07/06/22 21:02:31
思うのだよ。
入社して仕事をやり始めた時は、仕事のレベル・社員のレベルが
低いのに驚いた。もちろん社会的地位が低いのにも驚いた。
世間知らずといわれたら言葉もないが・・・。
だが、仕事的には自分の能力の10%も出せば圧勝だった。
別に私だからではない。他業界から来た人は皆そう感じる
と思う。
マナーにしても言葉使いにしても、まるでなってない。
これではバカにされても仕方ないと憤慨したものだ。
ところがどうだ。
歳月が経つと、自分の出す能力のパーセントが20%・30%と
上がっていかざるを得なくなったのだ。
不思議だった。あとになって気付いた。
この業界に感化されたせいだと・・・。
今では自分の能力の100%を出し切って仕事をしている。
別に仕事のレベルが上がったわけではない。
自分が退化したのである。この程度の仕事に見合う能力に成り下がって
しまったのである。これは怖ろしいことである。
人間の成長には環境がいかに大事であるか。身をもって知ったのである。
若い人、可能性のある人はこの仕事に馴染んではいけない。
また、社内の人のレベルと比較してはいけない。
世間一般の人々のレベルと比較すべきである。
職業に貴賎はない。しかし、他に為すべきことがないか、今一度
考えてみたほうがいいと思う。