07/06/14 01:08:35 0hnwGx4+
>>287
参考:
~~外資を驚喜させた東京地裁の司法判断~~
ジャスダックに上場している東京の産業用制御機器メーカーのニレコという会社
が、ライブドア騒動を教訓にして、2005年3月に事前防衛策として新株予約権を
利用したポイズンピルを発表したのですが、同年5月に英領ケイマン諸島に籍を置く
「ザ・エスエフピー・バリュー・リアライゼーション・マスター・ファンド・リミテッド」という
投資会社が新株予約権発行の差し止めを求める仮処分を東京地裁に申請しました。
東京地裁はこの投資ファンド側の主張を認め、発行差し止め仮処分を出したのです。
これはポイズンピルをめぐる初の司法判断として注目されましたが、その際に示された
基準が、わずか5日前に発表されたばかりの経産省のガイドラインに極めて近く、むしろ
それを上回るほど防衛する企業の側にとって厳しいものだったのです。
(「国富消尽」 吉川元忠 関岡英之 著)