方分権が十分になされていれば今迄の不均衡が温存されたままの経済格差から、当然使える財源の規模にも差が出ます。
財源の規模の差を権限で補えることは可能かも知れませんけど、今度は政策の不平等から来る国民福祉の不平等という問題が出てくる。どう突き詰めても経済格差を残したままでの地方分権では、多極分散になり難いのですよ。元々のスタートラインが違うのだから。
>首都機能移転により今の経済機能の集積を直接分散させたり、どこかに移転させることは困難でしょう。
じゃ、何のための首都機能移転なんでしょう?政策エリートだけが安全圏に逃げ出して(笑)、今よりも秘密度の高い密室を作る光景しか自分には思い浮かびませんが。