08/06/22 18:30:04
吃音とは
声帯、呼吸筋、横隔膜、口唇、舌、口蓋筋などの痙攣によって、
発音の際、第一声が発音できなかったり、繰り返したりする症状。
身体的な欠陥よりも心因的な要因が大きいとされている。
第一声がまったく発音できない吃音を難発(ブロック)、
同じ音を何度も繰り返す吃音を連発(繰り返し)、
第一声を不自然に引き伸ばす吃音もある。
症状の重軽度では、難発、連発、引き伸ばし、の順に重いというのが一般論である。
非吃音者は精神的に緊張した場合に吃音(どもり)が発生するが、
吃音者の最大の特徴は、さほど緊張する場面でもなくとも発声が困難である点である。
日本人の場合、吃音者は約1%の割合で存在するが、吃音者自身は、発音しにくい単語を巧みに避けて会話をこなしたり、
あるいは会話そのものを避けることが多いため、吃音者の存在はあまり知られていない。
彼らは就職活動において、面接や集団討論をどのようにこなしているのだろうか。
また、仮に就職したのち、実際に仕事をする場面での電話応対、挨拶、ミーティングなど、
業務に欠かせない発話という行為をいかにこなしているのだろうか。