07/01/10 17:03:48 vVm+C1m0
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「2016年か、20年開催になるかどうかは別として、東京の都市改造にはオリンピックは千載一遇のチャンス」
と話すのは、青山 （やすし）明治大学大学院教授（行政学）。
石原都知事の下で99年から03年まで副知事（危機管理、防災、都市構造、財政担当）を務めた、都市政策の専門家だ。
青山氏は、都庁時代から一貫して東京へのオリンピック招致を唱えてきたが、
「周りからオリンピック、という声は聞こえてこなかった」という。
青山氏によれば、東京の都市改造の機会は20世紀に3回あった。1923年（関東大震災）、45年（終戦）、64年（東京オリンピック）だ。
23年には当時の東京市長（現・都知事）だった後藤新平が昭和通りと靖国通りを拡大させ、
64年には首都高、東海道新幹線などの交通インフラが整備されたが、
「そのほかにも、競技場、選手村などの箱モノを造るのが精いっぱいで、東京を全体的に見た都市づくりを行うゆとりがなかったのです。
それから半世紀。ようやくオリンピックを起爆剤とした都市づくりができるようになった」（青山氏）という。