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イーバンク銀、110億円最終赤字・07年4―12月期
2008/02/13, 01:30, 日経速報ニュース, 438文字
インターネット専業銀行最大手、イーバンク銀行の2007年4―12月期決算は、
110億円程度の最終赤字(前年同期は4500万円の黒字)になったもようだ。
米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題に伴う
保有有価証券の評価損が膨らんだ。資金運用に偏った収益モデルを見直し、
手数料収入など安定した収益源の確保を急ぐ。
売上高に相当する経常収益は前年同期比約2割増の120億円程度となったもよう。
07年9月中間期にサブプライム問題に絡んで39億円の有価証券評価損を計上したが
、その後も金融市場の混乱が続き、関連損失が膨らんだ。自己資本比率は07年9月末
の10.03%から約9%に低下する。
イーバンク銀は07年7月時点で、サブプライムローンを裏付けとしたCDO(担保債務証券)
など約180億円の関連有価証券を保有。ただ、12月末の残高は数十億円まで減少
しており、今後の追加損失は限定的とみられる。収益の安定化に向けて、インターネット
決済の手数料見直しなどを検討する。