07/06/06 22:03:01
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
コムスンの全事業、グループ連結子会社に事業譲渡へ
訪問介護大手「コムスン」(東京都港区)が、厚生労働省から
介護事業所の新規指定などが認められなくなった問題で、
親会社のグッドウィル・グループ(GWG)は6日、コムスンの全事業を、
同グループ連結子会社の施設介護会社、日本シルバーサービス(東京都目黒区)に譲渡する方針を決めたと発表した。
理由についてGWGは、「顧客へのサービス継続と従業員の雇用の確保を最優先するため」としている。
厚生省の指導で、介護事業所の新規指定と更新が5年間認められなくなり、
コムスンの事業所は現在の2081事業所から2011年度には426事業所にまで減少する見通しとなった。
GWGは、日本シルバーサービスに事業譲渡することで、
コムスンの行っていた訪問介護事業はすべて継続できるようになるとしている。
厚労省はサービス停止に伴う混乱を避けるため、利用者への説明や他事業書への紹介を徹底するようコムスンに求めている。
GWGは、グループ内の介護関連会社である日本シルバーサービスに一括して訪問介護事業を譲渡することで、
混乱を最小限に抑える狙いとみられる。GWGは「厚労省と相談の上、決定した」(広報IR部)としている。