07/03/27 01:10:41 zpWPogas
【検察の事件処理】
▽起訴 … 有罪に持ち込む嫌疑があり裁判求める
▽略式起訴 … 嫌疑あるが「被疑者同意の下」、罰金刑で裁判にならない。『証拠を集められず裁判になっては困る検察と被疑者との密室による手打ちに使う。』
▽起訴猶予 … 嫌疑あるが犯罪が軽微だったりして処罰求める必要なし。『実質不起訴と同じ。検察が不起訴だと困る場合に使う逃げ道用。』
▽不起訴 … 嫌疑なし又は嫌疑不十分
▽処分保留 … 起訴か不起訴かの判断見送り。後から上記のいずれかになる。
■3人は処分保留で釈放されてから起訴猶予へ。法人は略式起訴（略式命令は100万円の罰金＋1ヶ月の入札禁止）へ。
■なんと検察は処分の理由をただ「反省しているから」と言うだけで明確な説明をしていない。
（▼→『反省しているから不起訴』、こんなの初めて見た…ｗ。政治ファッショ、検察ファッショの逮捕やりたい放題。逆に、無罪冤罪であっても反省しなければ有罪か…。）
確実に言えるのは、検察がこの事件を裁判に持ち込みたくなかった、つまり裁判で有罪に持ち込む自信がなかった。
仮に裁判になれば、ヤマハ側は可視外飛行能力を巡って学者や技術者を次々と法廷に呼び検察の構図を激しく攻めたてる予定だった。
さらに了承メールを送った経産省の官僚まで法廷に呼ばれ、『経産省による告発という事件の前提すら崩れかねない事態。』
▼→当時の中川昭一経産大臣や官僚幹部の責任、国家賠償、更に当時 ヤマハを叫弾し「遺憾」を表明した安倍官房長官にまで疑念は波及する。
告発や逮捕時には盛んに告発時の安倍官房長官の遺憾表明会見映像が流れたが、今は殆ど使われない。
■ヤマハにとっても、裁判持ち込みによるこれ以上のブランドイメージ低下と裁判費用や経営責任を恐れ、密室での検察側からの手打ちを受け入れた。
180度方針転換し略式起訴を受け入れても輸出企業であるヤマハにとっては、
（これから先の他の輸出製品の事を考えて）法廷で所管官庁である経産省と争うのはできれば避けたかった。
▼→社長を任意聴取したのは、手打ちの略式起訴を受入れないと社長までやるよという脅しか、実質手打ちの交渉のためか、社長にまで手を出したという検察警察のメンツのためか。
組 対 組の手打ちみたいだ…。まさに特高だ、今の検察警察は。
続く