07/09/22 17:37:29
■警察官も休日出勤
一カ月単位で集計し達成できなければ、課長、署長から厳しく叱責(しっせき)され、始末書をとられます。
二―三カ月も目標未達成なら、実績低調者として本部(地域課)に招致され罵(ば)声を浴びせられて叱責
されます(これを招致教養と言っています)。
私は三交代勤務で当直、非直、労休を繰り返します。当直は二十四時間勤務でほぼ徹夜勤務(朝九時十
五分から交代勤務者が来る翌日の午前十時まで)です。当直勤務は事件事故の対応処理や交通違反検挙
のための警ら活動を強いられていますので仮眠の四時間はほとんど寝ることもできません。
しかし私たちは非直の日も「非直勤務で実績を上げろ」と命令され、帰宅することもできずに、制服で交通取
り締まりや張り込みによる刑法犯検挙をさせられる毎日です。労休日もノルマ達成のため街頭で取り締まりの
仕事をさせられることが多いのです。
■残業代はほとんどでませんのや
このように月百時間から多い月は二百時間くらいの過酷な超過勤務をさせられますが、超過勤務手当は
ほとんど支給されません。正規に計算した金額の約5―6%くらいが支給されます。九割強はピンハネされています。事実なのです。
このことについては、幹部は「警察はただで働かせて使うことができる。いやなら辞めろ、おまえに支給する給料
で若いやる気のある警察官が採用できる」と脅し口調でいつも言っています。私は、家族を路頭に迷わすわけにはいき
ませんのでじっと我慢しています。