07/08/15 23:34:54 /tha4Ngv
◆世界の政治は、円安を容認へ。 エスプレッソダイアリー@信州松本
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日米欧の中央銀行が、そろって市場に資金を供給。
これで8月の日銀による利上げは消えました。
短期の金利市場は、すでに7割ほど利上げの見送りを織り込んでいる
ようです。いまごろ欧州の政治家たちは、腹をくくっているかもしれ
ません。1ユーロが170円を超える展開を。これだけ株安と円高との
連動がハッキリしてきたら、もう誰も円キャリー・トレードを批判
できない。私は2007年のうちに1ドルが130円を超えると思います。
7月に福井総裁は、「自分の家の庭先だけをキレイにしておくわけ
にはいかない」と述べて、次の利上げを示唆していました。
「庭をキレイにしておく」とは、円安を維持し、輸出に有利な状況
にしておくこと。もう日本ほどの経済大国になれば、グローバル経済
の中で自国の通貨が果たす役割を無視することはできないのです。
おそらく1USD=124JPYまで急速に円安が進んだ頃には、世界から
批判が集まったのでしょう。
ところがサブプライム問題を引き金に円高へと逆流してみれば、
世界の株はドカーンと落ちる。世界の通貨当局は、これで円安を
容認せざるを得なくなりました。