07/07/22 20:43:38 BDEpbQkD
1 :うし☆すたφ ★:2007/07/21(土) 09:03:12 ID:???0
7月18日(ブルームバーグ):近ごろ、われわれ日本ウォッチャーの口をついて出るのは
「小泉前首相、カムバックを」という言葉だ。このようなセリフを吐くことになろうとは
夢にも思わなかったのだが・・・。
2001年4月から06年9月まで首相を務めた小泉純一郎氏は、ユニークな個性の持ち主だった。
たてがみのような髪型、単刀直入なコメント、リチャード・ギア似の風貌。
小泉氏は、強いリーダーシップを渇望していた日本人の心をとらえたのだ。
しかし首相退任時には、その人気にも陰りが見えていた。靖国神社参拝により中国などとの関係は悪化。
所得水準の向上についても話ばかりで、具体的な施策に乏しいとの見方が広まっていた。
だが国民が真に怒るべきなのは、安倍氏を後任首相に選んだことだろう。
スキャンダルまみれで強いリーダーシップに欠ける安倍政権は、小泉氏が公約した改革を
放り出そうとしている。株の持ち合いや買収防衛策は、小泉政権時代よりも増加している。
「日本株式会社」の復活だ。
ことわざにもあるように、「失って初めて価値が分かる」のだ。安倍政権が発足して
10カ月たった今になって、小泉氏がどれほど行政改革を進めたかがよく分かる。
小泉氏はサッチャー元英首相のように、景気回復と金融市場の規制緩和を原則に掲げた。
小泉氏と当時の竹中平蔵経済財政・金融担当相は、銀行の不良債権処理と世界で最も
硬直していた経済の効率性向上を推し進めた。
●安倍首相の関心
小泉政権時代、私はかなり辛口だったが、今の日本経済にはもう数年、小泉政権が必要だ。
29日投票の参院選の結果次第では、自民党の新リーダーが選ばれる可能性もある。 (続く)
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