08/07/30 19:41:28
今までの(反戦や反差別を中心にした市民運動的な)党の闘いと、これからの
(労働者の組織化を通して資本主義・帝国主義の根底的変革を目指す)党の闘いは
決して、対立的・非和解的ではないはずです。
体制内労働運動への批判的視座をもつために、被差別部落や在日朝鮮・中国人との
階級的連帯については、職場から労働運動を起こす上でも絶対に必要なものであるよう
に思いますし、「7月テーゼ」においてもそのように展開しているように読めます。
(差別抑圧と闘うことと労働組合運動を対置させて、一面的に後者を優先させると
いうのでしたら、それは階級的な間違いですし、批判されなけばならないでしょう。)
関西の方々は「労働組合運動なんかどうでもいい」と言っているわけではありませんし、
中央派の方々も「血債の思想なんか放棄すべきだ」と主張しているわけではありません。
しかし、双方とも別々の視点から論じているに過ぎず、しかも、相手に対する罵倒だけ
が先立ってしまって、とても(党の内外を)獲得するものになっていません。
繰り返しますが、安易に一方に肩入れすることなく、現場の闘いを積み上げ、
広く・深く共闘の輪を広げることに専念しましょう。
敵は、帝国主義国家権力です。私たちの現在の力は問題にならないほど弱くかすかな
ものでしかありません。闘う仲間を獲得しない限り展望は開けません。
粘り強く、獲得に向けての努力を継続しましょう。