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スキャンダルを仕立てて若い有為な人材をつぶすのか
東京六大学野球のある優秀な選手がプロ野球のドラフト指名から漏れる事件が起きた。
理由は、その選手が同性愛ビデオに出演していた、と週刊誌が報じたためである。この事件、
たとえ週刊誌の報道が事実だとしても、ドラフト指名から外すほどのことなのか。当該選手は、
何も悪いことをしていないはずである。同性愛を理由に採用取りやめなど、人権侵害以外の
何物でもないのではないか。そのあたりのことは、指名するはずだった球団もご理解遊ばされ
ていたようで、「諸般の事情を総合して指名を取りやめた」との社長コメントを発表なさって
いらっしゃる。理由にならない理由で、将来ある大学生をつぶす(それは同時に、故意に戦力
補強を放棄してファンを裏切ることに他ならない)球団に限って、親会社がしたり顔で社会
正義を説いたりする。誰が信用するものか。もちろん、その選手がプロ野球で大成するかと
は別問題である。
と思っていたら今度は、別の有名大学の有望ラグビー選手がやはり同性愛ビデオに出演していた、
との記事が週刊誌に報じられた。野球とラグビーは二大大学スポーツ、記事を載せた週刊誌も
ライバルどうし、いかにもありそうな筋書きである。こちらの方は、学生の本分にふさわしく
ない行為をした、との理由で部が出場停止にした。確かに、成人限定ビデオで裸をさらしているから、
学生の本分からは逸脱しているかもしれない。