07/06/24 19:35:44 22nC9kQ6
「日本の失われた10年」は80年代後半の過大に評価された日本経済の
反動によってもたらされたものだろう。1989年の世界企業の時価総額
のランキングを見ても日本企業によって占められたような状態であり、
上場日本企業の時価総額はアメリカとイギリスを合わせたよりも大きかった。
現在の経済状況から見れば想像もできないような状況だったのですが、
まさに日本企業はアメリカを上回るダントツの強さを持っていた。
それが今や外資による三角合併の脅威にさらされている。
日本の金融体制が徹底的に破壊されて、日本の都市銀行が今や三つの
メガバンクに整理統合されてしまった。これは政府日銀がBIS規制など
を受け入れて日本の銀行経営に規制の枠を嵌められてしまったからですが、
欧米の規制をなぜ日本が受け入れなければならないのだろう?
欧米は信用貸しが主流ですが日本は土地担保金融が主流だから、銀行の
自己資本は少なくても済むはずだ。ところが政府日銀はその規制を受け
入れてしまった。日本経済がおかしくなり始めたのは政府日銀内部に
国際金融資本の協力者がいるのですが、政治家の経済無知に付け込んで
様々な方法で日本経済の手足が縛られて、気がついた時は取り返しの
つかないことになってしまった。
橋本内閣の金融ビックバンは橋本総理の経済的無知につけこんだから
ですが、それを吹き込んだのは大蔵省の榊原財務官だ。今は竹中元大臣も
榊原元財務官も責任を追及されることなく慶応大学の教授に天下っている。
竹中とハバートCEA院長とはハーバードで同窓だし、榊原とルービン
財務長官とは同じくハーバードで同窓だった。つまりリモコン代わりに
アメリカから操られているのですが、日本の政界はこの事が分かって
いても彼らを首にはできない。日本に米軍の軍事基地が百近くもあって
は日本の政治家はアメリカに逆らう事は許されないのだ。