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ブッシュに本当に土下座していた小泉純一郎
2007年10月21日10時00分
02年にカナダで開かれたサミットで、小泉純一郎首相(当時)がブッシュ米大統領の足元にひれ伏した―。共同通信が17日配信した記事が、大きな話題になっている。
フランスの有名カメラマン、パスカル・ロスタン氏がこのほど出版した共著「スクープ」の中で暴露したもの。
何でも、各国のお歴々が談笑する中、シラク仏大統領が、日本のお辞儀は相手によって頭の下げ方が変わると、
知日派ぶりをアピール。小泉首相はそこですかさず、
「君にはこうしなくちゃいけないだろうな」と、
ブッシュ大統領の前で両手両膝をつき、ひれ伏したと
いうのだ。要は、土下座したわけ。
カナダの首相と友人関係だったために間近で取材で
きたロスタン氏は、決定的瞬間を撮影したというが、
日本の世論への衝撃を考えて写真は公開しないんだとか。
小泉お得意のパフォーマンスだったとしても、早くもネット
上では「一国の首相がやることか」などと非難ごうごうだ。
小泉事務所に確認したところ、「一切分からないし、
知らない」と電話を切られてしまった。
01年9月にNY同時多発テロが起き、小泉政権は10月
にテロ対策特措法を成立させた。その翌年のサミットでは、
首相としてのプライドもなく、ブッシュに土下座。いかにも
“忠犬”らしいエピソードだ。
【2007年10月18日掲載】